松居一代だけじゃない!? 夫に“ブチ切れる妻”が急増している理由と対処法
子どもが生まれたら変わると思ってたのに、出産後も相変わらずの生活。はじめての育児でとても不安だったのに、全く頼りにならない夫にイライラしていました。ある日いつものように酔っぱらって帰ってきて、「おーい!パパが帰ってきたぞ〜! 」と寝ている子どもを乱暴に起こし始めました。
それを見た私はブチ切れ。「あんたなんか父親じゃない!この子に何かしてあげたことあるの?せっかく寝かしつけたんだからほっといて!」と言うと、夫も「なんだその言い方は!」とキレて大げんかになりました。今は実家で暮らしていますが、いずれあの夫のもとに帰るのが憂鬱です』(34歳女性/主婦)
これはキレても仕方ないエピソードですね……。
寝かしつけた子どもを仕事から帰った夫が起こしてしまう、という出来事は多くのママが経験していることと思いますが、普段はまったく育児に関与しないのに、そういうときだけ子どもに構おうとする夫の場合はよりイライラしますよね。
この方はこの日を境に夫婦関係に亀裂が入ってしまったそうです。
●夫にキレる人が急増している理由
これまで夫にキレたことのある妻たちのお話を見てきましたが、どのエピソードにも共通していることがあります。
それは“不公平感”です。
現代ではおよそ2世帯に1世帯が共働きだと言われています。そのため、昔のように「夫は仕事、妻は家事・育児」という役割ではなくなってきています。
しかし、夫婦の役割が変わっているにも関わらず、いまだに昔の価値観を持ち続けている男性は少なくありません。それがどういうことにつながるかというと、「夫は仕事、妻は仕事・家事・育児 」という非常に不公平な役割分担となってしまいます。
そうした毎日にイライラと不満をためこんでしまい、ついには怒りとなって爆発してしまう妻が急増しているのです。
つまり“キレる妻の急増”は、“家事育児を手伝わない不公平な夫の急増”と比例していると言い換えられるかもしれません。
もちろん、要因はそれだけではありませんが、実際夫に激しい怒りをぶつける人は日頃のストレスが爆発してしまっているという人が多いです。
この問題を解決するには、妻だけではなく、夫側にも意識改革が必要になってくるのではないでしょうか。●夫にキレないための対処法
●(1)家事育児の分担表を作る
家事育児の分担に不満がある方は、一度自分たちの家事育児の分担表を作ってみるといいでしょう。