砥石は必要ナイ!? 身近な物で“包丁の切れ味”を復活させるウラ技3つ
毎日キッチンで使っている包丁。触らない日はない、という主婦のみなさんも多いですよね。
毎日使う道具ですから、劣化はどうしても避けられません。おろしたての時は切れ味バツグンでも、使い続けているとだんだん切りにくくなってきてしまいます。
トマトはまな板の上でグチャグチャに潰れ、鶏肉の皮はグニャグニャといつまでも切れない……切れ味の落ちた“なまくら包丁”は、お料理ストレスの大きな原因となります。
今すぐ包丁の切れ味を復活させたい!でも、砥石やシャープナーがない!
でも、大丈夫。実はそんなときに使える、とっておきのウラ技があるんです。
●(1)陶器のお茶碗でこする
キッチンに必ず存在する、お茶碗やお皿。
これが砥石の代わりになるというのは、とある先輩主婦の談。
『陶器のお茶碗やお皿をひっくり返すと、ザラザラの部分があるでしょ。ここに包丁を水平にあてて、数回こするだけ。 砥石にはかなわないけど、イザってときの応急処置にはなるわよ』(50代女性/主婦)
筆者が半信半疑で試してみると……確かに、切れる切れる!
いつも上手に切れなかったゆで卵の黄身の部分も、グズグズにならずにスパッといくことができました。これは病みつきになりそうです。
●(2)アルミホイルを切ってみる
ただ、裏側といってもお茶碗はお茶碗。食器で包丁をこするのに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
そんな人にオススメなのはこちら。
アルミホイルを使う方法です。
『アルミホイルを何回か折り重ねて、それを包丁で切ればOK。ちょうど、カッターで紙を切るような塩梅 ですね。切れ味の落ちたハサミなんかも、アルミホイルをチョキチョキすると復活させることができますよ!』(40代女性/パート)
アルミホイルを切ると、目には見えないほど細かいキズが刃の表面につきます。この傷が、切れ味をよくするのだとか。
これも目からウロコの方法ですね!
●(3)大根とクレンザーを使う
ちょっぴり大技ともいえる、こんな方法を伝授してくれた先輩主婦もいます。
『普段なら捨ててしまう大根の首。この断面にクレンザーを少々ふりかけます。
まな板の上に包丁を置いたら、大根を持ち、クレンザーのついた面でやさしく何度かこすりましょう 。研磨剤の効果で、切れ味を復活させることができますよ。あまり強くこすると、刃を痛める原因になるので気をつけてくださいね』(40代女性/自営業)