3歳までが勝負!? “早期教育”のメリットと代表的な幼児教室の特徴
しかし、私たち皆が、優秀な人たちが育った家庭教育を再現できるか?といったら無理がありますよね。
脳科学や早期教育に詳しくない、ごく一般的な親子に広く門戸を開いているのが幼児教室です。だからこそ、子どもだけでなく、親御さんも一緒に学ぶスタイルの教室が多いのです。
通うも通わないも親御さんの力量や価値観次第。それで他者批判をするのは間違っています 。
極端な意見は軽く聞き流し、まずご自分の目で見て確かめることです。通う、通わないは人それぞれ、決めるのはお子さんとあなたです。
体験レッスンでは、お子さんがリラックスしていきいきと学んでいるか、楽しそうにしているか、という点が大切ですが、たとえ楽しそうであっても「ただ物珍しいだけではないか?」「仲の良いお友達と一緒だから楽しめているだけではないのか?」といったシビアな見方もアリです。
決して安くないお月謝を払って通わせるわけですから、親の目線でも慎重にジャッジを下しましょう 。
さて、それでは各早期教育の特徴と、ユーザーのポジティブな声、ネガティブな声の両方を見てみましょう。全国どこででも受講しやすい大手の教室・講座にしぼってご紹介します。
●長い歴史と信頼の実績。子どもの発達に合わせて学ぶ“老舗”タイプ
●ベビーくもん
公文と言えば「毎日大量のプリントをやるのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、それは小学生以降の学習スタイルです。
0歳から学べるベビーくもんは、かわいらしい絵本と知育玩具、CDやDVDなどで月齢に合わせた取り組みを行います。また、単なる通信教育ではなく、月に一度の“通室”で、母子ともに刺激を受けられるのが特徴です。
【ユーザーの声】
『月に一度のスクーリングというのが、0歳児にはちょうどいい 。
早期教育を頑張り過ぎるのも嫌なので、ウチにはこれが合っています』(30代2児ママ)
『教材が可もなく不可もなく、特徴がとくにないように感じた。お値段が安いので、もう少し続けてみようとは思っています』(40代1児ママ)
●めばえ教室
1979年創業の老舗です。『知能教育コース』『英会話コース』『グリムコース(国語力を高めるコース)』があり、1歳から母子で受講できて、2歳ごろから段階的にママと離れてレッスンを受けます。詰め込み型の教育ではなく、好奇心を刺激し自ら考える力を育てるプログラムが特徴。