知らないと後悔する!? インターナショナルスクールに入学する前の注意点
日本語だけではなく、日本文化もしっかり教えてくれる先生で助かりました。
同じ上海のインターナショナルスクールに通っていた娘の友人は、インターナショナルスクールの夏休みが6月の終わりから始まることを利用し、日本の学校の夏休みが始まる7月半ばまでの短い期間であったそうですが、日本に帰国して日本の公立学校に体験入学しておりました。
日本のインターナショナルスクールでは、日本語教育を始め、さまざまな日本文化体験ができるように工夫されているようです。
日本人の先生が指導する武道の道場に通ったり、華道や書道の教室に通ったりするのもいいと思います。
日本人としてのアイデンティティーを保ち続けるための何らかの努力をしなければならないということですね。
●高額の学費がかかる
インターナショナルスクールに通わせるには、どこの国でも莫大な学費がかかります。
上海のインターナショナルスクールの場合、年間の学費は10万元(約165万円)から始まり、30万元(約490万円)!というとんでもない学費の学校もあります。
また、学年が進むにつれて学費が上がっていくのもインターナショナルスクールの特徴で、2017年9月からグレード11(高校2年生)に進級する娘を持つ私の生活苦は、今や最高度に達しようとしています(涙)。
しかし、ここまで来て公立学校に転校させるのも無理な話ですので、あと数年の辛抱だ!と歯を食いしばって頑張っている次第です。
日本のインターナショナルスクールの場合、年間の学費は平均およそ250万円 で、上海とあまり変わらない学費設定であると思われます。
小学校から高校卒業まで12年間在籍したとすると、学費だけで3,000万円!になりますね。それだけのお金を投資する価値が本当にあるのか?
インターナショナルスクールにお子様を通わせる決定をする前に、よく考えないといけませんね。
今後12年間に及ぶかもしれない長期に渡る経済的計画も、インターナショナルスクールを選択する場合、大変重要となるのです。
●留年する可能性がある
インターナショナルスクールには、留年もあります。それは、何歳だからどの学年であるという考え方がないからなのです。
インターナショナルスクールは、その子どもがどのくらいの学力を持っているか ということをかなりシビアに審査します。
うちの娘がシンガポールのインターナショナルスクールに通っていたころのことです。