小学生に人気の職業はYouTuber!親の希望の職業とさせたい習い事は?
「公務員」!
親が子どもに期待する職業について最も人気が高かったのは、専門資格や高い技術を必要とする「専門職」(28.3%)が1位となり、2位「教員、公務員」(14.8%)、3位「大企業の社員」(13.6%)とは大きな差がつく結果に。
kou / PIXTA(ピクスタ)
4位の「弁護士・医師などの士師業」(10.9%)も含め、子どもに専門性や安定性を求める気持ちが強く表れていました。
小学生がなりたい職業ランキングでは、「教師・先生」(1.8%)が13位、「会社員」(0.9%)、「公務員」(0.6%)はランク外となり、親の希望と子ども自身の夢のギャップが如実にあることがわかります。
また、「特にない」(42.2%)を男女別で見ると、男子39.2%、女子45.2%。女子よりも男子の方が、将来の職業に対する親の期待がやや強くなっており、全体的に親が子どもに期待する職業については少し前時代的な結果が見て取れました。
■ 「水泳」「塾」より「多くの小学生が習っている習い事はアレ!
次にご紹介するカテゴリは「習い事」。
小学生白書では毎年行っている「習い事」調査ですが、習い事をしている小学生は82.8%と約5人に4人でした。
今は、毎日のように何かしらの習い事をして、友達と遊ぶ時間がない小学生も少なくありません。
また、習い事ランキングを見てみると過去5年連続1位だった「水泳」が今年は2位にランクダウン。
一方で1位に輝いたのは、「受験のための塾・学校の補習のための塾」でした。
Ushico / PIXTA(ピクスタ)
3位には「通信教育」、5位にも「英語塾(読み書き中心)・英会話」がランクインするなど、スポーツや文化的なものよりも、勉強の習い事をしている小学生が多くなっていることがわかります。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
クラス全員が同じスピードで同じ内容を学ぶ学校とは異なり、塾では一人一人に沿ったやり方で勉強ができるメリットがあります。
少子化とともに、大学の偏差値も二極化が進んでいる現在。
水泳やピアノ、バレエなどよりも、塾や通信教育など勉強の習い事に力を入れる小学生は、今後も増えていくのかもしれません。
■ 親が塾選びで重視するのは「通いやすさ」「料金」「評判」の3つ
親に「塾選びで重視すること」について聞いたところ、1位は「家からの通いやすさ」