子育て情報『もうムダにしない! 子どもに家庭学習教材を長く続けさせるコツ2つ』

もうムダにしない! 子どもに家庭学習教材を長く続けさせるコツ2つ

という体験は楽しいものです。楽しければ、親が止めてもやりたくなります。

もちろん将来的には難しい問題に挑戦することも必要ですが、子ども自身が学ぶ楽しさを実感できるまでは、スラスラ解ける問題で成功体験を粘り強く重ねていく ことが大切なのです。

もし、お子さんが教材をやらずにいたら、お子さんのレベルにあった教材かを確認してみましょう!

●子どもが楽しく学ぶ環境を作る

優秀なお子さんを育てたママの話を聞くと、「子どもが一人で夢中にやっていて、私はただそれを見守っていただけです」という言葉を耳にします。

「子どもが一人で夢中になる」「見守るだけ」この状態は親にとっては理想的です。でも、その言葉を鵜呑みにしてはいけません(笑)。

なぜなら、優秀なお子さんを育てたママのインタビューをよくよく分析すると、「一人で夢中にやっていた」という前段階には、ママが“お子さんの学ぶ意欲を引き出す環境”をしっかり作っているケースが多いからです。

それでは、お子さんのやる気を引き出し、家庭学習教材を続けられるような環境作りにはどんなものがあるのでしょうか?

筆者は、“親が一緒に取り組む” ことが大切だと感じます。


“子どもがひとりで(勝手に)勉強をやるようになる”ことはまずありませんので、学習習慣がつくまでのあいだ、いかに親が関われるかがポイントとなります。

具体的には、子どもが家庭学習教材を勉強する時間は、子どもの隣に座って一緒にやる、それがどうしても難しいなら子どもの見えるところにいることです。

リビング学習も選択肢の1つだと思います。有名大学の学生の中にもリビング学習を実践していた割合が高いといわれています。

また、先ほどもご紹介した杉渕鐵良先生の著書『自分からどんどん勉強する子になる方法』でも、子どもが勉強するかどうかは『親の関わり度合いにかかっている』と述べられています。そして、親は隣に座って、一緒に問題を解く(同じ問題を解く) ことをすすめられています。

さらに、家庭学習教材をやるときは“楽しくやる”のもポイントです。お子さんががんばったときには、がんばりをたくさん認めましょう。


また、勉強を終わらせるときは“楽しい気持ち”で終わらせましょう。そうすると、また次もやりたい気持ちが芽生えます(一所懸命やっていたにもかかわらず、最後は疲れてイライラしてしまうお子さんがいますが、とてももったいないことです)。

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