子育て情報『心の病気カモ!? ゆとり世代に増加する「電話恐怖症」の原因と予防法』

心の病気カモ!? ゆとり世代に増加する「電話恐怖症」の原因と予防法

心の病気カモ!? ゆとり世代に増加する「電話恐怖症」の原因と予防法

【ママからのご相談】
ゆとり世代の社員が電話に出られない“電話恐怖症”というものを知りました。主人が勤める会社でも、新人がなかなか電話に出ないので「イライラする」と話しています。

「社会人として、それはどうなの?」と思う反面、私たちの子ども(5歳女の子)も電話に出られないのでは?と感じるようになりました。だからと言って、練習させる術もありません。

スマホで事足りるので、うちには固定電話がありませんし、子供の練習用のためだけに固定電話を置く予定もありません。

この状況でわが子を電話恐怖症にしないために、工夫できることはないのでしょうか?

●A. 若者を電話恐怖症に陥れているのは、ママかも!?

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

“電話恐怖症”とは、オフィスなどにかかってくる電話に出られない、または電話をかけるのが怖い、と感じてしまう恐怖症のひとつ。


相談者様のご主人がお勤めの会社でもそうであるように、近年、若者の電話恐怖症が問題視されています 。

怖いと思ってしまう理由にはさまざまな要因が考えられますが、携帯電話の普及とともに固定電話の存在が減少してしまったことをイメージする方は多いでしょう。

私(30代)が子どものころは各家庭に固定電話が置いてあり、電話がなれば子どもが受話器を取ることも珍しくありませんでした。

「おうちの人はいますか?」という大人の声に受け答えをし、誰からの電話で、どのような要件なのかを親に取り次ぐスキルも自然と身についたものです。

私はこのたびの相談を受け、子どもたちを取り巻く環境が変わってしまったことが問題なのであれば、「それを補う“ごっこ遊び”などはどうですか?」というアンサーをイメージしつつ、話題の電話恐怖症についてリサーチを始めました。

ところが、調べるうちに電話恐怖症という症状には想像以上に深い心の闇が関わっていると思い知らされることとなったのです。

今回は、わが子を電話恐怖症に陥れてしまうママの振る舞いについてお話しします。大切なわが子を電話恐怖症にしないためのヒントにお役立てください。


●電話恐怖症とは、“対人恐怖症”の症状のひとつ!

“対人恐怖症”とは、「人前に出ると緊張する」という気持ちや、「知らない人と話すのが怖い」という、元来誰しもが感じている緊張感を、日常生活に支障をきたすほど過度に抱いてしまうという心の病気(神経症)

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