知らないと後悔する!? インターナショナルスクールに入学する前の注意点
みなさま、こんにちは!海外生活25年続行中、国際結婚、国際子育て真っ只中のバイリンガル教育パパ、Golden Beanです。
インターナショナルスクールで学ぶメリットとしては、
(1)優れた英語力が身に付く
(2)自分とは異なる文化への理解力が身に付く
(3)個性尊重の教育により、個性が伸びる
(4)自由の中で、守らねばならない規律を学べる
以上の4つが挙げられます。
では、逆にデメリットはあるの?気を付けないといけないことはどんなこと?不安もありますよね。
今回は、インターナショナルスクールにお子様を通わせるという決定をするまでに知っておいた方が良い注意点を、シンガポール、オーストラリア、上海と3か国で娘をインターナショナルスクールに通わせてきた私が、自身の経験を交えつつお話しさせていただきたいと思います。
●インターナショナルスクールは日本では各種学校という扱いである
欧米の学校評価機関(英国のECIS『ヨーロッパ国際学校協議会』、米国のWASC『西部地域学校協議会』、NEASC『ニューイングランド学校協議会』、IBO『インターナショナルバカロレア機構』など)から一定の水準にあると認められたインターナショナルスクールは日本全国にあります。
インターナショナルスクールの多くは、日本国内では都道府県認可の“各種学校”と同じ扱いということになっています。
では“各種学校”とはどのような学校なのでしょうか?それは、調理師や簿記、コンピュータなどといった専門学校のこと なのです。
インターナショナルスクールでは、事実上、日本の小学校・中学校・高校と同程度(もしくはそれ以上)の教育を行っているのですが、日本では私立の学校としても認められておらず、専門学校と同等の扱いなのです。
そのため、小学校入学の段階でインターナショナルスクールに通わせる旨を教育委員会に伝えた場合、「親が子どもに対する教育の義務を怠ることになるんですよ」とか「インターナショナルスクールで小学校を卒業しても、日本の小学校卒業の資格はないですから中学校から公立に行かせたいと思っても行けませんよ」などと叱られてしまうことがあるようです。
●中学校、高校卒業後の進路について
インターナショナルスクールは日本の正規の学校と認められていないため、日本の小・中学校の義務教育の卒業資格は取得できません 。