子どもの習い事を親が選ぶ最重要ポイントは本人のやる気!では悩みは?
新しく始めるにせよ、長く続けるにせよ、子ども本人の気持ちを最優先している保護者が多いことがわかります。
■ 家庭内で方針やルールを決めることが大事
最後に、習い事についての方針や悩みを聞いてみました。
習い事を選ぶ際には「種類が多様化していて、どれも魅力的に感じてしまう」「苦手の向上をはかるか、得意を伸ばして苦手をカバーするか悩みます」といった理由から、何を選んだらいいのかわからない保護者は少なくないようです。
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一方で、
「自分で『やりたい!』と思う気持ちが芽生えてからでも遅くないと思う。好きこそものの上手なれだと思う」
「運動系で一つ、学習系で一つ、本人希望で一つというのを方針としています。増えすぎないように、新しいことをやる場合は、 どれかやめます」
といった回答も。
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周りが始めていたりたくさんの情報を耳にしたりすることで、悩みがちな習い事ですが、それぞれの家庭でしっかりと方針を決めることが重要だとわかります。
習い事を続けたり辞めたりする上での悩みについては、「継続させるための親のフォローが大変」「運動系の習い事は辞め時が難しく、親子で揉めました」といった回答が得られました。
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また、「習い事と中学受験の勉強を両立するのが難しい」という声も。
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習い事を継続して頑張ることは、貴重な社会経験となるだけでなく、勉強にも生かせます。
また、子どもの習い事は親にとって、金銭面以外の負担になることもありますが、家庭内で方針やルールを決めたり話し合いで乗り越えたりすることによって、子どもの成長だけでなく、親子のコミュニケーションや愛情表現にもなるでしょう。
子どもの習い事に悩んでいる方は、ぜひ今回の調査結果を参考にしてみてください。
【参考】
※栄光ゼミナール小学生の習い事に関する実態調査
不登校の理由は嘘…!? 大人がすべき子どもたちの解放【知っておきたい「不登校」のこと Vol.2】