年金を増やそう! “iDeCo”の賢い金融機関選びのポイント3つ
例えば、元本確保型はもちろんのこと、国内外の株や債券、RIETやバランス型など、異なる特性を持つ商品を幅広く揃えているのが理想。
また、運用時にかかるコストの比較も重要です。
ここで述べているコストとは、投資信託でかかる信託報酬などのことで、これらは自動的に差し引かれて行くため、低いに越したことはありません。
意外かもしれませんが、商品数の多い運営管理機関だからといって、手数料が低い商品を多く取り扱っているとは限りません。
つまり、品数だけではなく商品一覧表などを実際に取り寄せて、内容を吟味する ことも重要なのです。
●(3)その他チェックポイント
運営管理機関を選ぶ際には、わからないことがあった場合に、気軽に相談できる場所があるかどうかも、気になるところではないでしょうか。
多くの運営管理機関では、確定拠出年金に関する相談はコールセンターでの電話対応となるのが一般的です。
しかし数は少ないながらも、店頭で相談を受け付けている 運営管理機関もあります。
もし対面での相談を希望するなら、それらを考慮して運営管理機関を選ぶと良いでしょう。
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いかがでしたでしょうか。
取り扱う機関がますます増えている、個人型確定拠出年金。自分に合った運営管理機関を選んで、制度を上手に活用しましょう。
【参考リンク】
・個人型確定拠出年金(http://www.npfa.or.jp/401K/)
●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)
●モデル/倉本麻貴(和くん)