かゆさで泣き続ける!? 赤ちゃんの“夏のあせも”を予防するポイント6つ
こういった部分は汗をかくとたまってしまいます。
暑い日などは、ベビーカーやチャイルドシートの中が高温になりやすいため、大量の汗をかきます。「ちょっとお散歩」という程度でもかなり汗が出ます。
ベビーカーやチャイルドシートを利用する際は、とくに背中に大量の汗をかきます ので注意しましょう。
●あせもの予防ポイント6つ
あせもを予防するポイントはいくつかあります。これらを状況に応じて組み合わせて行ってみてください。
・遊んだ後やお昼寝後は、必ず汗をかいていないか触ってチェックする
・汗をかいていたら、こまめに優しく拭き取る
・シャワーや行水などをして汗を流す
・衣類(肌着は特に!)は汗をよく吸う素材のものにする
・汗を大量にかいている場合は、すぐに着替えをする
・水分をしっかり取る
汗をかいたまま放置しておくのは絶対NG です。汗をそのままにせず、しっかりと拭き取ったり流したりすることで、肌の清潔さを保つことができ、あせもの予防につながります。
「あせもかな?」と思ったら、皮膚科か小児科に診てもらいましょう。
早い段階で治すことができれば、赤ちゃんも強いかゆみで泣き止まないなんてことにならずにすみます。
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私の子どもたちも乳幼児期は、あせもになってしまいました。それは私があせもに関しての知識がなかったせいでもあります。
小児科医にお話を聞いて、あせもの予防方法を知ったので、それからは早い対処ができるようになりました。
大切なのは、お子さんの様子を常にチェックしておくことです。お役に立てれば幸いです。ご相談ありがとうございました。
【参考文献】
・『「赤ちゃん」そのしあわせのために』財団法人母子衛生研究会・著
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)