お昼寝は何時間がいい? 幼稚園での生活に備えた睡眠リズムの整え方
『息子はバス通園しています。バスの時間が8時前のため朝の支度が本当に大変です。朝ごはんと身支度にどうしても1時間以上かかってしまうので、バスの時間の1時間半前に起こすようにしたところ、少し余裕が出てきました。慣れるまでは大変でしたが、習慣化できたらとても楽ですよ』(年少の男の子のママ)
全てできるギリギリの時間で起きるのではなく、余裕を持った時間配分ができるというのがポイントですね。
●寝る時間にも注意しましょう
前出のアンケート調査において、「お子さんが寝る時間は」という質問に対し、最も多い回答が「21時」の47%で、次いで「22時」が19%、「20時」が18%という結果でした。
こちらの結果にはややばらつきを感じますが、やはり幼児は“お昼寝”をしてしまうと就寝時間が遅くなりがち ということなのでしょうか。
わが家の娘は、赤ちゃんのころから“全然寝ない子ども”だったので、お昼寝云々とは別の理由で夜寝てくれず、困り果てていましたが……。
お子さんの寝かしつけについてリサーチしたママさんの体験談で、とても参考になる話を聞くことができましたのでご紹介します。
『主人が仕事から帰ってくると、目が冴えて元気になってしまう息子。なかなか寝てくれなくて困っていました。そこで、夫から“電気を消す係”に任命してもらうことに。息子は寝る時間になると、部屋中の電気を消してまわる係になり、自然とその後寝る体勢に入ってくれるようになりました』(5歳の男の子のママ)
お子さんに寝ることを強要していないところが素晴らしいですね。
●お昼寝は時間を決めて
同調査において、「お昼寝の平均睡眠時間は?」という質問に対し、最も多い回答が「2時間」で52%、次いで「1時間」が30%という結果でした。
1位の回答の「2時間」という結果の年齢別の内訳は、1歳が59%、2歳が49%、3歳が21%と年齢が大きくなるほど減少傾向 にありました。
ただし、夜の就寝時間に影響が出ないよう15時くらいまでにお昼寝を終わりにできると良いようです。『公園で午前中にたくさん遊んだら軽くお昼を食べて、1時間だけお昼寝しています。
1時間たったら寝ていても起こしてしまうのです。初めはもっと寝かせてあげたほうがいいかなと思いましたが、起きたあとも元気いっぱい遊んでいる様子に安心しています。夜もしっかり寝てくれるし、このリズムがちょうどいいかも。