25m泳げた! 夏休みに実感した“子どもの成長”エピソード3つ
外泊や旅行、自然とのふれあい……普段できないことをたくさん経験できる夏休み。子どもたちにとっては、大きな成長のチャンスといえます。
たった40日のあいだに、体も心も見違えるほどたくましくなる子もたくさんいますよね。
今回は、そんなお子さんたちのエピソードをご紹介。「この夏休み、わが子の成長を実感した!」というママ・パパたちをたずね、お話をうかがってみました。
●(1)幼稚園で初めてのお泊り保育! 「こわかったけど、頑張った」
夏休み、多くの幼稚園や保育園では“お泊り保育”が行われます。たった一晩だけですが、家を離れて過ごすことは小さな子どもたちを成長させるきっかけになるようです。
『男の子のくせに怖がりで泣き虫のわが子。
お泊り保育は何か月も前からずっとイヤがっていました。出発当日も、はしゃぎまわるお友だちをよそに息子だけ「ママがいい……お泊りイヤだ」と涙目。
心が引き裂かれる思いで見送りました。息子にとっては、ママ・パパと離れた場所で眠るのは生まれて初めてです。眠れているだろうか、さみしくて泣いてないか、ごはんはちゃんと食べているのか……私も主人も気が気じゃなくて、夜中までずっと心配で寝付けませんでした。
でも翌日、帰ってきた息子はニッコニコの笑顔 。聞けば、お昼ごはんにカレーやサラダを自分たちで作り、夜はお化け屋敷や盆踊りで盛り上がり、ずっと楽しかったとのこと。
「ママがいなくて、夜どうだった?」とたずねると、「こわかった。
でも、お友だちと手をつないで、がんばろうねって言って寝たんだ」と得意顔。心だけでなく、なんだか体も一回り大きくなったようでした』(30代女性/主婦/5歳男児のママ)
●(2)苦手を克服! ひと夏で25m泳げるようになった小学生
まとまった時間を使って苦手なことを克服したお子さんもいますよね。次に紹介するのは、毎日の努力が実を結び、大きな自信も手に入れることができた女の子のエピソードです。
『夏の初めにはまったく泳げなかった娘。泳げるようになりたい!と言ったため、市民プールが開催するサマースクールに申し込んでやりました。
娘は雨でも台風でも休まず通い、受講期間が終了したあとは自主練と言って毎日泳ぎに行きました。そのおかげか、8月の末にはバタ足で25mも泳げるようになっていたんです 。このことは娘自身にとっても大きな自信につながったようで、「何でもやればできる。