子育て情報『フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと』

2022年8月31日 20:00

フィジカル差のある相手との対戦、個人ではなくクラブのイメージを考えての行動 バルサが考えるピッチ内外での大事なこと

もしそのチームでプロになれなかったとしても、その下部組織にいたという、クラブへの愛着も強くなりますから。

――ピッチ外で、バルサが大切にしていることを教えてください。

アルベルト我々の選手たちが準決勝で審判に抗議をしていましたが、あれはやってはいけないことです。選手たちにも「それはいけないことだ」と言いましたし、これからも言い続けるつもりです。

アカデミーの選手が審判に対して異議を唱えることは、個人のことではなくバルサというクラブに影響をもたらします。選手個人ではなくクラブのイメージを考えて行動する必要があるのです。

■バルサが考える「12歳のプレーにおける大事なこと」

――12歳という年代において、育成する中で何を一番重視していますか?

アルベルトこの年齢で大事なのが、7人制から11人制の変更に慣れることです。バルサのU-13は、普段U-14チームと試合をしています。
この時期の1歳差は、フィジカル面で大きな違いがあります。その相手に対してもしっかりとプレーすること、相手のプレーの仕方に慣れる事を大事にしています。

――最後に、日本の選手とバルサの選手とのコミュニケーションで印象に残っていることがあれば教えてください。

アルベルト日本の子たちが「Hola(オラ)!」とあいさつをしてくれて、バルサの子たちが「ありがとう」と日本語で返したり、バッジやボールペンをあげたりしながらコミュニケーションをとっていたことが印象に残っています。

【独占取材】バルサ監督がU-12年代の選手に求める「FCバルセロナの一員」としてのふるまい>>

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