育て方に問題アリ? 母親のせいで“結婚できなくなる娘”の特徴3つ
【ママからご相談】
雑誌で「4人に1人は一生独身」という記事を読み、驚きました。ふと将来、自分の子どもはちゃんと結婚するのか、結婚できない子どもは何が違うのだろうと考えました。教えてください。
●A. 反抗期がない従順ないい子は要注意。「丸ごと受け入れて欲しい」は甘え!
こんにちは。婚活・恋愛コンサルの菊乃です。
ご相談にいらっしゃる女性の中には、一度もお付き合い経験がない・または少ない方が多いです。
彼女たちはとても真面目。
高学歴の方も多く、銀行、役所、病院、学校などのかたいところに勤務している方が多いです。きっと、親御さんにとっては自慢の娘 だったでしょう。
今回は、過干渉な母親との関わり方を書いた『逃げたい娘 諦めない母』の著者である朝倉真弓さん にインタビューしました。
●(1)「○○やっちゃダメ」と言われることが多かった
危険を教えることはとても大事です。言うときはもちろん、躾として言っているのでしょう。
ところが、小さいときに親から「○○やっちゃダメ」と言われることが多すぎて、やりたいことを認められた経験がない 子がおります。
進学先を決める、将来の仕事を決める、部活、服装にしても親の承諾を得る癖がついてしまうのです。
全員ではありませんが、ご相談に来る方の中には学生時代と変わらないカーディガンとネイビーのプリーツスカートのままの30代の方も。
体のラインを出すとか肌の露出はいけないとか思い込んだまま、女っぽい恰好ではなくてガーリーテイストのままおばさんになる方が残念でたまらないです。
●(2)羽目を外した経験が少ない反抗期がないいい子
「若いときは飲みすぎて電車の中で寝て終電まで行ったことがあったのよ。バカだったなぁ。すごく反省しています」のような、羽目を外した経験がない“いい子”が多いのです。
こういう若気の至りでやった失敗の数々は、「若かった」というので時間がたてば許されますし、こういうおバカな経験を通して“許される失敗”と“挽回できない失敗”の区別もつくようになってきます。
ところが、親から「やっちゃダメ」と言われそうなことをすべて守ってきた従順すぎるいい子は、失敗しないほうを選ぶ癖 がついています。失敗しない進学先を選び、失敗しない就職先に入ります。ところが恋愛になれば、相手が好みじゃなければ断られるでしょう。
失敗が怖くて進めないのです。