何様のつもり? 子育てママを追いつめる“可哀想婆”エピソード4つ
こんにちは、ママライターの木村華子です。
長男が3歳になったころ、私は子どもたちを保育園に預けて近所の花屋でアルバイトをはじめました。
義理の両親からは「保育園なんてかわいそう……」 「3歳まではママと一緒にいなきゃ(次男は1歳でした)……かわいそうに……」などという否定的な意見を頂戴したのですが、私にしてみれば本当に大きなお世話。
「放っておいてよ!」というのが正直なところでした。
最近になって、当時の私の感情をぴったり表現したキーワードがあることを知りました。それは“可哀想婆” 。
取るに足らないことに対して逐一「かわいそうだ」とママをバッシングしてくる人たちのことを指しているようです。
たとえば……
「服装が寒そうでかわいそう……」
「まだ小さいのに外出なんてかわいそう……」
「完全ミルク育児はかわいそう……」
などの“かわいそう”がありがちなパターン。
「私も遭遇した経験がある!」と思われるママも多いのではないでしょうか?
幼児虐待が叫ばれる昨今では、本当にかわいそうなケースもなきにしもあらず……。
しかし、自分のころと育児方法が違うということや、一時の行いやシーンを目撃しただけで全てを「かわいそう」と決めつけてしまう女性 (場合によっては、男性も)が確かに存在しているようです。
そこで今回は、“可哀想婆”と遭遇したママたちの体験談と、現役で子育てを行う立場からの反撃意見を紹介いたします。
●可哀想婆と遭遇したママによる4つのエピソードと、現役子育て世代からの反撃意見!
●(1)義母からのかわいそう攻撃がウザすぎる
『義理の母は“子育ての先輩”として上から目線な関わり方をしてくる上に、すべてに「かわいそう」という言葉を添えて私のことを否定してくる。
「寒そうでかわいそう」と毛布を何枚もかけ、私が母乳をあげれば「出もしないのにかわいそう」、ミルクをあげれば「ミルク育児なんてかわいそう」、赤ちゃんだから泣いて当然なのに「泣いてるかわいそう」。
「ハチミツは1歳まで与えない」と話せば「私のときにはあげていたのに、体に良いものを取り上げられてかわいそう」、おまけに「ひとりっ子でかわいそう」と言い出し、二人目を妊娠した際は性別が同性(上の子も下の子も男の子)だと分かったときに「産み分けが下手なママでかわいそう」と……。新手の嫁いびりだと思っている』(30代/小3のママ)