スマホを持たせたくない!子どもが持ちたい理由に対してどう説得するか
だから問題ないと思うけどな。」
息子:「…」
連絡手段については、各家庭で必要事項だと感じることもあるかと思います。それは臨機応変に対応することが必要です。
ただ、固定電話があるのであれば、それを使えばいいということで済むこともあるため、著者宅では必要ないと判断しました。
調べ物をするのに使いたい
最後に言ってきたのが、この言葉でした。
著者:「どういうこと?」
息子:「わからない英単語とか、歴史のこととかさ。さっと調べられるじゃん。」
著者:「中学生のうちは、辞書を引くことも勉強のうちだよ。」
息子:「辞書に載っていない時は?」
著者:「お父さんやお母さんに聞くか、お母さんのパソコンを使っていいよ。」
息子:「いや、夜中とかさ、お母さん達が寝ているときもあるじゃん。」
著者:「その時は、お母さんを起こして。わかることは教えてあげるし、だめならパソコンの電源を入れるから。」
息子:「わかった。」
著者:「きちんと気持ちを話してくれてありがとうね。お母さん達の気持ちを理解してくれたことも本当にうれしい。
こうやってしっかり話し合えてよかった!」
勉強に役立つという言い分もわからないではありませんが、子どものうちは辞書を引くことも勉強のうち です。手先を使うことは非常に大切ですから。
それに部屋に持ち込んでの使用は、親の目が届かないことにも繋がりますから注意が必要 です。
子どもが少しでも親の意見を聞き入れてくれたのなら、「ありがとう」や「理解してくれてうれしい」と言葉にしましょう。
自分の意見が聞き入れられないことに、子どもが腹を立ててしまうこともあるかと思います。しかし、親が感謝を示すことで自分の意見を聞いてもらえたこと を実感できるようになります。
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以上、いかがでしたでしょうか?
「スマホを持たせないのはなぜなのか」という理由は、各家庭で変わってくるかと思います。子どもが納得せざるを得ない理由を必ず用意 しておき、きっちりと説明します。
うやむやにしてしまうことはよくありません。
子どもと話をする時に大切なのは、『目を見て話す・相手の言い分を聞く・ダメな理由を明確に話す』の3点です。片手間で話すと真剣さが伝わりにくいため、向きあって目を見ながら 話してください。子どもと向きあうことも大切なことです。
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【参考サイト】
青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
●ライター/桜井涼
●モデル/いちご姫