子育て情報『フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと』

2022年8月31日 20:00

フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと

このメンバーはU-12で7人制をしていた2つのチームから集まってきた選手たちです。プレシーズンが始まったのが日本に来る1週間前で、まったく一緒にプレーできていない選手もいました。

7人制から11人制に慣れる時間もなく、大きなスタジアム、観客の前でプレーするのも初めてだったので、選手たちにはいろんなプレッシャーがあったと思います。

――毎年プレシーズンにワールドチャレンジに参加していますが、この大会はバルサにとって、どのような意味を持ちますか?

アルベルトバルサとしては新シーズンが始まる前に、短期間でたくさん試合ができる、有意義な大会だと思っています。多くの試合をすることで、プレーの仕方を早く学ぶことができます。

初めて顔を合わせるメンバーもいるので、遠征という形で遠い国に来て多くの時間をともに過ごすことで、よりよいコミュニケーションをとることができる場になっています。

■バルサもユベントスも日本チームに負けた。3年前より日本のレベルも上がっている

フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと

日本のレベルが高くなったこと、バルサの選手がピッチ内外で大事にしなければならない心得などを語ってくれたアルベルト監督(C)新井賢一

――アルベルト監督は、3年前のワールドチャレンジにも監督として出場しています。
3年前と今大会を比べて、日本サッカーの印象で何か違うものを感じたことがあれば教えてください。

アルベルト3年前の大会は、日本チームのレベルが拮抗していました。あまり差がなかったので良い競争ができていました。3年前は海外のチームが多く彼らが準決勝、決勝と勝ち進んでいきました。(※ワールドチャレンジ2019大会:バルサはラウンド16でタイ代表U-12に敗退)。

今年はバルサとユベントスだけでしたが、我々は引き分けが2試合あって、ユベントスも負けました。そのことから、日本のチームのレベルも上がっていると思います。

■審判に抗議した選手たちには注意した。
選手は個人でなくクラブのイメージを考えて行動しなければならない

フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと

審判への抗議については選手たちに注意したそう(C)新井賢一

――今大会はヴィッセル神戸を始め、プレーモデルがあり、守備の組織を作ってバルサに挑んでくる日本のチームが多い印象があります。それについてはどう感じていますか?

アルベルト正しい事だと思います。小さい頃から同じメソッドで育成をすると、ファーストチームまで行くチャンスが多くなります。

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.