鳴らないケータイも!? ママが「緊急地震速報」の後に取るべき行動
こんにちは。ママライターの木村華子です。
今回は、私自身の疑問についてお話しさせてください。
4月14日21時26分、突如として九州を襲った平成28年熊本地震。16日の未明にも最大震度6強の地震が発生し、以降も余震が相次いでいます。
九州在住の私も、この予期せぬ災害に見舞われました。生まれも育ちも“地震が少なめ”と言われる西日本で過ごしている私にしてみれば、震度3を超えればもう大震災。今回の地震はまさに衝撃です。
地震に免疫のない私にとって、衝撃は地震による揺れだけではありません。地震が訪れる直前にスマホから流れる「ギュインギュイン」 という音……。そう、緊急地震速報 です。
あの音がトラウマレベルに恐ろしいとは聞いていましたが、まさかあんなにも人間の恐怖をあおるものだったとは計算外です。
「私なら、きっと落ち着いて行動できる!」なんて思っていた、少し前までの自分が恥ずかしい……。
実際には何をすればいいのか分からず、部屋の中でウロウロとうろたえている間に地震が起きてしまいました。
結局、あの数秒間で何をしていれば正解だったのでしょうか。
さらに、緊急地震速報の疑問は続きます。
地震が起こった翌朝、ママ友と「地震の速報がコワかった」トークをしていたところ、「え、私のケータイは鳴ってないけど?」 という方が1名!これはどういうこと!?
……というわけで、今回は「緊急地震速報」が鳴った後の数秒間にするべきことと、「緊急地震速報が鳴らないケータイ」について調べました。
私と同じように、“地震大国に暮らす一員として防災意識が低すぎる系”ママ必見!地震対策への第一歩としてお役立てください。
●「緊急地震速報」って何? 鳴ったら何をするべきなの?
緊急地震速報とは、地震発生の直後に揺れの大きさや到着時刻を計算・予想し、震度4以上の強い揺れ が予想された場合に、それをできるだけスピーディーに知らせるシステムです。
スマホやケータイ以外でも、テレビやラジオ、タブレットなどで受信が可能。
緊急地震速報から実際に揺れが起こるまではおよそ10秒(震源との距離などの要素によって変化します)と言われています。
たった10秒ですが、その間に身を守る迅速なアクションにつなぐことができるので、ぜひ有効活用したいサービスですね。気象庁の公式サイトをチェックしたところ、緊急地震速報を受けた場合、最初に行うべき行動は「身の安全を確保する」