増えすぎて困惑! 「必要なの?」と疑問を感じるハラスメント5選
たしかに、他国の文化を蔑むことだってモラルに反している のかもしれません。
●(3)ソロハラ(独身者(ソロ)に対してのハラスメント)
「結婚して一人前」という意識や「独身のうちは昇格できない」というシステムなど、独身の方が受ける前時代的な扱いを指しているケースもあるソロハラ。
一概に非難するべきではないと思うのですが、ハードルが下がりまくって周囲が困惑してしまうケースもあるようです。
『ダイレクトに「結婚は?」と聞くのはソロハラだと聞いた。かといって、気を使って結婚の話題を全く出さないのもソロハラらしい。もう、何を話していいのか分からない』(30代後半/営業)
結婚に触れても触れなくてもソロハラだ!という見解が登場し、もはや話すことがなくなってしまう事態 に陥ったのは、30代後半のDさんです。
もともとは深刻な意味を持っていたはずのソロハラ。
しかし、ハラスメントを過大に解釈する主張によって、本来注目すべき問題から意味が逸れている気がします。
●(4)ブラハラ(ブラッドハラスメント)
ブラハラとは、血液型による偏見に精神的苦痛を感じる状況。日本人なら誰しもが経験しているハラスメントなのではないでしょうか。
私も、たとえば天才肌タイプな人を見たときには「きっとAB型だ……」などと考えてしまいます。これもハラスメントなのだそう。
『たとえば「A型だから几帳面」とか「O型だから大雑把」とかがハラスメントだと知ったとき、なにそれ!?と思った。そんなの日本人なら全員やってるでしょ。単なる占いでイライラされても……』(30代前半/事務)
そんなブラハラに面倒くささを感じているのは、事務のMさんです。たしかに血液型占いは文字通り占いなのだから、ラフに楽しめばいいはず 。
不快に感じる人の言い分には「決めつけられるのが嫌」や「同じ血液型の人と一括りにされるのが不快」などの声があるようですが、Mさん曰く「細かすぎる」のだそうです。
●(5)ハラスメントという言葉そのもの
最後に、「ハラスメント」という言葉そのものに疑問を感じているのは、パートのSさんです。
『○○ハラスメント、と一括りにすることで、似たような不快感を抱く人たち同士が一致団結してる感じがキライ。集まって悪口を言いたいだけに感じる』(30代前半/パート主婦)
たしかに新たなハラスメントが誕生するシーンでは、「わかる!」