ルーティンになりがちな日々のくらし。もの選びも"なんとなく"や"とりあえず"になりがちだけれど、ママが子どもや夫、家族、自分のために日々行う小さなセレクトを限られた時間のなかでじっくりちゃんとセレクトできるコツをお伝えします。家に帰ることが楽しくなるインテリアや、家事がスムーズになるお役立ちアイテム、便利なお掃除グッズ、将来を見据えたお金についてなど、ママが助かる、時短になる情報を提供します。 (19511/20949)
三陽商会の展開する紳士服「マッキントッシュ フィロソフィー」から、「トロッターコート」3タイプが発売された。「トロッター」シリーズは、ビジネスマンが出張を快適に過ごすために必要な要素を備えた商品として発売された。このほど発売された「トロッターコート」は、はっ水性や保温性など防寒コートに求められる機能性を兼ね備えるほか、軽くはたくとしわが取れるというメモリータッチ素材を採用。移動中に鞄に入れても、しわを気にすることなく持ち運べるという。キルトライナーは着脱可能となっているため、3シーズンの着用も可能。ライナーにはファスナーが付いた内ポケットや大きめの内腰ポケットも備えている。ややコンパクトな着丈の「ガトウィック パーテックスタフタ ステンカラーコート」(税別6万2,000円)は、ブラック・ネイビーの2色展開。ジャケットの上からも着用可能な「スタンステッド パーテックスタフタ コンバットスモックブルゾン」(税別6万2,000円)は、ネイビー・カーキの2色展開。膝まである長めの丈の「ヒースロー パーテックスタフタ ダブルトレンチコート」(税別7万2,000円)はブラック・カーキの2色展開。サイズはそれぞれ38・40・42となる。全国百貨店・直営店の計53店舗、同社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」にて販売される。
2014年11月19日スクウェア・エニックスは18日、東京・秋葉原UDXにて、「FINAL FANTASY for Smartphone 2015新作発表会」を開催し、点灯式とともに、モーニング娘のOG・吉澤ひとみや高橋愛、元ハロー!プロジェクトメンバーの真野恵里菜がゲストとして登場した。発表会では、スマートフォン向けアプリ『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶』と『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の2つの新作が発表された。今冬配信を予定しており、対応機種はいずれもiOS/Android。ダウンロードは無料で、アプリ内課金となる。『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶』は、ゼネラルディレクターに『FF4』や『ライブ・ア・ライブ』などを手がけた時田貴司氏を、サウンドコンポーザーに『パラサイト・イヴ2』『ファイナルファンタジーXI』などを手がけた水田直志氏を起用するタイトルで、「FF」シリーズの完全新作。時代を超えて歴代キャラクター達が集結し、新たなストーリーが展開されるという。コンセプトとしては『クロノ・トリガー』に近いものとなり、グラフィックは『クロノ・トリガー』や『FF4』といったスーパーファミコン後期の懐かしさを備えた作品になるという。また、「FF」シリーズでおなじみのコマンドバトルを採用し、召喚獣の力を宿したクリスタルを装備することで、さまざまなアビリティや召喚魔法が使用できる。一方、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』は、全世界で1,700万ダウンロードを突破した『ブレイブフロンティア』を生んだエイリムが開発を手がけ、プロデューサーはスクウェア・エニックスの広野啓氏が担当する完全新作RPG。重厚なストーリーと多彩なキャラクターが登場し、こちらも『FF』シリーズの歴代キャラクターが参戦するという。エグゼクティブディレクターの早貸久敏氏は、「『ブレイブフロンティア』の焼き直しと言われないよう、『FF』らしさを出しつつ、思い出補正を超えた作品にしたい」と作品に対する意気込みを語っている。そのほか、『FF』シリーズの情報を提供する無料アプリの「ファイナルファンタジーポータルアプリ」も発表された。こちらはシリーズの最新情報を確認できるアプリで、スクウェア・エニックスIDでログインすることで、これまでのスマホ向け『FF』シリーズを購入できるほか、アプリ内で獲得したポイントで、デジタルコンテンツとの交換やプレゼント応募が可能。また、『FF8』のミニゲーム「Triple Triad」のパワーアップ版を無料ゲームとして内包し、プレイすることでポイントが溜められるという。さらに「Triple Triad」では、『ファイナルファンタジー14』とのカード連動も予定されている。秋葉原UDX前では、新作発表会を記念したイルミネーション点灯式が行われ、ゲストとして吉澤、高橋、真野が登場。「FF」シリーズの大ファンだという高橋は、子どもの頃から親のプレイを見て育ち「初めてクリアしたのは『FF9』で、そこから過去のシリーズをプレイしました。一番好きなのは『FF6』。曲も大好きですが、主人公のティナも大好き」と見事なFFフリークっぷり。また、同じく「FF」ファンの真野も最初にクリアしたのが『FF9』。「兄と父が『FF』シリーズのファンだったので、幼稚園ぐらいから見て育った私は、いつの間にかアイテムや魔法、召喚獣の名前をマスターした」とゲームスキルをアピールしていた。そして、吉澤は『FF』シリーズをプレイしていないことを告白し「私が呼ばれて大丈夫なんでしょうか?」と不安気だったが、ゼネラルディレクターの時田氏が吉澤のファンだということが明らかに。それを聞いた吉澤は「それでお仕事をいただけるものなんですね! これから『FF』を勉強します!」と笑顔で「FFプレイ」宣言をしていた。(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Character Design & Image Illustration : CyDesignation(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by Alim Co., Ltd.Illustration/(C)2014 YOSHITAKA AMANO
2014年11月19日彼氏が好きすぎて追いかけてしまう女の子「もり子」を描いて話題の森もり子さん。新刊『もっと私にかまってよ!』(マイナビ/11月22日発売)を記念して、マイナビニュース読者が見た"恋愛かまってちゃん"のイラストを描いてもらった。<今回のテーマ>めんどくさいと思う彼女のかまってちゃん行動コラム「追い込まれ男子に聞く!」の「"めんどくさい"と思う恋人の言動 - 『私のこと好き?』『用もないのに連絡』」より。Q.恋人の言動について「めんどくさい」と思ったことはありますか?・「ことあるごとに『私のこと好き?』と聞いてくる、好きじゃなかったら一緒にいない! と思う」(35歳/機械・精密機器/営業職)<イラスト: 森もり子(もり もりこ)<1988年生まれ。福岡出身。性別不詳の元OL。LINEクリエーターズマーケットから発売した「もっと私にかまってよ!」(返事をくれない彼氏を追い込むLINEスタンプ)で話題を集める。2014年11月22日にマイナビより恋愛かまってちゃんあるある『もっと私にかまってよ!』が、11月7日にKADOKAWAメディアファクトリーよりコミックエッセイ『返事をくれない彼氏を追い込んでます。』も発売予定!●『もっと私にかまってよ!』特設サイト●『もっと私にかまってよ!』<Amazonで購入>●『返事をくれない彼氏を追い込んでます。』●【追い込み女子の実態】彼氏に「もっと私にかまってよ!」と思ったエピソード10選
2014年11月19日11月23日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『悪貨』(毎週日曜 22:00~ 全5話)の完成披露試写会イベントが18日、都内で行われ、W主演の及川光博と黒木メイサ、権野元監督が出席した。島田雅彦が放つ戦慄の金融サスペンス小説を、及川光博と黒木メイサのW主演キャストで映像化した同ドラマ。あまりに精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、若き大富豪の野々宮(及川)、警視庁捜査二課の捜査官・宮園エリカ(黒木)、ニセ札鑑定のスペシャリストら、それぞれの思惑と欲望が渦巻いていく。及川は「虚無感と復しゅう心、漂う哀愁というか物悲しさを意識して演じましたが、クランクインしてから、確実に暗くなっています(笑)」と話し、黒木は「難しい役どころではあるんですが、やっていてすごくやり甲斐もありますし、充実した時間を過ごせていると思いました」と満足げ。そんな黒木は冒頭から派手なアクションシーンを披露しているが、「アクションは好きですね。朝からすごいテンションでしたよ」と明かし、権野監督は「怖いぐらいでしたよ。『本当に強いんだろうな~』と思いました」と観客を笑わせた。及川と黒木は同ドラマが初共演。及川が「ご覧のとおり素晴らしいDNAで生まれてきた印象で、クールで大人というイメージでしたが、あどけない笑顔を時折見せて、そのギャップにやられました。台湾ロケの打ち上げを兼ねて焼肉パーティーをしたら、その時は焼く焼く!焼肉奉行でしたね」と明かすと、黒木は「肉は触らせません!」とにんまり。その黒木は及川について「野々宮を演じている顔と及川さんの顔とミッチーの顔と、不思議に掴みどころがありませんでした。気さくに話してくれるが、どれが本物の及川さんなんだろうかと考えることはありますが、それを忘れちゃうぐらいに魅力がたくさんありました。及川さんにお姫抱っこをしてもらったシーンは、軽くスッと持ち上げてくださってキュンとしちゃいました」とすっかり魅了された様子だった。
2014年11月19日ルネサス エレクトロニクスは11月19日、新しいモノ作りビジネスの創出を支援するプロジェクト「ルネサス"動くモノ"開発プロジェクト」を、同社インキュベーションセンターにて立ち上げたと発表した。同社のインキュベーションセンターは、2013年12月に新しい事業にチャレンジしていくことを目的に設立された組織で、今回、同プロジェクトの第一弾として「モータモジュール」の開発が行われた。世界的にMakersの動きが盛り上がりを見せており、クラウドファインディングによる個人やベンチャー企業によるモノ作りに注目が集まるようになってきたが、その多くが駆動回路がない製品であり、物理的な動きがあるものの製品化はそれほど多くなかった。その背景として、駆動系の重要コンポーネントであるモータを活用するためにはモータごとに異なる制御手法や、モータの駆動効率向上のための制御技術、プログラミング経験、デジタル信号処理、モータの動作原理モデル、駆動側の電子回路、センサの特性などさまざまな知識が必要であり、簡単に扱えるものではない、という問題があった。一方、ルネサスは長年、事業としてモータ制御を取り扱っており、今回のプロジェクトにて、そうした知見をパッケージ化し、コマンドを送るだけで使えるソリューションの実現を目指して、「買ってきて5分でモータコントロール」をコンセプトに開発が行われたという。具体的には、モータモジュールに組み込んだマイコン(RL78/G13)に、各モータに特有の制御プログラムを内蔵し、それに対して簡単なコマンド(1行から可能)を入力するだけでモータの速度や角度を思った通りにできるようにしたほか、そうした制御を簡単にできるようなAPIも開発した。また、従来、モータごとに異なる通信インタフェースを統一化することで、モータの種類を関係なく、自由に使いたいモータを選ぶことを可能とした。さらに、各モータモジュールとつながり実際の制御を行うRL78/G13搭載のインタフェースボードはArduinoシールド互換で提供される。同社では「こうしたモータモジュールはこれまでも存在した。しかし、同モジュールはハードウェアの使い勝手の高さや使えるモータの幅、入手容易性など、トータルで高いものを提供していこうという意欲的なものとなっている」とし、こうしたモジュールなどのハードウェア部分に加え、コミュニティでのAPIの公開やサービスなどの提供も行っていき、多くの人に活用してもらうことを目指すとする。また、「色々なパートナーと連携して進めていきたいと思っているし、設計の環境も変えていきたい」としており、まずは11月23日、24日に東京ビッグサイトにて開催される「Maker Faire Tokyo 2014(MFT 2014)」にて先行展示を行い、多くのMakerから意見をもらいたいとする。なお、気になるのは製品化のスケジュールだが、2014年度中にArduino向けAPIを含めた情報の公開を行うとしているほか、複数の先行パートナーに同モジュールを活用した作品を制作してもらい、実際の感触を確かめたのち、2015年度には販売にこぎつけたいとしている。ちなみに先行パートナーの募集はこれからとのことで、「気になった人はMFT 2014で声をかけてもらえると、うれしい」とのことであった。また、価格については未定としているが、10W級モータを動かす程度のソリューションとして考えた場合で数千円程度に抑えられれば、とのことであった。
2014年11月19日「rag & bone x PORTER / YOSHIDA Rainier Backpack」65,000円(税抜)両ブランドの共有するクオリティ、クラフトマンシップ、イノベーションへのリスペクトという価値観を追求することを目的に始まったコラボレーションで、第一弾で発表した『Jaybird Backpack』 は即完売となった(日本では2013年に復刻)。第二回目となる今回は「ポーター(PORTER)」のロングセラーである『Extreme / Daypack』 からインスパイアされたスタイルの『Rainier Backpack 』と銘打ったモデルが登場。耐久性に優れた素材とデイリーに持ちやすい余計な装飾を省いたシンプルなルックスを融合させたこのバッグ「ラグ&ボーン(rag & bone)」 がオリジナルで作成したレザーのショルダーストラップアタッチメントとリベット、スエードベースでハンサムな仕上がりになっている。また機能的なディテールとしてウォータープルーフのジップ、クリアーPVCのインサイドポケット、ラップトップポケットなどをフィーチャー。色はブラックとオリジナルのカモプリントの2色展開で素材には耐久性の強いナイロンを使用。オリジナルのカモプリントはディテールにオレンジのハードウェアと白とオレンジのラベルを採用している。こちらのバッグは数量限定で「ラグ&ボーン(rag & bone)」 のEC サイトの他、厳選された世界の「ラグ&ボーン(rag & bone)」 の直営店のみでの取り扱いとなる。日本では2014年11月5日(水)から銀座三越にて先行発売をスタート、11月19日(水)より伊勢丹新宿メンズ館、表参道店、二子玉川店にて販売をスタートする。元の記事を読む
2014年11月19日今年、空前の大ヒットを記録したディズニー映画『アナと雪の女王』をモチーフにしたプラチナ製クリスマスツリー「ディズニー プラチナクリスマスツリー ~アナと雪の女王~」が19日、東京・GINZA TANAKAでお披露目された。作品の世界観を表現するため計約31キロの純プラチナを使用し、価格は3億円。【アップ写真】プラチナ製の八角錐で8つのシーンを再現ツリーは、雪山に見立てた回転式のプラチナ製の八角錐で映画の代表的な八つのシーンを再現。ツリートップに配されたアナ、エルサ姉妹の王冠や雪の結晶にもプラチナを使用するなど豪華な仕上がりとなった。背景には約2.7メートル角のプラチナ箔アート額が設置されている。同じく19日より発売されるコンパクトサイズのミニツリー「シルバークリスマスツリー」も雪山に見立てた八角錐型で代表的な4シーンが描かれている。高さ約32センチ、幅約26センチ(台座含む)で価格は45万円。「プラチナクリスマスツリー」は12月25日まで、「シルバークリスマスツリー」は来年3月31日まで販売。そのほか、アナ、エルサ姉妹の絆を雪の結晶モチーフで表現したジュエリーなど「アナ雪」関連商品も来年3月31日まで販売中。(価格はすべて税込み)
2014年11月19日俳優の速水もこみちが18日、東京・新宿ピカデリーで開催された映画『海月姫』(12月27日公開)のワールドプレミア試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・東村アキコが2008年から漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載中の同名漫画を原作に、『L・DK』(2014年)などで知られる川村泰祐監督がメガホンを取った作品。能年演じるクラゲをこよなく愛する主人公・倉下月海(くらした つきみ)と、自らを"尼~ず"と称して「男を必要としない人生」を掲げる"オタク女子"たちとの共同生活を描き、速水は"童貞エリート"こと鯉淵修(長谷川博己)のお抱え運転手・花森よしおを演じている。この日は、主演の能年玲奈をはじめ、菅田将暉、太田莉菜、アジアン・馬場園梓、篠原ともえ、片瀬那奈、長谷川博己、原作者・東村アキコ、前山田健一、川村泰祐監督も出席。川村監督とは2011年の『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』以来のタッグとなった速水は、「またご一緒できてうれしく思っています」と出演を喜び、「華やかで爽やか。撮影現場もすごく楽しかったので、そういった現場の雰囲気が映像で伝わればなと思っております」と本作をアピールした。日本テレビ系情報番組『ZIP!』の人気コーナー「MOCO’Sキッチン」で料理の腕前を披露している速水。司会者から「もし、クラゲを使って料理をするなら?」と振られると、「いやいやいや。かわいらしいクラゲがいっぱい出てくるというのに…」と戸惑いながらも、「非常にコリコリとした食感なので、辛味をつけてあえると無難においしいんじゃないかなと」と真面目に解説。「MOCO’Sキッチン」ではオリーブオイルの使い方も話題になっているが、「オリーブオイルはあまり合わないと思います。今回そこの出番はないです」と言い切り、客席の笑いを誘っていた。
2014年11月19日NTTデータと九州カードはこのたび、2015年1月より日本国内の空港、百貨店、免税店をはじめとする加盟店にて、決済時にSHINHANCARDCo.(以下シンハンカード)発行のハウスカードを利用できる仕組みを提供すると発表した。クレジットカード利用率が約65%の韓国においては、近年ハウスカードの利用率が増加しているという。しかしながらこれまで、韓国で発行されたハウスカードは日本国内では利用できなかったため、これが訪日韓国人観光客による消費行動を制約する一因となっていたと考えられるとしている。こうしたなか、このたび新たなしくみを提供することにより、韓国国内で最も発行枚数が多いシンハンカード発行のハウスカードが日本国内の加盟店で利用可能となる。これにより、訪日韓国人観光客による来日時の消費行動をより活性化する効果が期待できるとしている。近年、訪日韓国人観光客は年間約250万人に上り、日本国内における消費額は約2000億円にのぼると言われている。また、2020年に開催を控える東京オリンピックに向け、その数は今後も増加すると予測されている。韓国国内で普及しているハウスカードを、日本の加盟店で利用可能とすることで、来日時における決済の利便性が向上し、消費額の増加が見込まれる。そこで、このたびNTTデータと九州カードはシンハンカードと提携することで、シンハンカード発行のハウスカードを日本国内の加盟店で利用できるしくみを提供することとなったという。韓国国内での利用率と比較すると、来日時のクレジットカード利用率が低いことから、訪日韓国人観光客に対してハウスカードが利用可能な環境を準備することで、非現金決済の伸びる余地があると期待できるとしている。○概要(特長)日本国内加盟店のメリットNTTデータがCAFISを通じてシンハンカードと直接接続することで、全国のCAFISに接続している加盟店はすでに店舗に設置されている決済端末(POSレジやCCT端末等)のまま、シンハンカードの取り扱いが可能となるシンハンハウスカード利用可能のアクセプタンスマーク(シンハンカードマーク)を店頭に掲示し、さらに、シンハンカードがカードホルダーへ当該加盟店を紹介するため、訪日韓国人観光客の送客効果が期待できるNTTデータの役割NTTデータはシンハンカードと24時間365日接続することで、CAFISを経由してリアルタイムに加盟店からのオーソリゼーションを直接シンハンカードへ送る。また、日本国内加盟店での利用金額をシンハンカードから受領し、日本国内のアクワイアラカード会社へ入金する九州カードの役割日本国内でも特に韓国からの訪日観光客の多い九州エリアを皮切りに加盟店展開を行い、順次全国加盟店へ拡大する。九州カードは、アクワイアラとして日本国内の加盟店開拓および日本国内加盟店との精算を実施する
2014年11月19日京都大学は11月18日、昆虫が有性生殖から単為生殖に繁殖様式を切り替える仕組みを発見したと発表した。同成果は同大学農学研究科の松浦健二教授と同 矢代敏久 特定研究員によるもので、米国科学誌「Proceeding of the National Academy of Sciences USA (PNAS)」のオンライン速報版に掲載される予定。多くの動物は卵と精子を授精させて次世代を作り出す有性生殖によって繁殖している。しかし、有性生殖はオスを作らなければならないため、メスだけで繁殖する単為生殖より効率が悪い。自分の遺伝子を残すという観点からも、オスの遺伝子を必要としない分、単為生殖のほうが有効といえる。今回の研究では、女王が有性生殖と単為生殖の両方を使い分けているヤマトシロアリに注目した。昆虫の卵の表面には、卵門と呼ばれる精子を通すための孔が開いていおり、ヤマトシロアリの卵には平均9個の卵門があるとされる。ところが、松浦教授ら計6000個の卵を調べたところ、卵門の数にばらつきがあり、一部の卵には卵門が全くないことが判明。卵の中で発育中の胚を解析した結果、卵門の無い卵は単為生殖、卵門がある卵は有性生殖で発生していることがわかった。さらに、女王が若いうちは卵門の多い卵を産み、老化と共に卵門の無い卵を産むようになることがわかったという。つまり、シロアリの女王は、通常は有性生殖によって働きアリや羽アリを生産しているが、老化して死ぬ前に卵門の無い卵を生むようになり、自分の後継女王を単為生殖で生産していることが判明した。今後、卵門の開閉というメスの形質に着目した研究がさまざまな種で行われることにより、昆虫における性の異議と単為生殖の進化の理解が深まることが期待される。
2014年11月19日12月9日、マイナビニュースが、データ活用をテーマに据えたイベント「マイナビニュースフォーラム2014 Winter for データ活用」を秋葉原UDXにて開催する。このイベントでは、実店舗、ECサイト、さらにはプロ野球における選手の行動パターンまで、さまざまな分野の第一線で活躍するデータ活用のプロが、講演者として招へいされているほか、数多くのセッションを予定している。各社各様の取り組みの中から、必ず現場で役立つノウハウが得られるはずだ。その中から「データ活用に必要なDMPはこう作る!」と題したセッションを行う、東京エレクトロン デバイス株式会社 コーポレートアカウント営業部 住友義典氏に、イベントに先立って話を聞いた。近年、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)というキーワードに注目が集まっているが、DMPの実現にはさまざまなアプローチがある。東京エレクトロンデバイスでは「データレイク構想」に基づき、「EMC Isilon」と「Pivotal HD」の組み合わせによりDMPを実現する。○注目が集まるDMPとは?DMPとは言葉どおり、データを管理するためのプラットフォームだが、その概念は二つに分けられる。一つは、さまざまなデータを分析して顧客に最適な広告を配信することであり、もう一つは、大量のデータを分析してより広いマーケティング分野で活用するという意味だ。東京エレクトロンデバイス(以下、TED)が提唱するDMPは、後者の意味である。住友氏は「DMP自体は、シンプルにデータを管理する仕組みですが、自分たちで収集したデータだけでなく、第三者のものも含めてデータを分析し、新たなサービスを創出することを意味しています」と語る。しかし、企業システムに分散され保存されているデータをシンプルに一元管理することは、それほど容易なことではない。そこでTEDが推進するのが「データレイク構想」である。データレイクとは、一つのデータの湖を作り、企業内に散在しているデータをその湖に統合し、一元管理を実現する構想だ。同社は、このデータレイク構想に基づいてDMPを実現するという。○データレイク構想によるDMPの実現TEDでは、EMC社のスケールアウト型NAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)製品「EMC Isilon」(以下、Isilon)と、Pivotal社のエンタープライズHadoopソリューション「Pivotal HD」の組み合わせでDMPを実現する。住友氏は「導入しやすさが特長で、組み合わせた導入はもちろん、どちらかの製品から始める段階的な導入もできます」と語る。Isilonの最大の特長は、スモールスタートで導入し、データ量の増大に合わせてスケールアウトで拡張できること。またサイジングを行い、モデルを決めれば、導入から稼働まで1カ月弱で実現できる、シンプルな構成も特長の一つだ。ストレージ製品を導入する感覚で、ビッグデータ分析のためのインフラを構築することができる。一方、Pivotal HDは、SQLインタフェース「HAWQ」を活用することで、SQL文を理解していればビッグデータ分析が可能。これまでHadoopを使ったビッグデータ分析には、MapReduceやHiveなどに精通したエンジニアが必要だった。しかし、Pivotal HDはHadoopによるビッグデータ分析のハードルを下げることで、利活用しやすくするための機能が充実している。Isilonはストレージ環境と同様の運用ができるので、システム担当者はDWH(データウェアハウス)を作成することなく、ビッグデータ環境を実現可能。Pivotal HDはSQLが使えるので、分析担当者は汎用的なBIツールやレポーティングツールによりビッグデータを分析できる。住友氏は「シンプルで使いやすいIsilonとPivotal HDは、DMPにベストな選択です」と話す。○既存のIT資産を生かしたDMPIsilonとPivotal HDを組み合わせたDMPは、ベンダー製品を組み合わせただけに見えるが、数多くの製品から最適な組み合わせを見つけ出すのは、そもそも非常に困難な作業である。複数の製品を導入してはみたものの、いざ問題が発生すると、どこに問題があるかを切り分け、しかるべきところに問い合わせをするのは簡単なことではない。住友氏は「IsilonとPivotal HDを組み合わせたDMPであれば、サーバーのサイジングから導入、構築、運用サポートまでを、ワンストップで提供することができます。また、あらかじめ検証済みのDMPを導入できるので、短期間で信頼性の高いシステムを提供できるのが最大の強みです」と語る。また、データ活用として複雑な統計解析を行いたい場合、統計解析を熟知したエンジニアを有していることも、TEDの強みの一つである。さらに既存のデータベースからマイグレーションする場合も、同社はSQL文の変換をサポートできるエンジニアを有している。住友氏は「ユーザーに近いところで、サポートを提供できるのが強みです」と話す。さらに住友氏は、「Isilonを導入する、データを入れる、Pivotal HDで分析するというシンプルな構成が最大のポイント。分析した結果をいかにビジネスに直結できるかが最も重要です。既存のIT資産を活かしながらDMPを実現できる、IsilonとPivotal HDの世界をもっと広く紹介していきたい」と語る。
2014年11月19日国民生活センターは18日、キャッシュレス決済を悪用する業者とのトラブルが増加しているとして、消費者に注意を呼びかけた。近年、クレジットカードやプリペイドカードに代表される電子マネーなどを利用する場面が増えている。しかし、利便性・効率性の陰で、全国の消費生活センターや国民生活センターには、新しいタイプの消費者トラブルが寄せられているという。例えば、様々な決済の仕組みの中に問題のある業者が入り込んで消費者トラブルが発生したり、プリペイドカード等を不正に取得しようとする悪質業者とのトラブルだ。近年のプリペイドカードは「サーバ型」が増えており、この場合はカード番号だけで利用することができる。また、メールアドレスだけでやりとりできる番号等だけが発行される電子ギフト券もあり、悪質な業者がそれらの仕組みを悪用しているという。相談事例には、「指示されるままにコンビニで支払い、相手の電子マネーにチャージしてしまった」「クレジットカードで電子ギフト券を購入して業者に送ってしまった」などの被害が寄せられている。同センターは、キャッシュレス決済を利用する際は、表示や金額を確認した上で支払い手続きを行うほか、プリペイドカード番号を業者に伝えたり、指示された番号にチャージしたりしないよう助言。被害に遭った場合は、早急にプリペイドカード発行会社に連絡し、最寄りの消費生活センター等に相談するよう呼びかけている。
2014年11月19日マシュー・マコノヒーが17日(現地時間)、ハリウッドの殿堂入りを果たした。ハリウッド・ブルヴァードに名前入りの星形プレートが設置される2,534番目のスターとなったマシュー。最新主演作『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監督、共演のアン・ハサウェイとジェシカ・チャステイン、マシューの愛娘役を演じたマッケンジー・フォイ、妻のカミラ・アルヴェスと3人の子ども(6歳のリーヴァイ、4歳のヴィダ、1歳10か月のリヴィングストン)が見守る中、マシューは「今日は特別な日です。僕のキャリアと人生における素晴らしい瞬間です」とスピーチした。18歳になるまで、映画は2、3本しか観たことはなかったというマシュー。「最初の仕事はテキサス州オースティンで、『バッド・チューニング』(’93)という作品でした。まさかこれが仕事になるとは思ってもいませんでした。この仕事を好きになるだろうとも、今後ももっと好きになるだろうとも思わなかった」とこれまでをふり返った。セレモニー直後、マシューが長男に何かを話している姿が目撃されたが、それについて「E! News」に尋ねられたマシューは「あれ(名前入りプレート)はこれからもずっとそこにある、と教えていたんだ。『僕と一緒でも一緒じゃなくても、いつ戻ってきても、あれはここにあるから。いつか子どもができたら、その子たちを連れて来てもいい。その子たちの子どもたちだって見ることができる。そういう賞をもらったんだ』と説明したんだ」と答えた。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月19日大日本印刷は、2014年11月27日(木)、P&I Solutions Seminar「タンジブル・ビッツの進化形、ラディカル・アトムズ(舞踏原子)による新しい表現とコミュニケーションの可能性」を開催する。同社は世界最大規模の総合印刷会社であるが、書籍や包装材などの従来印刷物だけでなく、電子デバイスやデジタル情報、フォトマスクなどの印刷応用製品、 さらに環境やエネルギー、ライフサイエンスの分野にも事業を広げることで、新しい価値を創造し続けている企業だ。今回のセミナーでも注目されている"タンジブル・ビッツ"は、デジタル情報に物理的な実体を持たせることで、それを直接的に知覚し操作できるようにして、物理世界と情報世界の融合を目指すもの。そして、その進化形であるラディカル・アトムズは、デジタル情報を動的に実体化させ操作する、人間とコンピュータをつなぐ未来型のビジョンであるという。本セミナーの第1部では、タンジブルの先駆者であるMITメディアラボ副所長の石井裕教授が登壇。2014年4月、ミラノ・デザイン・ウイークの「LEXUS DESIGN AMAZING 2014 MILAN」で披露された、ラディカル・アトムズの最新作「TRANSFORM」のデザイン・フィロソフィーについて、「TUI(タンジブル・ユーザー・インタフェース)の進化と新たな可能性」と題した講演を行う。また、同社が推進する、ICT(情報通信技術)を活用したさまざまなインタラクティブメディアの開発と提供について、事例を交えた紹介も実施される。本講演は、同社のインタラクティブメディアの専門コンサルが行うのだが、前述の石井裕教授と共に「TRANSFORM」の開発に参加したメンバーが担当する予定だ。第2部では、「ミュージアムラボ - コミュニケーション技術展2014」見学会も行われる。ここでは、大日本印刷が開発した技術・表現方法の中で、美術作品の新しい鑑賞方法を提案する「ルーヴル‐ DNPミュージアムラボ」に採用されたものを中心に展示。空間開発に活用可能な、さまざまなコミュニケーションモデルを体験できるという。P&I Solutions Seminar「タンジブル・ビッツの進化形、ラディカル・アトムズ(舞踏原子)による新しい表現とコミュニケーションの可能性」の概要は以下の通り。・ 日時:2014年11月27(木)13:10~17:00 ※受付開始12:50~・ 場所:DNP五反田ビル(品川区西五反田3-5-20)・ 参加費:無料・ 申込:Web事前申込・ 主催:大日本印刷株式会社
2014年11月19日日本マイクロソフトは11月19日、11月の月例セキュリティ情報で公開を見合わせていた「MS14-068」を公開した。「MS14-068」は事前通知で公開が予定されていたものの、12日に公開を見合わせていた。修正された内容は「Kerberosの脆弱性によって特権が昇格される」というもので、深刻度は「緊急」に設定されている。対象となるOSはWindows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2。また、脆弱性は存在しないものの、OSの多層防御機能を強化する目的でWindows Vista / 7 / 8 / 8.1も対象となっている。攻撃者はドメインコントローラーを含むドメイン内のコンピューターを侵害するのに対して、これらの特権を使用できる。ただし、脆弱性を悪用するには有効なドメイン資格情報を所有していることが必要条件になるという。マイクロソフトでは、セキュリティ情報の公開時点で限定的な標的型攻撃を確認している。
2014年11月19日「グルーポン」といえば「おせち」を連想する方も少なくないのではないだろうか。グルーポンは、グルーポン・ジャパンが運営する共同購入型クーポンの通販サイト。2011年に同サイトのクーポンを利用して購入されたおせちがサイト上の見本と異なっており、期日にも届かなかったことから「おせち事件」として世間を騒がせた。そんな「グルーポン」が11月13日に「おせち・お正月特集」を開始し、おせちの販売を再開した。4年ぶりのおせち販売決定を受けてこのほど、「グルーポン・ジャパン『おせち・お正月特集』発表会」が行われ、同社代表取締役 CEOの根元啓氏が社内体制や同特集について語った。○CEO根元氏は「風化させずに取り組んできた」根元氏によると、同サイトは2011年と比較してクーポンの掲載数が4倍にまで増加。また、クーポン掲載にいたるまでの社内プロセスも改善したという。掲載前の審査基準を30件から200件に増やし、掲載ページの校正も2011年2月から外注業者ではなく社内で行っている。店舗フォロー専門部署も設立し、メールのみの対応だったカスタマーサポートも電話での問い合わせに対応した。今年のおせち販売に際しては、過去3年間でおせちの販売における事故のない販売店を選定し、万が一不備があった場合には代替品を即手配できるようにしているという。おせちの配送についても、冷凍おせちは12月30日、生鮮おせちは12月31日までに配達が完了するよう態勢を整え、12月27日~31日には配送状況確認専用の電話窓口を設置するとのこと。また、根本氏は今年のおせち販売について、「2011年の問題を風化させずに取り組んできた体制改善を"おせち"という形で皆様にご紹介したい」と語った。○こだわりの"ぎっしりおせち"では、今年はどんなおせちを販売するのだろうか。同発表会で披露された17品のおせちは、どれも豪華でぎっしりと中身がつまっていた。価格は7,780円~4万3,200円で、分量も1人前~5人前程度のものまでそろっている最高額の「銀座 馳走そっ啄 和二段重46品目」(4万3,200円)は、日本料理店「馳走○(口へんに卒)啄」の西塚茂光シェフが手がけた一品だ。グルーポンで購入すると、西塚シェフが手作りした「ぽん酢」が付いてくる。壱の重の「あわび旨煮」は、肉厚なあわびを使ったうま味あふれる一品。弐の重の「鴨ロース山椒焼き」も、柔らかで上質な肉質と山椒の香り高い風味を楽しめる。「まるきん寿 本格職人仕立て三段重おせち」(1万5,300円)は、"尾頭付き"のイセエビを使用した「舟型オマルテルミトール」がひときわ目を引く一品だ。ベシャメルソースと合わせて焼き上げたイセエビは、クリーミーな味わいと弾力のある身の食感を楽しめる。ほかにも、ノルウェー産のサーモンとマヨネーズで洋風に仕上げた「特選伊達巻スフレ(サーモン&マヨ)」などが入っており、一味違った和洋折衷のおせちとなっている。社内体制・販売体制を一新して4年ぶりに提供されるグルーポンのおせちは、味・ボリュームともにこだわり抜いた品質だった。多くの人が決意を新たにする新年。同社の"再出発"を象徴するおせちで、その始まりを飾ってみてはいかがだろうか。※価格は全て税込
2014年11月19日●RTX1200からの「継承」で、リプレースを容易にヤマハの拠点向けギガアクセスVPNルータ「RTX1210」が11月27日、いよいよ登場する。2008年に投入されたベストセラー「RTX1200」の後継機種で、6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。SCSKが11月12日に開催した「ヤマハネットワーク製品アップデートセミナー2014」では、RTX1210がどう進化したのかが紹介された。1995年にルータ市場に参入して20周年を迎えようとするヤマハ。ネットワーク機器の累計出荷台数は約260万台を超え、SOHO向けルータではNo.1のポジションを確保する。国内市場をリードしてきたのが、2008年に発売された「ギガアクセスVPNルータ RTX1200」だ。セミナーでは、RTX1200の後継となる新モデル「RTX1210」について、従来機種からどんな進化を遂げたのか、比較検証の結果が紹介された。最初に登壇したのは、ヤマハのSN開発統括部 第1開発部 ネットワーク機器グループの藤木 大輔氏だ。同氏は、商品のコンセプトが「継承と挑戦」にあるとし、この2つがどう製品で実現されているのかを説明していった。継承と挑戦は、型番にも表れている。RTX1210は、RTX1200+10であり、これは、既存ユーザーに従来機種からの置き換えモデルであることをアピールすることを意図してつけられたものだという。ただ、中身は「フルモデルチェンジ」を果たしている。社内では当初、モデル名を「RTX1300」する案もあったという。まず、「継承」については、インタフェースを踏襲している点がある。LANポート×10(スイッチングHUB用LANポート8)、ISDNポート×1、microSD×1、USB×1をそのまま搭載し、ポートの配置もほぼ同じだ。変わった点は、シリアルポートがD-SUBからRJ-45になった程度だ。RTX1200ユーザーは、ケーブルはずし、RTX1210の同じ位置に差し換えればよい。また、設定ファイルであるコンフィグも、これまでヤマハルータの設定内容をそのまま利用可能で、機種をアップグレードしても、そのまま安定稼働が可能だ。ファンレス/省電力電源/国内メーカーのコンデンサ採用といった信頼性もそのまま踏襲した。●「挑戦」により、パフォーマンスと使いやすさが向上「挑戦」については、まず、ハードウェアの性能向上がある。CPUはMIPS 300MHzからPowerPC 1.0GHzになり、メモリはROMが16MBから32MBへ、RAMが128MBから256MBへそれぞれ倍増した。また、電源は、これまではAC100Vだけだったが、AC100-240Vに対応した。電源ケーブルも本体一体型から着脱式とし、取り回しがしやすくなった。消費電力は最大消費電力が16.0Wから14.5Wへと減少。新たにイーサネット用の省電力技術「EEE」に対応した。一方で、動作温度の上限値が40℃から45℃にまでアップした。筐体の小型化も注目点だ。従来から奥行きが31mm小さくなり、設置場所の幅が広がった。最大の特徴は、ルーティングの性能向上だ。スループットは最大1Gbsから最大2Gbpsへと倍増した。さらに、VPNスループットは最大200Mbpsから最大1.5Gbpsへと約7倍増にまでなっている。NAT性能も、「ポートセービングIPマスカレード(仮称)」という新しい方式を採用したことで、これまでよりも効率的にセッションをさばけるようになった。これは、セッションごとに1つのポートを割り当てるのではなく、ポートを使い回せるようにすることで、最大セッション数を向上させる技術だという。最大セッション数は2万から、6万5534に増えた。さらに、挑戦の項目としては、リンクアグリゲーションの搭載、FlashROMのフェイルセーフ機能、シリアル通信字のUTF-8(日本語)対応、GUIの刷新などがある。なかでも、GUIの刷新は、ダッシュボード、LANマップ(端末管理)、かんたん設定など、使いやすさを追求している。藤木氏は「リプレースがしやすく、パフォーマンスも大幅に向上した。ネットワーク管理が効率的にわかりやすくなった」と強調した。●スループット性能は7倍、TCPコネクションは9倍続いて、SCSKITプロダクト&サービス事業本部ネットワークプロダクト部技術課 牧野 淳氏が登壇し、「RTX1210の性能検証結果」を報告した。検証したのは、スループット性能とTCPコネクション処理性能の2つだ。スループット性能は、近年のネットワークの高速化の状況から、以前にもまして重要になってきているという。WAN回線のサービス速度は1Gbps以上になり、クラウドやデータセンターを使って大量のデータを送受信することが増えた。増加するトラフィックの処理が滞ると、サービスの低下や最悪の場合、ネットワークの停止に陥る可能性もある。検証は、LAN接続とVPN接続のそれぞれについて実施した。LAN接続は、1台のルータに双方向に負荷をかけた際のIPルーティングのみのでの性能を、VPN接続では、2台のルータ間をVPN接続(IPIP/IPSec)し、VPNトンネルを通信するように双方向に負荷をかけた際の性能をそれぞれ検証した。まず、LAN接続では、カタログスペックの2Gbpsを達成できていることを確認、さらに、64byteのショートパケットでのスループット性能(pps)は、300kppsで、旧機種の3倍超の性能だったとした。著しい性能向上はVPN接続でも確認できた。暗号化のないIPIPでは、RTX1100と比べて7倍、RTX1200で2倍になった。さらに、IPSecのIKEv1/IKEv2(暗号/認証方式はAES-128、HMAC-SHA1)では、RTX1100と比べて15倍、RTX1200と比べて実に7倍の性能となった。では、TCPコネクション処理はどうだったか。スループットと同様、LAN接続とVPN接続でそれぞれ計測したところ、LAN接続ではRTX1100から40倍、RTX1200から10倍となった。また、VPN(IPSec)接続では、RTX1100から3l0倍、RTX1200から9倍となり、それぞれ大幅な性能向上が確認できた。「総括すると、RTX1200からRTX1210にリプレースするだけで、スループット性能は約7倍に、TCPコネクションは約9倍になる。拠点ルータだけでなく、センター側の機器をあわせてリプレースした場合、ネットワーク性能向上の相乗効果も期待できる」(牧野氏)リプレース案としては、固定回線を引けないような場合にモバイルインターネットを利用してVPN接続を構築できるようにするケースや、ISDNからの移行で「データコネクト」などの付加サービスを利用できるようにするケース、移転や合併で拠点のネットワークを変更する際に同一アドレス形態で管理するケースに向いているとした。
2014年11月19日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は11月19日から、伊勢丹新宿店にて15SSアクセサリーコレクション「VALENTINO GARAVANI ロックスタッズ1973」の先行発売イベントを実施する。12月2日まで2階婦人靴プロモーションスペース、12月3日から9日まで1階ハンドバッグプロモーションスペースにて開催。赤や黄、青など虹のようにカラフルなストライプを用いたバッグ&シューズがお目見えする。1973年に発表されたヴァレンティノのプリントをアレンジして生み出された同コレクションは、春夏らしいヴィヴィッドな配色にゴールドのスタッズが穿たれている。同パターンはボディの他、ヒールのプレキシガラスにも導入。ステンドグラスのように色めく。また、人気のスニーカーもカラーブロックで登場。価格帯はバッグ23万8,000円から42万6,000円、シューズ9万2,000円から14万3,000円。
2014年11月19日岡田将生、染谷将太、成海璃子ら実力派の若手キャストが顔を揃える新感覚アクション映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。劇中、岡田さん、染谷さん、成海さんら中心となるキャストが初めて顔を揃えての初めての撮影が9月上旬に行われ、その一部が報道陣に公開された。本多孝好の人気小説の実写化で『ヘブンズ・ストーリー』、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督がメガホンを握り、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当。ある実験の下で、それぞれ常人にはない特殊な能力を有して生まれた若者たちが、葛藤や復讐心を胸に宿命を背負って戦う姿を描く。岡田さん、染谷さんに成海さんのほか、白石隼也、清水尋也、瀬戸利樹、柳俊太郎、鈴木伸之の出演が本作製作決定の第一報の段階で報じられ、続いて黒島結菜、高月沙良、松岡茉優らの出演が徐々に発表されてきたが、この主要若手キャストの多くが初めて顔を揃えたのが、この9月上旬の撮影だ。場所は東京湾が見渡せるビルの高層階。余談だがこの日も含め、本作は夜のシーンが多く、昼夜逆転で夜中に撮影が行われることが多かったという。劇中、岡田さん演じる主人公・昴を筆頭に沙耶(成海さん)、良介(清水さん)、隆二(瀬戸さん)、亘(白石さん)の「昴チーム」と染谷さん演じる車椅子の青年で恐るべきウイルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ学(マナブ)をリーダーに、モモ(松岡さん)、静(高月さん)、ヒデ(柳さん)、壮(鈴木さん)、碧(黒島さん)が属する「アゲハチーム」の2つのチームが激突。この日はまさに、そんな彼らが初めて対峙するシーンが撮影された。先に、アゲハチームの面々が自分たちがどのように作られたのか?さらにはその先に待ち受ける運命について知らされるというシーンがあり、その後、アゲハを追いかける昴らと対面を果たす。報道陣に一部公開されたのは、アゲハチームの面々が、東京湾と夜景をバックにしたシーンの撮影。細かくカットを割って、カメラは一人ずつの表情を捉えていく。撮影・近藤龍人&照明・藤井勇という『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』のコンビにより、スタイリッシュ&クールな映像に仕上がっていることが現場のモニター越しにも感じられる。暗闇の中のほのかな明かりに浮かぶ染谷さん、松岡さん、黒島さんらの表情に彼らの心情がありありと映し出される。現場には、瀬々監督の誰よりも大きな「OK!」という声が響きわたっていた。それぞれのキャラクターが異なる“特殊能力”を有しているのが本作の見どころのひとつだが、特に肉体を変化させる能力を持つ面々は、シーンによって必要に応じて特殊メイクが体に施される。この日の現場では、体を硬化させ爪を伸ばす能力を持つヒデ役の柳さんが、黒く長い爪をつけた状態でいる姿なども見られた。残念ながら公開されたのはごく一部であり、もちろん、この日以外にも先々のシーンで彼らが再び顔を合わせ、戦闘を交わすシーンも!ちなみにアクションに関しては『GANTZ』シリーズのスタントチームが参加し、相当ハイクオリティなものになっているとのこと。原作の計3巻の単行本を映画ではミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを用意しているとのこと。現場のプロデューサーは本作を「戦う『桐島』」と表現していたが、どのような物語に仕上がるのか?いまから完成が楽しみだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日●iiyama PCを多数展示していたユニットコム特設ブース11月16日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、KADOKAWA、アスキー・メディアワークス主催によるイベント「週アスLIVE with AppBank」が開催された。「週刊アスキー」とiPhoneやiPadなどの情報サイト「AppBank」との合同で行われたこのイベントでは、週刊アスキーや週アスPLUSなどで話題となったデジギアが集結。特設ステージではトークショーが行われ、にぎわっていた。また、AppBank社長でありながらもゲームの動画配信や生放送、ライターも兼ねるマックスむらい氏がトークショーを開催。グッズ販売も行われ、多数のファンが詰めかけた。○新型PCケース「雅」や4Kゲーミングノートが展示されたユニットコム特設ブースiiyama PCでおなじみのユニットコム特設ブースでは、新型PCケース「雅」の初展示が。11月11日に"パソコンに日本のエッセンスを。"という言葉とともにティザーサイトによって告知された「雅」は、これまで情報の発信がなく、今回が初めてのお目見えとなった。これまでにない、板を重ね合わせたような独特のフロントパネルは、PCケースのデザインに一石を投じてくれるだろう。12月初旬の発売に向けて現在最終調整中とのことで、正式発表を楽しみに待ちたい。また、未発表のゲーミングノートPC「15GSX8140シリーズ(仮)」やお得意のビジュアライズノートなども展示されていた。「15GSX8140シリーズ(仮)」はQFHD(3,840×2,160ドット)の4Kディスプレイ、GPUにNVIDIA GeForce GTX970Mを搭載し、17万9,980円(税別)からの価格で販売が予定されている。この冬のゲーミングノートの選択肢がまた一つ増えたことを歓迎したい。その他に「Alliance of Valiant Arms」の試遊スペースも用意されており、推奨パソコンの性能を試すこともできた。●スーパーロボ"めしやま"(飯山)くんが初登場で早くも大人気!○スーパーロボ"めしやま"(飯山)くんが初登場で早くも大人気!ユニットコムのイベントや取材で活躍中の「戦国戦隊イイヤマン」のリーダー"イイヤマンレッド"とスーパーロボ"めしやま"(飯山)くんもブースに登場。会場に訪れた人やワンコイン大抽選会の列に並ぶ人たちを和ませていた。なお、めしやまくんは本日が初のお目見え。美味しそうなおにぎりを頭に乗せたゆるキャラっぷりで、はやくも女性や小さいお子さまに大人気の存在となっていた。イイヤマンレッドの立場、危うしである。○ワンコイン大抽選会で大盤振る舞い会場では、ワンコイン大抽選会も開始。500円で1回ガチャガチャにチャレンジでき、当たりが出れば液晶ディスプレイやSSD、タブレットなど豪華賞品を手に入れることができるとあって、長蛇の列ができていた。かなりの数の賞品が用意されていたようで、会場では終始当たりを知らせるベルの音が鳴り響いていた。なおハズレでもらうことができた500円商品券は、「BUY MORE 秋葉原本店」で11月30日(日)まで利用できる。惜しくも抽選に外れてしまった人は、忘れずに有効期限までに利用しよう。○「Oculus」などの最新技術を駆使したデモを多数体験ほか協賛各社による最新技術を駆使したブース展示も盛況な様子。特に「Oculus Rift DK2」の体験コーナーは数十分待ちになることもあるほど人気となっていた。NVIDIAブースでは3Way-SLIによる「METAL GEAR SOLID V」のプレイアブル展示や、NVIDIA SHIELDで「Assassin’s Creed Unity」をストリーミングプレイするデモが行われており、こちらも来場者の注目を集めていたのが印象に残った。買い物の途中で最新デバイスに触れて試すことができるとあり、多くの人がイベントを楽しんでいたようだ。
2014年11月19日ネオスとIDCフロンティアは11月18日、業務提携を行うと発表した。この業務提携により、新しいクラウドサービス「4U CLOUD(フォーユークラウド)」を国内の法人向けに提供する。ネオスは、これまで大容量動画配信サービスや電子書店構築CMSなどの事業において、多様なサーバ構築と運営の実績がある。一方でIDCフロンティアは、2009年6月にクラウドサービスを開始。国内パブリッククラウドでは最高水準となる99.999%のSLAやフェイルオーバーの標準提供を行い、高速大容量のバックボーンネットワークを自社データセンターで一貫運用している。発表されたサービスは、クラウドへの移行を検討中の企業や、オンプレミスの負荷に悩む企業などに提供する新しいワンセットのクラウドサービス。クラウド上でサービスを構築するにあたり必要なリソースが基本メニューに組み込まれており、スムーズな構築や運営が可能となっている。サーバは国内運用で実績のあるIDCフロンティアのクラウドサービスを利用。クラウドサービスに必要なシステム一式を基本メニューが月額9万円(税別)、初期費用も0円で提供。サーバーは基本セットで4台を提供し、構成も自由に組み替えられる。また、顧客専用の監視サーバも提供し24時間365日の監視を実施。サーバの増設に加え、セキュリティ診断、復旧作業等、企業の運用保守に関わる運用支援作業をオプションで用意している。
2014年11月19日IDC Japanは11月18日、2013年から2020年の世界IoT(Internet of Things)市場予測を発表した。これによると、世界IoT市場は、2013年の1兆3千億ドルから、2020年には3兆400億ドルに拡大し、2013年から2020年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は13%になると予測している。IDCではIoTを「IP接続による通信を、人の介在なしにローカルまたはグローバルに行うことができる識別可能なインテリジェントシステム/エッジデバイスからなる、ネットワークを束ねるネットワーク」と定義。IoT市場のエコシステムの構成要素には、インテリジェントシステム/エッジデバイス、コネクティビティ、プラットフォーム、アナリティクス、アプリケーションがあり、さらに、それらに付随する専門サービス、セキュリティサービスも含まれる。なお、上記の「インテリジェントシステム」についてIDCでは、「高度なオペレーティングシステムを有し、自動的にインターネットに接続され、ネイティブアプリケーション/クラウドアプリケーションを実行し、センサーなどが収集した情報を分析する機能を持つ安全に管理された電子システム」としている。数百億台の接続デバイスを通じて数兆ドルもの収益をもたらすと予測されるIoT市場に対し、さまざまな事業者が取り組みを活発化していることから、IoTは既に単なるバズワードではなくベンダーの将来的な成長を支える上での重要な実ビジネスになりつつあるという。今後も顧客ニーズを満たすべく、この新しい市場機会に焦点を合わせてさまざまな戦略がベンダーによって打ち出されると見込まれる。米IDC バーノン・ターナー氏は「注力するビジネスの規模や種類に関わらず、世界中のあらゆるベンダーがIoTのもたらす市場機会に注目している。成熟度の観点からは未だ初期段階ではあるものの、IoTは政府、消費者、エンタープライズ分野における、またとないビジネスチャンスとなるであろう」と述べている。また、調査から「IoT市場において、一連のベンダー、サービスプロバイダー、システムインテグレーターが成功を収めるには、共存し、製品やソリューションを統合」する必要があることや「IoT向けインテリジェントシステム/エッジデバイスの接続数は2020年に約300億台に達する」こと、「新興ベンダーはIoT市場に攻勢をかけるべく、戦略的に事業を切り出すことで取り組みを加速させており、それによって大手ベンダーのイノベーションが創出される」点が明らかになったとしている。
2014年11月19日仮想化基盤アプライアンス「Nutanix Virtual Computing Platform」を提供するニュータニックス・ジャパンは、米国本社からワールドワイドセールス&ビジネスディベロップメント シニアヴァイスプレジデント サディーシュ・ナイル(Sudheesh Nair)氏を招いて、事業戦略説明会を開催した。同氏はまず、Nutanix社の概要について「我々の会社は5年前に設立され、インフラにおいてもっとも急成長している企業だ。製品の販売を始めてから3年、日本に進出してから3年(日本法人の設立は2013年6月)の新しい会社であり、グローバルな企業でもある。現在はワールドワイドで、53カ国で営業マーケティング活動をしている」と説明。続いて、同社が成長しているキーワードとしてシンプルさを挙げた。同氏はシンプルさの例として、「かつてのAltavistaの画面と、現在のGoogleの画面を比較し、「人々は、ITインフラをシンプルにすることは難しいと考えているが、Googleの画面はシンプルだ。しかし、あらゆるものを検索することが可能だ。人々は複雑なことをしようとしても、複雑さは好まない」と指摘した。また同氏は、シンプルにするためにはソフトウェアで機能を実現することが重要だとして、例としてiPhoneを挙げ、「iPhoneは、ウォークマン、計算機、カメラなど、多くの機器を不要にし、それをソフトウェアで実現している。ソフトウェアで定義することで、より良いものができる」と述べた。さらに現在のITインフラ構築の際の複雑性を指摘し、「CIOは新たなシステムを構築しようとする際、ストレージやファイアウォール、ロードバランサなど、さまざまなボックスについて、どう設置するかや、どう接続するかを考える必要があるが、これは本来、CIOのすべき仕事ではない。ITは複雑で、常にこういったものを考えることに時間をとられるが、我々のシステムはこういったことを考えなくても済むようにすることだ」と述べた。そして、これらを解決するための1つの方法として、パブリッククラウドを利用する方法を挙げ、「これを実現する方法として、まず、思い浮かべるのはパブリッククラウドだ。パブリッククラウドは必要なときに、必要なものが得られ、制限のない拡張性も得られる。コンタクトする場合も1箇所でよい。ただ、セキュリティ、自由度、コストなどの課題がある。パブリッククラウドの反対側にはオンプレミス型もあるが、オンプレミスは完全なコントロールやセキュリティは確保できるが、AWSのような価値は提供できない。また、段階的な成長に制約され、レガシーシステムへのこだわりもある。我々は、両方のいいところを組み合わせて提供したい 」と述べた。同社では、ITインフラを仮想化基盤をサーバとストレージを統合した2Uのアプライアンスとして提供する。1ノード単位でスケールアウトが可能で、1つのアプライアンスで最大20コアまで対応する。同氏は同社のアプライアンスの特徴について、「ノードを追加するたびに性能、キャパシティが追加され、追加する際にシステムを停止する必要も、ロードバランサも必要ない。これは、Googleのデータセンターに似ている。ノードを追加すれば、直線的な拡張が得られるので、2000ノードを導入している顧客もいる」と説明した。また、スナップショット、HA (高可用性)、災害復旧、重複排除などがソフトウェアサービスとして提供される。国内では、Yahoo!やNTTスマートコネクトのほか、自治体では足立区がNutanixを採用しているという。また、同氏はVMwareが似たようなコンセプトのEVO:RAILを出してきたことに対しては、Nutanixがすでに3年前から製品を出荷し、成熟し安定した技術であることと、VMwareだけでなく、Hyper-VやKVMなど他の仮想化基盤もサポートしているオープン性を優位性として挙げた。
2014年11月19日日本のGDPは、消費税率引き上げに伴なう駆け込み需要の反動減などの影響で4-6月期に前期比年率7.3%もの大幅減となったのに続き、7-9月期も17日発表の速報値で1.6%減と、2四半期連続のマイナス成長となりました。このように、経済が成長軌道に戻っていない状況下、来年10月に消費税率再引き上げ(8%→10%)を予定どおり実施すれば、デフレ脱却が遠のくリスクがあるとして、安倍首相は18日、再引き上げの1年半先送りと、21日に衆議院を解散し、総選挙(12月2日公示、14日投開票)に踏み切る方針を示しました。再引き上げの先送りは、目先の景気下振れリスクの著しい低下につながるという点でポジティブと考えられます。一方、財政健全化が遅れる可能性があることに加え、来年1月に開かれる通常国会で、景気下支えのための今年度補正予算案だけでなく、消費税関連法の改正などが優先され、来年度予算も含め、成長戦略関連の法案などの審議が遅れる可能性もあるという点はマイナスとみられます。ただし、先週、「再引き上げ先送り、解散・総選挙」との方向性が連日報じられ、市場も大きく反応していただけに、これらの材料は好悪両方とも織り込みが進んでいると考えられます。世論調査での安倍内閣の支持率は、やや下がったとはいえ、高い水準を維持しています。こうしたことなどから、自民党は、12月の衆議院選挙で議席数をやや減らす可能性もあるものの、議会での優位を保つとの見方が有力な状況です。そして、同選挙で自民党が向こう4年の政治基盤を確かなものとし、安倍首相の下で長期政権が続く可能性が一層高まれば、改革に対する既得権益層の抵抗が弱まることも考えられます。ただし、「選挙に絶対はない」と言われます。2017年4月には消費税率再引き上げを確実に実施するとの方針も含め、安倍首相の今回の決断が、果たして構造改革や成長戦略への期待回復を促す契機となるのかどうか、選挙結果はもちろん、選挙後の政策の行方が注目されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2014年11月19日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年11月19日電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation: EFF)は11月18日(米国時間)、SSL/TLSの採用を促進する認証事業者(CA)イニシアチブ「Let’s Encrypt」を発表した。ドメイン所有者が簡単なプロセスでDV証明書の発行を無料で受けられるようにし、Webアクセスでやり取りする全てのデータの暗号化実現を目指す。2015年夏に運用開始する予定。Let’s Encryptは、Mozilla、Cisco Systems、Akamai Technologies、EFF、IdenTrust、ミシガン大学の研究者などによる協同の取り組みで、新たに設立された非営利組織Internet Security Research Group (ISRG)によって運営される。なりすましやフィッシング、個人データの盗用や悪用といった被害を減らすために、SSL/TLS証明書によるHTTPの暗号化(HTTPS)がWeb全体に広がらなければならない状況だが、積極的に採用する動きが十分に広がっていないのが現状である。EFFは「導入の仕組みの複雑さ」「ビューロクラシー」「コスト」の3つがHTTPS採用の障害になっていると指摘する。Let’s Encryptは以下の6つの原則を掲げている。無料: 全てのドメイン所有者が無料でドメインの検証と証明を受けられる。自動: 証明書の取得とインストール、更新などのプロセスが負担にならないように自動化。安全: モダンで効果的なセキュリティ技術を採用。透明性: 証明書の発行と取り消しに関する全て記録を検査可能に。オープン: 発行・更新を自動化するプロトコルにオープン標準を採用、また可能な限りオープンソースのソフトウエアを用いる。協同: コミュニティ全体の利益を目指した協同の取り組み。Let’s Encryptはドメインの確認と証明書の発行をセキュアに自動化し、スムーズに管理できるように数々の新技術を採用する。例えば、CAとWebサーバ間のプロトコルにより強力なドメイン検証を含むACME(Automated Certificate Management Environment)を用い、またEFFのDecentralized SSL Observatoryやミシガン大学のscans.io、GoogleのCertificate Transparencyログなど、証明書のデータセットを広範に採用する。EFFのテストでは、知識を持つWeb開発者でも初めて暗号化を有効にする際には1-3時間を要した。Let’s Encryptはそれを20-30秒にまで短縮しようとしており、GitHubでACMEクライアントの開発者プレビューを公開した。
2014年11月19日Spansionと大日本印刷(DNP)は11月18日、スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth対応の専用Beaconを使って、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始すると発表した。DNPのiBeaconを使った情報配信サービスは、スタンプラリーのほか、デジタルクーポンや施設内のマップ情報、商品説明配信などに拡大。既に、日本航空と羽田空港第1旅客ターミナルおよび各地の空港、イオンモールの商業施設「イオンレイクタウン」などで実証実験を行っている。一方、iBeacon対応サービスの増加に伴い、施設に設置するビーコン端末の保守・メンテナンスの作業負荷やコストは、事業者にとっての大きな負担になると想定される。スパンションは、フラッシュメモリをベースにした組込みシステム向けソリューションにおけるグローバルリーダーで、同社のエネルギーハーベスティングソリューションは、エネルギー源として太陽光や振動、温度変化などを利用している。また、それら複数のエネルギー源を並行して利用できるため、信頼性の高い電池レスの動作を実現する。スパンションでは、このようなセンサーやビーコン・モジュールに対する企業の保守・運用費用削減に貢献すると共に、新しいIoTアプリケーション創出の一翼を担うとしている。
2014年11月19日前回の記事では、業務の見える化に役立つ手法と、大企業が抱える、大企業ゆえのプロセスの問題点を取り上げた。今回の記事では、事業再編や買収・統合を繰り返すことで複雑化してしまったビジネスプロセスやシステムを改善し、競争力の強化に貢献するソリューションをセミナーに先立ってご紹介しよう。○システム間の壁をなくし、業務プロセスを一本化企業はビジネス現場において必要な情報やデータを活用するためにITシステムを利用しているが、こうしたシステムは必ずしも全て一元化されているわけではない。前編でもご紹介したとおり、部門ごと、業務ごとによって利用しているシステムが異なっているケースが大半であり、特に買収・統合などによるシステム統合は一筋縄ではいかない。システムの全面的な刷新を行うにしても、膨大な費用が必要となるからだ。既存の投資(システム)を生かして、システムとプロセスを有機的につなぐ解決策として、ここでご紹介したいのが、SOA(サービス指向アーキテクチャー)を採用したBPMプラットフォーム「OpenText Process Suite」および同コアエンジンである「OpenText Cordys」(以下Cordys)である。ソリューションの特長であるSOAフレームワークによって、異なるシステムやテクノロジー間のギャップを解消できるため、システムありきではなく、業務主導型のプロセスを柔軟に構築できる。たとえシステムが世界各地に乱立していたとしても、そこにあるデータを一元的に閲覧し、活用できるようになるというわけだ。従来は、こうしたシステム連携を行うためには、膨大な労力と時間が必要とされていたが、このアプローチによって開発期間が大幅に短縮されるため、必要なシステムがスピーディーに展開できるという。もちろん、一連の業務プロセス管理と自動化、各種ルール定義などを設定・実行するBPM本来の機能も備えている。業務活動モニター(BAM)も組み込まれており、リアルタイムで上がってくるデータと、あらかじめ設定したKPIを比較しながら、改善点を探ることができるため、状況に合わせた動的な判断や割り当てにより、プロセスのボトルネックを即座に解消し、タイムリーかつ的確な業務の流れをコントロールできる。このほか、カスタマイズ可能なユーザーインターフェースの設計やモバイル対応などのモジュールが用意されているという。○BPM成功へのヒント~高い汎用性・拡張性が、使い方の幅を広げるBPMは決してシステムだけで成功するものではないが、最適なシステムを活用することによって、プロセスの標準化や効率化を最大化させることができる。業務プロセスの状況把握を可能にするだけでなく、業務の継続的な改善を実行するのに必要な機能を兼ね備えたソリューションを活用すれば、現場での効率アップやミスの防止、さらにはスピーディーな経営判断にもつながってくるだろう。企業の情報システム部門にとっても、寄せ集めのコンポーネントのみで構成されたシステムを運用するケースで発生していたような、システム間の依存状況の心配や、システムごとのインストールやアップグレードに時間と労力、追加コストの負担から解消される。システムの継続的な運用とメンテナンスの容易性が高まることは間違いない。別の側面から見ると、業務プロセスの中で必ず発生する各種コンテンツやドキュメントの利活用にも期待できる。例えば生産プロセスであれば製品の仕様書や設計指示書、また販売プロセスにおいては契約書や申込書など、業務シーンごとにさまざまなドキュメントや関連情報が存在している。しかし、プロセスやシステムが分断されているケースでは、一定の部門や業務など限られた範囲のみの利用であったり、手作業による受け渡しが発生している。ECM(エンタープライズコンテンツ管理)と呼ばれる情報コンテンツ管理基盤とBPMソリューションを連携することでプロセスに即した情報共有が加速されるため、こうした取り組みも増え始めているようだ。BPM活用の具体的な導入事例とその効果に加え、子会社ごとにバラバラとなっていた業務プロセスを統合し、最終的に全社共通のプロセスへ移行させてゆくための手法(シェアードプロセス)、EDI/サプライチェーンとの連携なども紹介される予定だ。ビジネスプロセスの最適化という難題を実現するために、関心を持たれた方は、ぜひセミナーに参加して、その詳細をご確認いただきたい。
2014年11月19日日本電気(NEC)とトレンドマイクロは11月18日、SDN対応製品とセキュリティ製品を連携し、サイバー攻撃を自動防御するソリューションを共同開発したと発表した。2015年3月よりNECが提供を開始する。両社は、NECが培ってきたSDNの技術とトレンドマイクロのセキュリティ脅威検知・解析技術を連携させることで、顧客のシステム全体を俯瞰し、セキュリティリスクやサイバー攻撃を早期に特定し、SDNによって迅速な初動対応の自動化を実現するソリューションを共同で開発。顧客のセキュリティリスクの最小化と安全なシステム運用を実現していくことを目指す。NECは、SDNの普及促進を図るため、2014年10月にSDNパートナーシッププログラム、NEC SDN Partner Spaceを開始。トレンドマイクロでは、SDN等の仮想化技術と連携した次世代セキュリティアーキテクチャの開発を進めており、NEC SDN Partner Spaceにも参加。今回発表する連携ソリューションは、両社によるSDNパートナーシップ連携による成果の第一弾となる。具体的には、トレンドマイクロの「Deep Discovery Inspector」「Trend Micro Deep Security」による、ネットワーク上のふるまい監視、不正プログラム感染や改ざんの検知などに基づき、NECのSDNコントローラ「UNVIVERGE PF6800」がSDNネットワークを動的に制御することで、不正なPC端末やサーバなどの隔離・遮断、検疫、監視、および通信経路変更によるサービスの切り替えが自動化。その結果、標的型攻撃などの高リスクなセキュリティインシデントに対して迅速な初動対応が可能になり、また検知から処置までを自動化することによって、人的な操作ミスの削減が可能になるとともに、運用者のスキルに頼らない運用レベルの均一化が可能になる。NECはこのソリューションを、2015年3月より、850万円~の価格で、主に個人情報を取り扱う官公庁や自治体、ならびに民間企業向けに提供を行う。今後両社において、高度な相関分析機能を実装し、仮想ネットワークに限らず、ITシステムを構成する仮想サーバやセキュリティ機器等の自動制御を行うソリューションを順次共同で開発していくことにより、企業のITシステム全体の運用継続や可用性の維持を実現する。
2014年11月19日アプリックスIPホールディングスは11月18日、ウォーターサーバー用の「お知らせビーコン」を開発したと発表した。ウォーターサーバーのボトル交換タイミングを常に把握し、ボトル補充が必要になったタイミングで、スマートフォンから簡単に補充発注が可能となる。ウォーターサーバー利用者は、ボトルの補充発注がうまく管理できずに不足・余剰などの課題を抱えており、提供企業側にとっては販売機会の損失になっているという。このビーコンにより、利用者が必要なタイミングで簡単にボトルを補充発注でき、配送日の指定や変更が可能となるだけではなく、提供企業側にとっても顧客満足度の向上による追加受注の拡大、解約リスクの軽減、受注作業効率の向上、利用者の水利用頻度・傾向などが把握できる。これは、家庭用品向けの継続的な補充発注ソリューションとして提供する。また、家庭用品だけでなく、オフィスや工場向け製品など、国内外のメーカーとともに「お知らせビーコン」を搭載したさまざまな製品の開発を進めていくという。
2014年11月19日米NVIDIAは18日(現地時間)、同社の8型Androidタブレット「SHIELDタブレット」へ向け、ソフトウェアアップデートの配信を開始した。これによりOSは"Lollipop"こと最新のAndroid 5.0に更新されるほか、プリインストールされているアプリへの新機能追加などが行われる。今回は一般配布が開始される少し前に触れる機会を得たので、簡単に新要素をまとめてみたい。NVIDIAは2014年11月13日(現地時間)、11月中にOTA(On-The-Air)でソフトウェアアップデートを提供すると発表。また、11月16日には秋葉原で開催されたイベントにて、Android 5.0を搭載した「SHIELDタブレット」の展示を行っていたが、それからほどなくの配信となった。ソフトウェアアップデートの配信については、端末によってタイミングが若干異なるとのころだが、それほど時間をかけずにアップデートの通知が来るだろう。NVIDIAによると、Nexusブランド以外へのタブレットにAndroid 5.0が提供されるのは、「SHIELDタブレット」が初だという。今回のアップデートの柱として、Android 5.0提供のほか、「Half-Life 2: Episode One」を「SHIELDタブレット」向けに提供することや、NVIDIA GRIDによるゲームストリーミングサービスへの対応が挙げられる。ただ、「Half-Life 2: Episode One」の場合、海外で販売する容量32GBのWi-Fi+LTEモデルにはバンドルキャンペーンが用意されているが、日本国内で販売する容量16GBのWi-Fiモデルは対象外であること、ゲームストリーミングサービスも日本での展開については現在のところ未定となっていることを考えると、日本国内に限ってはAndroid 5.0が目玉といえるだろう。このほか、細かい点としてはメモリ消費と性能の最適化や、メモリUSB Yケーブルのサポート、コンソールモード時の4K出力への対応なども行われている。個人的には「USB Yケーブル対応」が地味だが重要なポイントに思う。「SHIELDタブレット」では、GeForce GTXシリーズを搭載したデスクトップPCで起動したゲームの画面をSHIELDタブレット側で転送できる「GameStream」に対応する。このとき、MiniHDMI経由で外部ディスプレイに出力する場合、無線でネットワークに接続すると720pでの出力だが、MicroUSBに対応したLANアダプタを使って有線で接続すると1080pでの出力が可能だ。これまではLANアダプタを使うと、MicroUSBポートがふさがってしまうので、充電ができなかったが、Yケーブルをサポートすることにより、有線でネットワークに接続しつつ、本体の充電が可能となった。つまり、別室にあるPCからリビングのタブレットにストリーミングするときにバッテリを気にせず、高解像度で楽しめるようになる。○「マテリアル・デザイン」を採用したAndroid 5.0Android 5.0では、ユーザーインタフェースに「マテリアル・デザイン」を採用する。Android 4.x系でも最新バージョンの「Gmail」アプリや「マップ」アプリで、すでに「マテリアル・デザイン」が取り入れられている。一見、Windows 8やiOS7以降の「フラットデザイン」とあまり変わらないように見えるが、使っていくうちにフラットな要素の「重なり」やタッチしたポイントでのアニメーションなど、「マテリアル・デザイン」の特長が何となくつかめてくる。また、ユーザーインタフェースの更新として、クイック設定と通知も挙げられる。Android搭載端末でも機種によって違いがあったり、個別に設定できるケースもあるが、Android 4.4.2を搭載した「SHIELDタブレット」では、画面上部の左側を下にスワイプすると通知が、右側を下にスワイプするとクイック設定のパネルが表示された。Android 5.0では、画面の上部から下にスワイプするとまず通知が表示される。通知のパネルをさらに下にスワイプするか、日にちや時刻が表示されている部分を長押しすることでクイック設定が表示される。「SHIELDタブレット」のクイック設定には「共有」という項目が用意されているが、ここからプレイ中のゲーム画面や動画をキャプチャして、動画配信サービスにアップロードしたり、ゲーム実況動画の配信サービス「Twitch」にライブストリーミングが可能な「ShadowPlay」を呼び出せる。通知に関しては、ロック画面に通知を表示可能になった。また、設定の中に「音声と通知」という項目が設けられ、ここから通知に関してまとめて設定できるようになった。基本的な動作に関しては軽快だ。「マテリアル・デザイン」によるアニメーションの表現がぬるっとした感じなので、よりなめらかになった印象を受けた。ちなみに「SHIELDタブレット」の特長として、専用のワイヤレスコントローラがあるが、こちらの操作もAndroid 5.0の影響を受けている。通知が音声の設定とまとめられたので、音量調節ボタンを押すと通知が開いてしまうという現象が起こっている。さらに筆者の環境では、スタート長押しで立ち上がるキーマップツールが、ゲームによっては立ち上がらないというケースがあった。本体のソフトウェアアップデートに合わせて、コントローラのアップデートも配信されたが、これがAndroid 5.0向けのものかどうかは詳細は不明だ。○プリインストールアプリも更新今回のソフトウェアアップデートでは、プリインストールされたアプリの更新も行われている。ゲームアプリにアクセスできるランチャーである「SHIELD Hub」では、GRIDゲームという項目が追加されているが、これはテスター向けの先行配信のため。日本でのサービスは未定なので試すことはできない。一般向けの配布ではメニュー自体がなくなっているかもしれない。お絵かきソフト「Dabbler」はユーザーインタフェースが一新。OSと同様に「マテリアル・デザイン」を採用した。これまでは画材を選択するパレットが画面下、ファイルを保存するといったメニューが画面上部に表示されていたが、新バージョンでは左右にメニューが展開する。キャンパスを広くとらえられるようになったほか、メニューの呼び出し方が分かりやすくなった。また、レイヤー機能がサポートされ、より高度な作業も行える。○パフォーマンスも測定Android 4.4.2とAndroid 5.0でベンチマークテストをそれぞれ行った……のだが、GFXBenchとAnTuTu Benchmarkは、Android 5.0でテスト中にアプリが何回も落ちた。タブレット本体の再起動やアプリの再インストールを何回か繰り返し、何とか完走したスコアを取得しているが、安定性に欠ける。そのため、3DMark以外のテストについてはあくまで参考としてみてほしい。Overallではほとんど差がないといっていいだろう。Graphics scoreでは少しAndroid 5.0が低く出ているが、これも4%程度の違いで、大きな影響とはいいにくい。参考値ではあるが、GFXBenchとAnTuTu Benchmarkでもほとんど差は出なかった。○日本国内では限定的なアップデートだが今後に期待さて、簡単にではあるが「SHIELDタブレット」のソフトウェアアップデートについて紹介した。「SHIELDタブレット」は、海外モデルでの展開も含めて考えると、OSだけでなく、ゲーム関連にも力が入っていると分かるのだが、日本国内では限定的なアップデートといえる。アプリによってはというか、これからAndroid 5.0に対応するアプリの方が多いと思われるので、特に「最新のOSを早く使いたい」という欲求がなければ、アプリの対応状況に合わせて待ってみるのもいいかもしれない。逆に考えると、NVIDIA自身が説明するようにNexusブランドに次ぐスピードで、Android 5.0が提供されているので、新しいものが好きな人にとっては歓迎すべきアップデートともいえる。ただ、「SHIELDタブレット」は"ゲーミングタブレット"という位置付けなので、ゲーム関連のアップデートについてももう少し享受できればと思う。やはり、気になるのはGRIDによるゲームストリーミングサービスだ。NVIDIAは、2014年11月中に北米で、12月に西ヨーロッパ、2015年にアジアでサービスを開始するとしてる。今後この「アジア」の中に日本が含まれることを期待したい。
2014年11月19日イクメン夫 裏切りの二重生活
まさか夫と保育士が!? シタ側の哀れな末路
私のママ友付き合い事情