女子の下着は白のみ!? ママたちが首を傾げる「理不尽な校則」3選
屋外で長時間練習する運動部の生徒たちは、紫外線に野ざらしにされてしまいますよね。
夏の暑さ・日差しの強さが一昔前とは様変わりしていることを、学校側もきちんと理解してほしいものです。
●(3)下着の色まで制限される学校も!
『女子の下着は上下とも白のみ 、という校則があります。男子からのセクハラ防止のためらしいのですが、行き過ぎてると思います。そもそもこの校則自体が、男性に対しても、女性に対してもセクハラとなるのでは?』(40代女性/公立中学校・1年生女の子のママ)
なんともツッコミどころ満載の校則です。
白い下着なら安心だという根拠は全くありませんし、規制されているのが女子だけである点にも疑問を感じます。
下着という表から見えない部分のことまで、校則の名のもとに管理するのもいかがなものなのでしょうか。
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わが子が通う学校に理不尽な校則があった場合、どうしたらいいのでしょうか。
校則の内容に思わず憤りを感じてしまうかもしれませんが、まずは一旦冷静になり、その校則が誰のため・何のために存在するのかをじっくり考えましょう。
そのとき、ママ・パパ・子どもだけでなく、祖父母やママ友、パパ友などの意見も聞けるとベターです。
さまざまな年齢・性別・立場の人からの見解を聞くことで、その校則について多角的に考えることができます。自分たちが不要だと思っていた校則にも、他の目線から見たら非常に重要な意味があるかもしれませんよね。
それでもなお、その校則が無意味であったり、子どもの健康や人権を損ないかねないものだったりしたら、学校側へ改正の申し入れをしてみましょう。最初にコンタクトを取るべき相手は、子どもの担任です。
イライラや怒りをぶつけるのではなく、「この校則のせいで子どもが困っているのだが、どうしたらいいだろうか」と相談するニュアンスでまずは伝えてみましょう。
校則を始めとしたルールは、子どもたちを縛り付けるためにあるものではないはず。
子どもたちがより安全に、自由に過ごすためにこそあるのです。誰が見てもおかしな校則は、きちんとした手順で改正されていくべきではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)