夏休みも生活リズムを整えることで2学期もスムーズにスタートできる! サッカーにも生かせる、脳の使い方とは?
と言う。そして、それらを4練習日続けると、無理なく自然に続けられるでしょう。
■サッカーのパフォーマンスアップにもつながる、メタ認知の習得
前編でも触れたメタ認知(自分と脳を切り離して認知し、客観的に把握すること)ができれば、夏休みの宿題や苦手な教科も、脳を上手に使うための材料になり得ます。
課題(宿題)をどうやってクリアしていくのか、脳がどうやったら宿題をやりやすくなるのか、まるでゲームをするように考えられたら、お子さんも楽しくできそうな気がしませんか?
「脳の設定ができる力がつけば、それはサッカーのパフォーマンスアップに繋がります」と菅原先生は言います。
大好きなサッカーであっても、やっていく中で小さな課題がたくさん出てきます。その小さな課題のクリアの仕方を、夏休みの宿題を通して覚えることができるのです。
夏休みもあと残りわずかですが、宿題も意図して取り掛かかれるといいでしょう。
菅原洋平(すがわらようへい)
作業療法士、ユークロニア株式会社代表、アクティブスリープ指導士養成講座主宰
国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。
2012年にユークロニアを設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。著書に『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)、『すぐやる!』(文響社)などがある。
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