部屋は分けるべき? ペットと赤ちゃんを同居させるときの注意点4つ
ペットは大切な家族の一員。でも妊娠がわかったとたん、その存在を悩ましく思ってしまう人たちは多いようです。
赤ちゃんとの同居は無理だと判断して、ペットを実家に預けようとする家庭はよくありますね。
また、「赤ちゃんが生まれるのだから、ペットは手放すべき」と周囲から言われてしまうケースもしばしばあるそうです。
確かに両親がアレルギー持ちだった場合、生まれてくる赤ちゃんにもその体質が遺伝する可能性があります。
小児喘息などの原因ともなるため、しかたなく手放さなければならないこともあるでしょう。
けれど、赤ちゃんとペットが同居することには多くのメリットがあるのも事実。
子どもの情操教育にはうってつけですし、子育てに疲れ果てたママ・パパの心を癒やしてくれる存在にもなってくれます。
そこで今回は、赤ちゃんとペットを同居させていた先輩ママ・パパたちに、当時注意を払ったポイントを聞いてみました。
「妊娠しちゃった、うちのペットどうしよう……」と悩んでいるプレママさんたち、どうぞ参考にしてみてくださいね。
目次(1)赤ちゃんもペットも、安全第一!(2)エサや水、ミルク置き場の管理は徹底しよう(3)排泄物、抜け毛……衛生面にもご注意を(4)赤ちゃんもペットも大事なわが子! まんべんなく目をかけて
●(1)赤ちゃんもペットも、安全第一!
『猫たちが赤ちゃんを傷つけないように、細心の注意をはらいました。特にツメの手入れはとても重要 。こまめに切るようにしていました』(30代女性/猫の飼い主さん)
『赤ちゃんはベビーベッドに寝かせておけば大丈夫だろうと安心していましたが、勘違いでした。居心地の良い高さと、ふわふわのお布団があるベビーベッドは猫のお気に入りの場所になってしまったんです。
赤ちゃんがいてもお構いなしに飛び乗ってくるため、ハイハイで逃げられるようになるまでは猫と赤ちゃんの部屋を分けていましたね 』(30代女性/猫の飼い主さん)
赤ちゃんとペットを同居させる場合、何よりも重要なのはお互いの安全を確保すること。うっかり傷つけたりすることがないように注意しなければなりません。
小さな動物を飼っている先輩ママさんからは、こんな声もありました。
『目を離したすきに、子どもがハムスターを握りつぶしそうになった ことがあります。触らせるときは必ず親がそばにいるようにしました』(40代女性/ハムスター、小鳥の飼い主さん)