緑と光に包まれる柔らかい光に満ちる コンパクトで心地よい空間で暮らす
作り付けの棚には本がずらり。同じく作り付けの机は、主に岸さんの裁縫スペース。正面からは1階全体を望むことができる。
反対側には、中川さんのレコードコレクションが並ぶ。
2階のリビング。北側の窓から入る光と、奥に見える天窓からのたっぷりの光によって、居心地の良い自然な明るさで満たされている。右手前にある階段を降りるとロフトへ通じる。
キッチンの配置やカラーリングは、岸さんと猿田さんが相談して決めた。手前の作業台は、窓を出窓にすることで生まれた。
中庭へ出るベランダは、中川さんのお気に入りの場所。
変化を楽しむ暮らし
主に本や雑誌の装幀のデザインをしている中川さん・岸さんご夫妻。
昨今の新型コロナウィルスの影響により、現在は在宅で仕事を行なっているという。
「もともと外で仕事をしていたのですが、子どもを見ることもできるので結果的に良かったと思っています。在宅ワークでも、気持ちの良い光が入ってくるので、1日中ストレスなく過ごすことができています」と話す中川さん。
岸さんも「最初はくつろぐためだけの家でしたが、今は仕事場という面も持つようになりました。
この先も、家がどう変化していくか楽しみです」