なくなった方がイイ!? 現役ママの「PTA活動」に関する意識調査
ママ友の派閥争い……殺伐とした役員決め……平日昼間からの会合(とくに意味のある会話なし)……などなど、何かと悪いイメージがある“PTA”。
タレントで『一億総活躍国民会議』の民間議員でもある菊池桃子さんが、『PTAは本来、任意活動であるはずなのに、全員参加のような雰囲気がある。働くママにとっては厳しい』といった主旨の発言をして多くのママの共感を得ました。
たしかに、日本のPTAは任意制のはずなのに、もはや強制加入が当たり前みたいな雰囲気がありますよね。
しかし、PTA活動には悪い面だけではなく、「ママ友が作れる」「学校の様子を詳しく知ることができる」など、メリットとなる部分もたくさんあります。
いろいろと騒がれることの多いPTAですが、実際のところママたちはPTAについてどう思っているのでしょうか。
そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「PTA活動のあり方」についてどう考えているか聞いてみました!
●「PTA活動」のあり方について、どう考えますか?
・1位:PTA活動自体なくなればいいと思う……37%(244人)
・2位:完全任意制にすべきだが、役員には何かしらの報酬を出すべきだと思う……24%(160人)
・3位:全員参加にすべきだが、運営方法の改善は必要だと思う……21%(141人)
・4位:完全任意制にして興味のある人だけやればいいと思う……15%(99人)
・5位:保護者たるもの全員参加すべきだと思う……2%(16人)
※有効回答者数:660人/集計期間:2016年5月5日〜2016年5月9日(パピマミ調べ)
●「なくなればいい」が最多
『今度子どもが小学校を卒業するけど、正直必要性は全然感じなかった。ムダな仕事が多いし、目的があいまいでグダグダだった』(30代ママ)
『PTAが成し遂げることよりも、絶対にママたちへの被害の方が大きい。
仕事休んでまで会議出席しろとか頭おかしい。なくなっても誰も困らないよ』(40代ママ)
一番多かった回答はなんと『PTA活動自体なくなればいいと思う』でした!仕事とPTAのバランスや人間関係など、その理由はさまざまですが、多くのママにとって“不必要”というイメージがある みたいですね。
PTAの活動内容は各学校によって大きく異なりますが、学校によっては「全員参加」「会議は平日昼間」「会費強制徴収」などを掲げるところもあり、横柄とも思えるPTAのあり方に疑問を感じる人は少なくありません。