宝物orトラウマ? “新生児育児”の体験談と理想の子育て環境
こんにちは、佐原チハルです。
先日、初めて出産したママの育児の様子を描いた、とあるおむつメーカーのCMが話題になりました。
過ぎ去ってみると子どもの成長は「早い!」としか言いようのないものですが、みなさま、お子さんが新生児だったころの記憶ってまだありますか?それはどのようなものだったでしょうか。
今回は、初めてのお子さんを出産した直後・新生児期のエピソードと、「こんな風に育児したかった」という理想の姿について聞いてみました。
●「正直、記憶がない」という声
こちらは、5歳と3歳児のママであるAさん(30代)からの声です。
『正直、どちらの子のときについても記憶がないです。なんか毎日ツラくて、とにかく眠くて、子どもと自分だけでいる時間がすごく長く感じました。特に1人目のときは、毎日「もう無理だ」「私みたいな母親で子どもがかわいそう、私なんていない方がいいんじゃ……」とか、ビックリするくらいネガティブなこと考えてましたよ 』
ツラすぎて記憶に残すことを脳が拒否しているのではないか、と考えているそうです。
『あの時期の記憶があるままだったら、多分2人目を産もうなんて思えなかったんじゃないかとも思います』
2人目を出産のときは、上のお子さんのお世話もあるためやはり忙しかったそうですが、1人目のときの差し迫るような危機感・恐怖とはまた違った感じだったそう。
●「夫への恨みがひたすら募ってました」という声
こちらは、3歳児のママであるBさん(30代)からの声です。
『とにかく眠くて、ずっとイライラしていました。連続で1時間も眠れた時間なかったんじゃないかな。3週間は布団から出るなっていう大怪我したみたいな体で、そんなのが何か月も続くんだから、イライラしても当然ですよね』
里帰りができず、かつ旦那さんも育児休業を取得できる環境ではなかったとのことで、非常にハードな日々だったそう。
『夫は育休取りたいって言ってくれていて、私もそれを期待していたのですが、会社の状況が変わってしまって、結局取得が叶いませんでした。初めての育児で、ほとんどの時間を一人でどうにかしないといけなかったのはツラかった です……。夫が、いつもより早く出社してその分早く帰って来られるようにしてくれてたこととか、料理や洗濯もしてくれてたこととかも、わかってはいたんですけど、それでも「こっちはそれどころじゃない!」