子どものサッカー「夏は練習休み」と言われたらどうする? 夏休みを決めたチームの保護者達の声
サマーブレイク期間中、家でゲームをして過ごしたりと、あまり外に出ない子もいると思うので、休みが明けて出てきたときに、熱中症に気をつけながらトレーニングをしたいです。
■休みを取ることで他のチームとの差が出ても、成長のきっかけになる
◆新田由香里さん(保護者役員/6年生の保護者)
大東JFCには、長男のときから13年間、お世話になっています。長男が在籍していた頃は、暑さを避けるために夕方に練習をしていたこともありました。当時は、子どもが買い物に出かけていて「練習に間に合わせないと」と急いで帰ってきたこともありました。
サマーブレイクのように休みがしっかりあると、家族で時間を気にせずに出かけたり、買い物ができる時間がとれるので、すごくいいと思います。
休みをとることで、他のチームとの差が出るのではないかという意見もありますが、私は差が出てもいいと思っています。勝ち負けにこだわるのではなく、子どもたちが楽しく練習して、楽しく試合ができればいい。
試合で負けたら悔しいけど、その悔しさもいい経験です。
負けないために、どうすればいいかを子どもたちも考えるだろうし。とにかく、楽しくサッカーができればOK。そうしていると、内面も成長する気がするんです。
彼らも気がつくはずです。「サッカーはみんなでやるから楽しいんだ!」って。
◆キャプテン6年生山崎里桜さん
サマーブレイクの間、サッカーの仲間と会えなくなるのは寂しいけど、休む時間があるのはいいことだと思います。
その期間に自主練をする予定なので、サッカーの技術も落ちなくていいかなと思います。
■好意的に受け止める保護者が多数
◆横山武志代表
僕は練習中、保護者さんとよく話をします。
保護者さんが不安を抱えていたとしたら、それはコーチと話をすることで、ある程度、解決するんですよね。それが信頼関係にもつながります。
チームで新たな取り組みを思いついたときには、コーチよりも先に、保護者さんに『こんなことを考えているんだけど、どう思いますか?』と意見を求めることもあります。そうすると、考えを理解し合えるので、コーチ、保護者ともにやりやすくなるんです。サマーブレイク導入も、好意的に受け止めてくれる人が多かったです。
◆保護者の声
「我が家は夫婦ともに働いていて、毎日が追われる日々。夏は、家族参加の地域の行事もあり、その部分も大切にしたいと思っています。