2016年4月8日 19:00
パタニティブルーって? 夫婦で乗り越えたい「産後うつ」の解決法5つ
●(2)子どもが産まれたことで一家の大黒柱としての責任を感じるため
最近は共働きの家庭が増えていますが、それでも子どもが0歳のうちは育休をとったり仕事の量を減らすママがほとんどです。
特に責任感の強い男性は、子どもが産まれたことで自分が家族を養っていかないと、というプレッシャーを感じることもあります。
●(3)夫婦の時間が減り、赤ちゃん中心の生活になるため
子どもが産まれると、ママは24時間赤ちゃんにかかりっきり。慣れない育児と家事の両立で精一杯で、赤ちゃんが寝ているときは自分も一緒に寝ないと体力がもたない状態。
もちろん、パパに気を遣っているような余裕はありません!
しかし、夫婦2人きりの時間が減ったことや奥さんの意識が自分に向かなくなったことに寂しさを感じる男性も多いようです。
また、それまで大人の生活リズムだったのが、一気に赤ちゃん中心の生活に変化します。
仕事で疲れて帰ってきても家で今までのようにリラックスできなかったり、生活習慣の変化にストレスを感じる パパもいます。
妊娠中に少しずつ母親になる気持ちの準備をしているママに対して、赤ちゃんが産まれてきて突然父親になった感覚が強いパパは、ママ以上に親になったことに対する動揺や不安が大きいようです。
アメリカの医学誌『米国医師会雑誌』が2010年に発表した研究では、
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妻の妊娠中や出産後にうつ状態を経験する割合は、国際平均8.2%。父親のうつ状態がピークに達するのは妻の出産後3~6か月ごろで、25.6%がうつを経験していた
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というデータが出ています。
●マタニティブルーとパタニティブルーの予防法・解決法5つ
では、マタニティブルー、パタニティブルーにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
●(a)夫婦間でコミュニケーションをしっかりととる
育児や生活の変化に対する不安な気持ちは、誰かと共有することで軽減されます 。
また、パートナーに対して思っていることもためこまずに話し合うと意外とすんなり解決するもの。
赤ちゃんが低月齢のうちはなかなか難しいですが、少しでも夫婦2人の時間を持ちコミュニケーションをとるようにしましょう。●(b)相手のありのままの姿を受け入れる
ママなんだから、育児はできて当たり前。パパだって、休みの日に育児をするのは当たり前。