お風呂で一緒に挑戦! プールが苦手な子どもの水慣れ練習法3つ
慣れてきたら肩、顔、そして頭という感じで上がっていきましょう。
お湯をかけられると誰しもうつむいてしまいがちですが、できるだけ前を向いていられるように促してください。最初のうちは、目をつぶっていてもOK ですよ』(30代女性/幼稚園教諭・幼児体育指導者)
なるほど、じょうろを使えば楽しく水慣れできそうですね。じょうろがなくても、ペットボトルに穴を開ければ即席じょうろの完成です。
2L飲料やお酒の大きなボトルで作ると、迫力満点のじょうろができますよ。
もしお子さんがお湯をかけられることを怖がったときは、お花ごっこをとりいれてみてもいいでしょう。
ママとお子さんが交互にお花役となり「お水をあげましょう〜」と言いながらお湯をかけっこすると、スムーズにいきそうです。
●(3)水中では息を吐くと教えよう
『だんだん水に慣れてきたら、口をつけていきます。
このとき、水中では息を吐くこともセットで教えてあげてください。オススメは、「ろうそく1本」 という練習法。
ママが人差し指を立て、それをろうそくに見立てます。「ろうそく1本、ふ〜♪」という声掛けとともに、ろうそくを消すイメージでお子さんに息を吐かせます。
ママは少しずつ指を下げて、お湯の中に入れてみてください。ろうそくを消そうとして、子どもは口をお湯につけ、息を吐きます。口がお湯に入れられたら、次は鼻まで入るように挑戦してみましょう』(30代男性/キッズスイミングスクール講師)
水の中で思わず息を吸ってしまい、鼻や口に水が入ると苦しいんですよね。水慣れしていないうちにこの苦しい経験をしたことで、プールが苦手になってしまうお子さんも多いでしょう。
水に入るときには息を吐くこと。最初からセットで体に染み込ませておくと、恐怖心が薄らいでいくのでしょうね。
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ちいさなお子さんはまねっこが大好き。どの練習法を試すにしても、まずはママが楽しく実演してみせるのがポイントです。
もちろん、ちょっとでもできたら思い切りホメてあげましょう。
お子さんが楽しく水遊びをできるよう、いっぱいの愛情をもって応援してあげてくださいね。
●文/パピマミ編集部
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)