子育て情報『育児時間はママの1/3!「イクメン」事情、ホントはどうなの?』

育児時間はママの1/3!「イクメン」事情、ホントはどうなの?

男性でも育児休暇が取得できるようになったりなど、父親の育児参加の”チャンス”は今後も増えるであろう日本。

”イクメン”という言葉を聞くようになって久しいですが、実際のところ、その実態はどうなんでしょうか?

今回はパパの育児事情についてのお話です。

■ 育児に対する満足度、パパとママの間に大いにギャップあり!

Q.育児に積極的に関われていますか?

アンケート


”クラシエフーズ”が実施した、「パパと子どものコミュニケーションに関する意識調査」によると、育児に対して積極的に関わっていると回答した父親は全体の約8割(「積極的」29.0%、「どちらかといえば積極的」50.5%の合計)。


何とも素晴らしい結果ですが、母親目線で見てみるとどうでしょうか?

Q.父親の育児への関わり方について満足していますか?

育児時間はママの1/3!「イクメン」事情、ホントはどうなの?

このアンケートによると全体の56.5%が「満足している」(「満足」20.0%、「まあ満足」36.5%の合計)と回答したようです。

母親の半数以上が、満足と回答しているのであれば合格ラインですが、父親のそれとはかなりギャップがあることが判明!

父親の育児、もしかすると自己満足で完結されている方が多かもしれません。
イクメン

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

■ どうやればいい?”子どもと遊ぶこと”に困っている父親たち

育児に対しての自己評価は高そうな父親たち。

しかし、平日は仕事で忙しく、帰宅時間には既に子どもが寝ている……。

そんな家庭が多い中で、父親の育児参加は週末が勝負!と言いたいところですが、父親が子どもと遊ぶ上での困りごとは結構深刻。


育児時間はママの1/3!「イクメン」事情、ホントはどうなの?


「充分な時間が確保できない」というのはある程度理解できますが、「体力的に辛い」については、母親はたとえ風邪をひいても子どもと遊ぶんだけど……と筆者なら言いたくなります。
パパがヘトヘト

Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)

また「何をすべきか分からない」「自分自身が楽しくない」という回答が挙がることはちょっと残念な印象ともとれます。しかし、女の子のお子さんであれば、”女の子らしい遊び”の経験が少ない父親は困ってしまうかもしれません。

実際に筆者の娘はお人形ごっこやお姫様ごっこが大好き。夫はどうすればいいか最初は戸惑っていました。

人形遊び

A_Team / PIXTA(ピクスタ)

子どもと過ごす時間が父親の倍以上、と言われる母親たちは、父親に対しどんな遊びを期待しているのでしょうか?

■ 母親が父親に”子どもと一緒にしてほしいこと”とは?

アンケート


母親に対して、”父親に子どもと一緒にしてほしいこと”を尋ねたところ、
  • 一緒に散歩や公園で遊ぶ70.5%
  • スポーツ56.5%
  • 旅行など遠出をする55.5%
  • キャンプなどアウトドアをする43.5%
  • 遊園地へ出かける43.5%
上記のような結果となりました。

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