材料は2つだけ! 自分で炭酸入浴剤をつくる方法と嬉しいメリット
高い温度にしてしまうと、炭酸がすぐに抜けてしまいます。また、お肌にとって必要な皮脂まで落としてしまう可能性もあります。
入ってみて「ちょっとぬるいな」と思う程度がちょうどいいということですね。
●換気はしっかりと!
炭酸入浴剤で出てくるシュワシュワの泡。正体は二酸化炭素です。
換気せずに使用した場合、浴室内に二酸化炭素がたまりすぎて、酸欠になってしまう恐れがあります。
換気扇を回す、窓をあける、浴室の扉を少し開けておくなどして、浴室内に酸素を十分とりいれながら使いましょう。
●メリットたっぷり! 愛用者の声
炭酸入浴剤づくりにハマっている人たちからは、こんなお話を伺えました。
『シュワシュワ感をその日の気分で変えられるのが、自作のいいところですね!なんだか今日はイマイチだなぁっていう日は、入れる材料の量をちょっと多めにして、強めの泡を楽しんでます』(40代女性/会社員)
プチプチ、シュワシュワのお湯は心地よく、泡を見ているだけでも楽しいんですよね。強めの炭酸にすると、その分だけストレスも解消されそうです。
ただし、前述の通り酸欠にはくれぐれも気をつけてくださいね。
中には、自己流のアレンジをして楽しんでいるという人もいました。
『私は時々、アロマオイル を入れますよ。癒やされたいときはラベンダー。シャキッとしたいときはティーツリーと使い分けています。人工的じゃない、ほのかな香りが気持ちいいんです』(20代女性/主婦)
アロマオイルを入れるときは、100%植物由来の「精油」を使いましょう。
また、精油は基本的に原液を直接肌につけてはいけないもの。
ラベンダーとティーツリーのみ、少量ならつけてもOKとされているんです。その点にも気をつけておきましょうね。
さらに、入浴後にもこんなメリットが。
『残り湯は洗濯槽のお掃除 に使えますよ。まず残ったお湯を洗濯機に入れ、クエン酸と重曹を少しずつ足します。一晩放置し、そのまま洗濯機を回すだけ。これだけで、驚くほど洗濯槽がピカピカになります』(30代女性/主婦)
クエン酸と重曹の汚れ落とし効果は絶大です。
わが家でも炭酸入浴を楽しんだあとは、残り湯を浴室小物の掃除に使っています。
やり方はとっても簡単。浴槽の残り湯の中に、お風呂の椅子やシャンプーラックなど湯垢の気になるものを全部投入!
そのまま半日くらい放っておき、適当なタイミングで湯船から引き上げます。