理想とはほど遠い? 子育てしながら在宅ワークをするママたちの本音3選
時には子どもに負担をかけてしまうことも。
家族からも、「家にいる」ということで「働いている」とみなされにくいのも悩ましいですね。在宅ワーママも適度に御実家を頼れる環境にあると心強いはず。
●(3)子どもが寝た後に作業するため毎日寝不足
『ハンドメイドのお洋服をアプリで売って独自のブランドを立ち上げています。子どもが寝た後、22時くらいから明け方2時過ぎまで連日作業をしている ので毎日寝不足で、朝も起きられません……。
少し前は昼間も作業できていたのですが、ミシンを触ると子どもが怒るようになってしまったので昼間は思いっきり遊んで早く寝かせ夜に作業することに。
しっかりとしたパート代並に稼げているので保育園に入れることも考えたのですが、在宅勤務は優先順位がすごく低く預けることは不可能でした。
また、確定申告を自分でしなくてはならないので、毎年確定申告の時期はてんやわんやです。
子どもの成長をそばで見守れる上に大好きなハンドメイドの仕事もできて本当に充実していますが、とにかく寝不足なのが悩みで、子育てとお仕事で精いっぱいで主人のお世話までできないことが多いです』(30代/女の子ママ)
在宅ワークが軌道に乗ると、今度は睡眠不足や家事、育児の人手不足が大きな悩みに。
また、保育園入園の優先順位が低いことと、確定申告の壁は在宅ワーママの頭を大きく悩ませます。
●在宅ワークは仕事が好きでやりがいを感じるからこそ続けられる
いかがでしたか?筆者もフリーランスのライターとして、子育てをしながら在宅ワークを始めて今年が3年目。2人目の産前産後には数週間お休みをいただき、現在自宅で3歳、1歳の子どもを保育しながらお仕事させていただいています。
駆け出しのころは収入がほとんどない状態だったことと、日中は作業はほぼできず睡眠時間を削って執筆作業していること、家族や世間からの理解が非常に乏しくただの「専業主婦」としか見てもらえない ことなど、特有の悩みが尽きません。
けれど、子育てとお仕事、どちらも大好きだからこそ続けていられると日々感じています。
子どもが未就園児のうちは思うように仕事がこなせないこともありますが、子どもが幼稚園や保育園に通いだすととたんにバランスが良くなり、お仕事しやすい環境になるはず。お子さんが小さいうちから、在宅ワークのキャリアを積んでおくのもいいかもしれませんね。
●ライター/ましゅまま(ママライター)
●モデル/ゆみ