育児がツラすぎる? パパが悩む“イクメンブルー”の実態と対処法
『私は自分でもプライドが高いのを自覚してるんですが、とにかく妻に育児のことで「こんなことも分からないの? 」となじられるのが苦痛でした。普通の人なら我慢できたかもしれませんが、私には耐えられず、一人で泣くこともありました。今は子どもも大きくなって落ち着きましたが、もう新しい子どもはいらないです』(34歳男性/不動産)
やはり仕事との兼ね合いや妻との軋轢が原因でイクメンブルーに陥るケースが多いのかもしれませんね。
●イクメンブルーを解消する方法
毎日のように家事育児に追われている妻からしてみれば、夫のイクメンブルーは滑稽に思えるかもしれません。
しかし、夫が心身に不調をきたせば家庭はまともに成り立たなくなります。
夫にイクメンブルーの徴候が出たら、「私だってつらい」という気持ちを少しだけ抑えて、以下のことを試してみてください。
●(1)弱音を吐ける関係性を作っておく
男性はプライドが高い場合が多いです。あまり妻に弱音を吐きたくないという人も多いでしょう。
それに加え、妻が日頃から夫に厳しく接していればますます自分の悩みを伝える機会はなくなります。
週に1回でもいいので、家事や育児について夫婦で話し合いをする時間を設けてください 。
お互いに疑問に思っていることや不満に思っていること、感謝していることを話しましょう。
そうすることで夫も抵抗なく妻に自分の悩みを伝えることができますし、逆に妻も自分の意見を夫に伝えるいい機会になります。
お互いにストレスを抱えないように吐き出す場を設けましょう。
●(2)スケジュール調整をする
夫が過労でイクメンブルーに陥っているときは、少し休息が取れるようにスケジュール調整をしてあげましょう。
「今週の日曜は○時まで私が子どもの面倒みるから自由にしていいよ」などと伝え、「その代わり、○時からは子どもをお願いね」と双方が効率よく休める提案 をするといいかもしれません。
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いかがでしたか?
イクメンブルーはまだまだ認知されていないものではありますが、放置していれば取り返しのつかない事態に陥ることもあります。
夫婦で健康的に家事育児が分担できるように、工夫していきたいですね。
●文/パピマミ編集部