この炎上騒ぎからもわかるように、家事はやらなければいけないもの、という常識が刷り込まれているのがわかります。言うまでもありませんが、アンジェリカさんに心無い言葉を投げかけていた大半は、女性です。
しかし本質的に考えれば、道端さんは何も間違っていませんよね。家事をサボっているわけではありません。有効に利用したまでです。
経済的な面も考慮する必要がありますが、ルンバや乾燥機付き洗濯機を買うのも1つの外注です。家事をやることに価値があるのではなく、価値をやった先の大切な人の喜びが何よりも大切なはずです。
家族が円満に生活できるために家事があるのであって、家事をやることが幸せに繋がるわけではありませんよね。
●家事分担表を作ってタスクを可視化
2つ目が、家事の可視化です。
数学の問題を解くときに、計算式を紙に書いて書き出す方が、頭の中で計算するよりも的確に解けます。同じように、タスクやお願いも、目に見える状態にしておくことが大切。
目に見えず、存在がわからないモノは、すぐに目に見える形にしましょう。仕事にもマニュアルがテキストで保存されているように、表や言葉にすることは、家事の負担を減らす役に立つはずです。
20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査
家事分担表の作るのがめんどくさいのであれば、こちらの図のように行動を言語化しましょう。
それだけでも、自分たち夫婦が何をすればいいのかわかりますよね。
あとは、夫と妻でタスクを振り分けるだけですから楽チンです。
まとめ
共働き夫婦でも妻が9割以上の家事を負担している家庭が多く、妻のイライラは溜まっています。
しかしそのイライラは、妻にも問題があると言えるでしょう。他者視点を持ち、相手を思いやりながら、お互いが満足いく生活を送りましょう。応援しています。
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