痩せてる方が不自然? 産後太りで落ち込むママの心が軽くなるアドバイス
そのときのふくよかな姿に、ネット上では『激太りにも程がある』『別人』など、容姿・体型に対して厳しい声が多く上がりました。
関根さんにとっては本当に余計なお世話ですよね。芸能人でいることの大変さがうかがえます。
こういう厳しい意見をお持ちなのは、産後すぐに芸能のお仕事に復帰しても元の美しい容姿が当たり前と考えている人々……名付けて“産後スレンダー信者 ”ではないでしょうか。
でも、何だかおかしいと思いませんか?
産後、いきなりシュッとした体型に戻ってこれまでと変わらずキラキラしているほうが、よっぽど不自然 なのではないかと思うのは筆者だけではないはずです。
その証拠に、無神経なネット上の意見に対して多くの女性が負けじと反論し、そのことが話題になったそうです。
その一部をご紹介すると、
『ママはこれくらい(ふっくら)じゃないと』『だいぶ丸くなったけど赤ちゃんのお母さんならこれが普通』『(自分も)めまぐるしい日々で体型なんて、気にしてなかった』
など。筆者も関根さんを見ていると、幸せな気分を分けていただいたようにほっとしました。
明るく親しみやすいもともとのキャラクターにママらしさが加わって、魅力がさらに増したように感じます。
もともと、妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のこと 。ポッチャリなどと揶揄されるべきではないのです。
ご相談者様もまだ産後3か月ですから、これから徐々に標準体重に戻していくという時期にあります。
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』という資料にも以下のような記述がありますので参考にしてください。
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授乳期における食事摂取基準
(中略)泌乳量は、分娩直後は少量であるが、出産後数日で増加し、3か月頃もっとも多くなる。
留意点
3.出産後の体重減少だけをめざすのではなく、母体の健康と乳児の発育に必要な母乳分泌を得られるような食生活をめざすことが望ましい。
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いかがでしたか?
お子さんとママの健康に良い生活を送りながら、余裕ができたときに軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】
・産後ケアに関する意識調査 | 日本製紙株式会社(PDF)(http://www.nipponpapergroup.com/contents/200186674.pdf#search=’%E7%94%A3%E5%BE%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%84%8F%E8%AD%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB’)