甘やかされた結果!? 40~50代で大卒無職の女が生息しているワケ5つ
こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。
2003~2007年に横浜市の副市長をされた甲南大学マネジメント創造学部教授の前田正子さんが書かれた、『一度も働いたことがない40~50代の大卒娘を抱えた高齢親が急増中~「家事手伝い」「花嫁修業」の弊害も』という『現代ビジネス』の記事がネットで話題です。
身近にいないのでびっくりしますよね。 私も「独身だっていいけど普通働くだろ!」「家事手伝いがお嬢様って80代の美智子様の時代の話でしょ」と思うのですが。
病気があるとか、学生時代からの引きこもりというわけじゃなく、大学も出ているのです。
前田さんによると、2000年ごろから行政窓口に「この子は一度も働いたことがないけれど親が死んだあとどうしたらいいですか?」と相談にくる親が増えたのだと言います。そんな相談に来られても困りますよね。
私もこの仕事を始めてから、「いつか結婚するから仕事とか別にしなくてもいいと思っていた 」という女性に会いました。まだマシなのは、30歳前後で社会復帰もしやすい年齢だったこと。
相談に来られても出会い以前に、若年層向けの就労支援施設を紹介したり、まともな男性がフルタイムで働いていない女性を選ばないことを説明。
「私ってそんなにヤバいんだって思っていなかった。だってほかにも同じような人いるし」と危機感がまるでないことにびっくりしてしまいます。
肝心の恋愛・婚活まで話ができないので、まずは「○○県ジョブカフェ」で検索して最寄りの行政が運営する就労支援に相談に行ってください、と言うしかないのです。
ではなぜそうなってしまうのかを説明します。
●(1)興味関心が薄い。
やりたいことがなく受け身
オタクではない。オタクってすごく夢中になる趣味があって、その反面、服装とかはどうでもいいという方がいますが、いつまでも働きもせず結婚もできない方の場合、興味関心が偏っているわけではなく、興味関心そのものが薄い のです。
物事を「正しい」「間違っている」で考える傾向があって、「自由に仕事を選べる」という職業選択で自由に選べずつまづく。
「やりたい」という自分の意思がないため基本的にすべてが受け身。やりなさいと言われたことをこなして学校は卒業できたけれど、自分で決断ができず今に至ります。●(2)友達がいないか、正社員で働いている友達がいない
職場の同僚、趣味の友達などが極めて少ない 。