ガッキー踊らないの? 第67回紅白歌合戦でガッカリしたことランキング
採点の基準は大きく分けて、審査員票(11票)、視聴者投票(2票)、会場投票(2票)の3つで合計15票となります。
このうち、視聴者投票と会場投票は
【視聴者投票】
・紅組……2,527,724票
・白組……4,203,679票
【会場投票】
・紅組……870票
・白組……1,274票
となり、圧倒的に白組が勝利していました。これを見て紅組司会の有村架純さんも白組が勝つと思い込んでいたようですが、その後の審査員票で9人が紅組に入れたことでなんと紅組が逆転勝利。
最終的な票数は、
・紅組……9票(すべて審査員票)
・白組……6票(会場投票+視聴者投票+審査員票)
という結果に。
単純な投票数だけで見ると150万票以上の差をつけて勝利していた白組が、審査員のたった9票で紅組に負ける という意味不明な決着となり、誰もが事態を飲み込めないまま放送は終了となりました。
NHK側もいろいろ試行錯誤しながらこの採点方法にしたのだとは思いますが、これではあまりにも視聴者を無視した形に感じられますね。
2017年の第68回紅白歌合戦では改善されているように期待しましょう。
●2位:ゴジラネタがつまらなかった
『せっかくゴジラネタを使っているのに、司会者とか出演者との息が合ってなくてめちゃめちゃ寒かった。
とくに茶番をさせられたXJAPANがかわいそう』(41歳女性/販売)
『武田アナの「ゴジラマイク!」でなんとか救われたものの、シン・ゴジラとのコラボはグダグダすぎた』(39歳男性/不動産)
第2位は『ゴジラネタがつまらなかった』で19%(44人)となりました。
今回の紅白は新しい試みが多くありましたが、映画『シン・ゴジラ』とのコラボもその一つですね。
番組の途中でいきなり警報が鳴り響き、映画で主演を務めた長谷川博己さんが登場。『巨大生物対策本部、巨災対により、未確認巨大生物をゴジラと呼称する』と映画さながらの演出を行いました。
また、渋谷方面に向かっているゴジラを止めるには“良質な歌”が効果的であることが告げられ、ゴジラの撃退は紅白出場歌手の手にゆだねられます。最終的にはX JAPANが自身の代表曲である『紅』を演奏してゴジラを凍結させることに成功します。
この一連のコラボはなにかとグダグダな場面が多く見られ、終始「大丈夫かなこれ」という雰囲気が流れていました。