子育て情報『頑張らないのに文句ばかりの娘にうんざり。どうしたら子育て楽しめますか問題』

頑張らないのに文句ばかりの娘にうんざり。どうしたら子育て楽しめますか問題

ずっとベンチの娘。試合でもほとんどパスが回ってこないし、本気で走ればいいのに、いつも遅いしボールに追いつくのを諦める。親が助言しても「無理!」と突っぱねる。

娘のスポ少に振り回されてるのに、そんな態度にうんざり。どうしたら子どものサッカーを楽しめるの?というお母さんからの悩み。

今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとにアドバイスを送ります。
(文:島沢優子)

目次

・わが子が頑張っているように見えないとイライラしてしまうのはよくあること
・走らないのではなく「走れない」のかもしれない
・自分と他社の「課題の分離」をすること
・お母さんの主観と娘さんの課題を分ける
・子どもは親と別人格、自分の力で力強く歩めるようにすることを考えよう
・「頑張らない子」を育てているのは誰?


頑張らないのに文句ばかりの娘にうんざり。どうしたら子育て楽しめますか問題


(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

<<5年生より弱い6年生。6年だけで戦うか、実力主義でいくのか迷います問題

<サッカーママからの相談>

娘はスポ少に所属してますが、ずっとベンチでした。


6年生になりそれなりには出してもらえるようになりましたが、試合でもほとんどパスが来ずボールタッチの回数が下の学年の子よりも少ないです。

自分でもそれは分かっている上ですねたり、「無理!頑張ってる!」と私たちの助言を突っぱねます。

本気で走ればもっと速く走れるのに、何だかいつも遅い、諦める、ボールを待つの繰り返しです。

下の兄弟も振り回され、文句ばかり言う娘にうんざりした父母(私たち)が怒るという流れが毎回です。

どうしたら親も子も楽しめるか知りたいです。

<島沢さんからの回答>

ご相談いただき、ありがとうございます。

試合に出られないわが子に対し、親御さんが意欲が足らないと怒ってしまう。これは少年サッカーあるあるのひとつ。
どの競技にもよく聞かれます。

そして、それは私が少年スポーツにかかわり始めて20年弱になりますが、普遍的な問題のようです。

■わが子が頑張っているように見えないとイライラしてしまうのはよくあること

以前も「息子が自主練をしない、積極的にボールにかかわらない、スクールで友達とおしゃべりをする、ドリブル練習を最後までやらず諦めてしまう」という悩みが舞い込みました。

私も皆さんと同じように子育てをしてきたので、目の前のわが子の立ち振る舞いにイライラしてしまう気持ちはよくわかります。

私の息子もサッカーをしていましたが、走れない子でした。他の選手が一生懸命走っているのに、ひとり下を向いたまま歩く姿にこちらはあきれ果てていました。

一緒にビデオで観ながら「なんで地面見てるの?ボール見なきゃダメじゃん」

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