あなたは『米粒アート』をご存じですか。米粒アートは、米粒に文字を入れたり、絵を描いたりする芸術作品です。米粒にあの有名キャラクターが…まるで本物のような風景をミニチュアで作り上げるプロのジオラマ作家、情景師アラーキー(@arakichi1969)さん。X(Twitter)で『#多分私しかやってない』というハッシュタグを付けて、米粒にあるキャラクターを描いたところ、多くの反響が集まりました。文字通り、ほかの人は描いていないであろう、唯一無二のアートとは…。「米に『ガンダム』を描いた」なんと、米粒には、アニメ『機動戦士ガンダム』のガンダムが描かれていたのです…!細部までしっかりと再現されており、『機動戦士ガンダム』が好きな人はテンションが上がってしまうでしょう。ちなみに、米粒は表面に糖が付いており、塗料をはじいてしまうため、スポンジヤスリで表面を擦るところから始まるのだとか。気の遠くなる作業と手先の器用さに、感動しますね!投稿には「炊いたらどうなるんだろう」「え、すご。天才がいた!」「感動のあまり涙が出てきた」などの声が寄せられました。情景師アラーキーさんの手にかかれば、米粒でさえキャンバスと化してしまいました。今後、どんな作品を生み出してくれるのか、注目したいですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月19日小腹が空いた時に食べる『3時のおやつ』。仕事の息抜きや気分転換にもなるので、「よし!頑張ろう」という気持ちになれますよね。褒めてくれるビスケットこれまでさまざまな自作のアイディア作品を公開し、たびたび反響を集めている、クリエイターのミチル(@mitiruxxx)さん。X(Twitter)で一風変わったビスケットを公開したところ、8万件を超える『いいね』が寄せられました。話題を呼んだ作品はこちらです。褒めてくれるビスケット入りの『賛辞のおやつ』を作った。パッケージの中には「いいね!」や「たいへんよくできました」と書かれたビスケットが入っています…!褒めてくれて、小腹も満たせるので、頑張った日のおやつに食べたくなりますね。大人になると人から褒められることが少なくなるので、『賛辞のおやつ』は最高の栄養になるでしょう。投稿には、商品化の熱望や絶賛の声が多数届きました。・これぞ現代に一番必要とされる栄養素。・毎日、1袋支給してほしい。・これは大人にこそ必要なおやつだ。・商品化してほしい。職場で配りたい。褒められるとポジティブな気分になり、頑張る原動力になりますよね!小腹と心を満たせる『賛辞のおやつ』に多くの人が魅了されたでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月05日これまでさまざまな自作のアイディア作品を公開し、たびたび反響を集めている、クリエイターのミチル(@mitiruxxx)さん。X(Twitter)で一風変わった鉛筆削りを公開したところ、11万件の『いいね』が寄せられました。話題を呼んだ作品はこちらです。『冷ややっこの鉛筆削り』を作ってみた。なんておいしそうな鉛筆削りなのでしょうか…!醤油やネギも添えられており、リアルな冷ややっこが再現されています。しかし、それだけではありません!鉛筆を削ると…。削りカスがかつお節風に…!冷ややっこにかつお節は、欠かせませんからね。遊び心あふれるユニークな作品に、商品化を熱望する人は多いでしょう。投稿には絶賛の声が多数届いていました。・うわぁ。これは削るのが楽しくなっちゃう。・子ども達もこれなら喜んで削りそう。・待って天才すぎる。削るために勉強、頑張れそうだわ。・欲しい。ずっと削り続けてしまいそう。ちょっとした作業を楽しくする、『アイディアの力』に驚いた人は多いでしょう。今後はどんな作品を生みだしてくれるのか、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月31日みなさんは『切り絵』を知っていますか。1枚の紙を切り抜いて、絵を作成する『切り絵』は、日本の伝統工芸の1つです。『切り絵』作家として活躍する梨々(@ririkirie)さんが、X(Twitter)で自身の作品を公開したところ、大きな反響を集めました。こちらの作品をご覧ください!梨々さんが作ったのは、まるで小説の1ページになっているかのような『切り絵』。同作品は、『桜の樹の下には(梶井基次郎著)』と『赤い蝋燭と人魚(小川未明著)』をテーマに、文章を一字ずつ切り出しています。また、動物の骨や人魚、神社など、情景も切り絵で表現されており、小説の世界に入り込んでいるような感覚になれますね。ちなみに、同作品は、完成まで100~150時間ほどかかっており、すべて手作業で作っているそうです…!作品を見た人々からは、感動のコメントが寄せられています。・す、すごすぎる。三度見ぐらいしました。・言葉を失った。素晴らしい才能ですね。・切り絵レベル1億の人がいた。・発想と根気と器用さが、人間業の作品とは思えない。繊細な手作業で生まれる、独特な美しさと奥深さを感じさせる『切り絵』。梨々さんの素晴らしい作品を通して、日本の伝統工芸が、世界中に知られていくといいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日大手ファストフード店の『マクドナルド』で長年愛されている、人気メニュー『ビッグマック』。3枚のバンズと2枚のパティにレタスなどの野菜やチーズが挟まった、食べ応えのあるメニューですよね。美術作家の小坂学(@coca1127)さんがX(Twitter)に投稿した、『ビッグマック』の写真が話題になっています。投稿されたのは、色の付いていないモノクロの『ビッグマック』。白黒写真のようにも見えますが、この『ビッグマック』は食べることができません。なぜなら…小坂さんが紙で作った作品なのですから!紙で作られた『ビッグマック』に驚き小学生の頃、親に買ってもらえず、食べたくて仕方がなかった『ビッグマック』。いまだに特別な存在なので、紙を素材に制作しました。こんなコメントとともに、紙で作ったビッグマックを公開した、小坂さん。『ビッグマック』そのものはもちろん、発砲スチロールでできた当時のパッケージも見事に紙で再現しています。バンズの凹凸や、今にも溶けだしそうなチーズなど、1つの素材で作られたとは思えないほど多様な質感を表現。そのクオリティの高さに驚きますね。こちらは制作途中の様子。パティ部分は、ピンセットを使って表面の肉の質感を調整、バンズの底部分の気泡も実物と見間違えるほどの再現度です…!レタスも繊維までリアルに作りこまれています。色々と試行錯誤を重ねながら、一つひとつの具材を丁寧に作り上げる工程は、気が遠くなる作業です。何日もかけて、ようやくでき上がった作品。小坂さんはこの感動を伝えるべく、実際にパッケージを開けて取り出す様子を動画でも投稿しています。制作記録です。うーん、、ちょっと感動。 pic.twitter.com/Jsrym1vCw5 — manabu kosaka / 小坂学 (@coca1127) October 27, 2023 緻密に再現された小坂さんの作品には、目を疑う人が続出。驚きの声が相次ぎました。・素晴らしい!・本当に紙!?とんでもないクオリティー!・この質感よ…。特にチーズの断面とか、表面が伸びてやや溶けながら粗くなった感じとかがすごい。『ビッグマック』がいつでも食べられるようになった現在でも、いまだに憧れの存在だという、小坂さん。こだわりが詰まった作品からは、そんな小坂さんの『ビッグマック』への特別な想いが、ひしひしと伝わってきますね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月04日映画『ザ・クリエイター/創造者』の場面写真が公開された。『ザ・クリエイター/創造者』は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を手がけ、世界中で高い評価を得たギャレス・エドワーズ監督の最新作。『TENET テネット』でも主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンと、日本を代表する俳優・渡辺謙が共演を果たす、ドラマチックSFアクション超大作となっている。このたび公開されたのは、物語の鍵を握る超進化型AIの少女アルフィーがロボットと触れ合っている姿をはじめとする場面写真。眩いビームを放つ謎の飛行物体、銃を構えるロボット型AIを収めた写真からは、人類とAIの激化する攻防戦を彷彿とさせる。人類を脅かす存在“クリエイター”暗殺という命を受け、アルフィーを見つけ出した主人公ジョシュア。しかし彼は、“ある理由”から、暗殺すべき対象であるはずのアルフィーを守りぬくと誓う――。写真にも捉えられている、登場人物たちの神妙な面持ちからは、人類の存亡を賭けて挑む戦いの狭間で心揺れ動く、熱いヒューマンドラマも予感させる。また、アルフィーと同じく後頭部から耳にかけて機械となっている謎のヒューマノイドを演じた渡辺からコメントが到着。本作への出演を決めた理由について「世界がコロナ禍にある一昨年、ギャレス(・エドワーズ監督)から連絡があった。タイで新作を撮ると。題材は“AIと人間の戦い”。今までの機械と人間という対峙とは一味違う、西洋vs東洋の価値観や文明の相違という切り口に、ギャレスらしさがあって、快諾した」と明かしている。さらに、本作の設定について「人間も痛みや喜びを学習し成長していく。同じ様にAIもそうやって成長した時代。人間に取って代わる気持ちが無いのに、人はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で行われて来た歴史にも重なる」と、今を生きる我々人類にとって身近な物語なのだと説明している。■渡辺謙 コメント世界がコロナ禍にある一昨年、ギャレス(・エドワーズ監督)から連絡があった。タイで新作を撮ると。題材は「AIと人間の戦い」早速プロットを読む。今までの機械と人間という対峙とは一味違う、西洋vs東洋の価値観や文明の相違という切り口に、ギャレスらしさがあって、快諾した。人間も痛みや喜びを学習し成長していく。同じ様にAIもそうやって成長した時代。人間に取って代わる気持ちが無いのに、人はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で行われて来た歴史にも重なる。JD(ジョン・デヴィッド・ワシントン)をはじめとする素晴らしい俳優陣が、その不思議な世界観を体現していく。デジタル世界を超アナログなジャングルでの撮影。ギャレスもインディーズで撮っていた頃に戻り、自分でカメラを担いで撮り進める。さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者たちが一番驚く事になるのは間違い無い!<作品情報>映画『ザ・クリエイター/創造者』9月29日(金) 世界同時公開公式サイト: 20th Century Studios
2023年06月29日新作『DEATH STRANDING 2』制作真っ最中のゲームクリエイター・小島秀夫監督のインタビューをお届けします。小島監督が代表を務めるコジマプロダクションは昨年、“Spaceship Transformation”をテーマにスタジオを改装。思わず見惚れる洗練された空間デザインはもちろん、クリエイティブスタジオとしての高い機能性も拡張されたという。「宇宙船とは、『スター・トレック』のエンタープライズ号なんです。エンタープライズ号の艦長は白人ですが、アジア人や黒人もいて、隣にはスポックという宇宙人がいます。僕は、そんな、差別も偏見もない宇宙船で新天地を探しに行くというコンセプトに非常に感動したわけです。新しいエントランスは、人種や出自などは関係なく、一緒に最先端のテクノロジーで違う世界に行きましょう、ここから宇宙船に乗り込みましょうという気持ちを込めて作りました。また、撮影も音の収録も全部ここで行える、この中で世界に向けた物創りができる環境にしたかったんです。幸い、ワンフロアを借りられることになり、今まで諦めていた音声のスタジオや運動をするところ、広いカフェテリアを作ることが叶いました。敷居や壁のない、全フロア自由に行き来ができることもコンセプトの一つです」思わずため息が出るような素晴らしい空間だが、ゲームを作る環境として大事なことは「設備ではない」と話す。「一番重要なのは、人間の繋がりというか、“物を創るぞ”という空気、情熱の重力場を創り出すこと。一人だと頑張れないけど、スタジオへ行くと頑張っている人がいて、刺激を受けて、自分もより頑張れるような場所。自分の欠点を誰かが補ってくれて、自分のいいところを人のために使える場所になればいいなと」あるプロジェクトチームでは、毎日、朝礼と終礼を実施している。「今日の目標を一人ずつ話してもらい、コンセンサスをとります。そこで何をするかというと、社員の顔色を見るんです。例えば辛そうな人がいると話を聞いて、『あ、彼女に振られたんだ』とわかれば手も打てますが、定期的なリモート会議だけでは、なかなかわからなかったりしますから。また、終礼では起こった問題や目標の達成状況を発表してもらうことで、できるだけ早く解決ができるように。あと、朝礼では、“今日の一言”もやっています。1日1人、順番に、こんなことがあったとか、こんな映画を観たなど、10分程度話してもらうのですが、まず、プレゼン力のトレーニングになります。また、順番は決まっているものの都合で出席できない人がいたりと突然順番が回ってくる場合があり、そのために日々、アンテナを立ててネタをストックし、話をまとめておく必要が出てくるんです。そういう目線を持って過ごしていると結構、世の中が見えてきますから。さらに、ただ“映画を観た”という情報で終わらず、それを自分がどう思ったか、また、“自分は好きだけど興行的にはどうか?”など、クリエイターとしてどう思ったかを考えることが重要に。情報と主観とプロとしての視点を一つの話に入れていくことを1年くらいやっていると結構、普通の人間ではなくなります。いくらでもインタビューに答えられますよ」そんな監督自身が、社員とコミュニケーションをとるためにやっていることがある。その一つが映画の上映会だ。「映画の新作は大体、金曜から始まるじゃないですか。だから月曜には観ている状態というのが僕のルール。好き嫌いでなく流行っている映画はとりあえず観ることが当たり前だと思っていますが、社員に同じようにしてとは言えないということもあり、始めました。僕が前説と後説をやって、しかもポップコーンまで出てきます(笑)」新作『DEATH STRANDING 2』はどんな作品になる?「配達を通じて繋ぐことの重要性は残しながらも、“繋ぐべきだったのか”という前作とは逆のテーマを掲げています。それは、コロナ禍で配達がライフラインになるなど注目される一方、そこに行きすぎも感じ、やはり人と会って話すのがいいよねという方向に考え方が変わったから。賛否が分かれるかもしれませんが、とんがっているし、今回も最後の作品になっていいという気持ちで創っています」こじま・ひでお1963年、東京都生まれ。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・奈良原友美取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月12日紙製のロボット『カミロボ』などを制作している、造形師の安居智博(@kami_robo_yasui)さん。安居さんがTwitterに投稿した、陶芸作品が「超かっこいい」と反響を呼んでいます。この陶芸作品は『あるもの』を使用して、模様を付けているのです。早速、こちらをご覧ください!スーパーで買ってきた豆腐の容器に粘土を押しつけて作った陶芸作品です。縄文式土器のように「生活の中にある形を粘土にスタンプする」というコンセプトで作りました。 pic.twitter.com/6jOoBl8lEp — 安居 智博 (@kami_robo_yasui) October 28, 2022 荘厳な雰囲気を放つ、美しい、しま模様の陶芸作品。こちらは、安居さんがスーパーマーケットで買ってきた豆腐の容器に、粘土を押しつけて作ったものなのだそうです!頭や腕など、それぞれのパーツをよく見ると、豆腐の容器で模様を付けているのが分かります。安居さんは「生活の中にある形を粘土にスタンプする」というコンセプトで、作品を作ったのだとか。「豆腐の容器を使う」という発想と、作品のクオリティの高さに、驚いた人も多いでしょう。投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。・発想が秀逸。色味や質感なども素敵です。・未来人が見つけたら、混乱しそうですね。・博物館にあっても違和感がない。・古の趣があるなぁと思えば、顔を見ると『プラ』って書いてあって、一気に現代に引き戻される。一風変わった陶芸作品を生み出した、安居さんの発想力が素晴らしいですね。みなさんの身のまわりにも、アートになりうるものが、たくさん隠れているかもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年11月01日近年、エンタテインメントの一ジャンルとして確かな地位を確立した「動画投稿」とそのクリエイター(YouTuber)にフィーチャーした初の大型展示「動画クリエイター展」が先日より、東京・台場の「日本科学未来館」にて開催されている。同展は「爆誕」「傑作」「体験」「未来」という構成となっており、特に「傑作」では、“実験系”から“教育系”、歌や料理など様々なジャンルで、若い世代を中心に絶大な人気を誇る9組(おめがシスターズ、鹿の間、しらスタ、葉一、はじめしゃちょー、ひまひま、フィッシャーズ、ポッキー、リュウジ)のYouTuberに着目。各クリエイターのブースが置かれ、彼らの撮影スタジオが忠実に再現されているほか、限定動画やその素顔やクリエイティブに迫るインタビュー、実際に撮影で使用されている貴重なアイテムなどが展示されている。チャンネル登録者数1000万人を超える人気YouTuberはじめしゃちょーのブースには、ファンにはおなじみの巨大なクマのぬいぐるみが展示されており、フィッシャーズは動画にも登場した巨大ロボ、おめがシスターズは、こちらもファンにはおなじみの“うんちゃん”の巨大なオブジェを展示している。また、ここだけで見られる限定動画も各クリエイターの工夫と遊び心が満載。鹿の間は「簡単に韓国アイドル顔になるメイクテクニック」の動画を上映。ゲーム実況のポッキーは、普段はゲームをプレイする側だが、本展ではポッキー自らゲーム"動画クリエイター展への大冒険"を制作している。「体験」ではクリエイターたちのオリジナルコンテンツを通して動画の世界を体験することができる。「フィッシャーズ企画!仲間とともにヒーローになってみた!」では、フィッシャーズふんするヒーロー「大漁戦団サカナンジャー」と一緒に浜辺を汚すゴミ怪人たちを的当てでやっつけるゲームが体験できる。「はじめしゃちょー公認! 開封の舞っぽいことをしてみた」では、タイミングに合わせて箱を叩くと、はじめしゃちょーの動画でおなじみの“開封の舞”が出来上がる。また「爆誕」では、インターネットの興隆からSNSの発達、動画発信…と現代にいたるまでの変遷をたどり、いかにして動画クリエイターが台頭したのかを知ることができる貴重な機会となっている。特別展「動画クリエイター展」は日本科学未来館にて2023年4月2日(日)まで開催。文章:くろずなおき
2022年10月26日2022年4月に、8年の連載に幕を下ろした、野田サトルさん原作の人気漫画『ゴールデンカムイ』。単行本29巻で、累計発行部数1900万部を突破した同作は、連載終了に合わせて展覧会も開催されるなど、高い人気を誇ります。そんな『ゴールデンカムイ』の人気キャラクター・白石由竹を、お菓子の『マカロン』で再現した、ホイップシュガー(@YuicihiroG)さん。その圧倒的なクオリティに驚きの声が寄せられました!かじりたくなる白石の頭のマカロン作りました #ゴールデンカムイ pic.twitter.com/FC7bM16QCU — ホイップシュガー (@YuicihiroG) May 27, 2022 作中のさまざまな表情を見事に描いた、特製のマカロン。顔は竹炭で手書きしているといい、1個につき30分以上かけて描かれた、大作です。細部にまでこだわりぬいた『白石マカロン』に、原作ファンはもちろん、キャラを知らない人からも驚きの声が寄せられました。・作品名しか分かりませんが、食べるのに勇気がいりそうですね!・表情がどれもよすぎて、食べるのがもったいないです。・めちゃくちゃ笑いました!人によっては食欲をそそられ、人によってはその逆…。意見が分かれるのも、白石というキャラの魅力なのでしょう!何より、そこまで感情を動かされるのは、ホイップシュガーさんの技術のたまものといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年05月28日クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス 2022」が、2022年7月23日(土)・24日(日)東京ビッグサイトで開催される。“日本最大級”クリエイターの祭典、約3年ぶりの「夏」開催「ハンドメイドインジャパンフェス」は、クリーマが主催する“日本最大級”のクリエイターの祭典だ。2013年の初開催から、約5万人が超えるクリエイターが参加する人気イベントへと成長し、今回は約3年ぶりの夏開催となる。会場は、クリエイターエリア・ミュージック&プレイエリア・フード&カフェエリアの3つで構成。国内外から集まった約3,000人のクリエイターが参加し、個性あふれる出展ブースでオリジナル作品の販売などを行う。クリエイターエリアでは、アクセサリーやバッグなどのファッションアイテムからインテリア、キッチン、アート、器、手工芸品などを展示・販売。また、人気クリエイターや伝統工芸士によるワークショップも開催される。フード&カフェエリアには、スイーツやパンなどの手作りフードを販売するほか、おいしいコーヒーや紅茶が味わえるカフェスペースも設置。ミュージック&プレイエリアは、全国から集まるアーティストの音楽がライブで楽しめる、贅沢なスポットとなる。なお、2022年の出演アーティストには、曽我部恵一、七尾旅人、DENIMS、大比良瑞希、bird、D.W.ニコルズ、Swagcky、GOOD BYE APRIL、CHiLi GiRLらが決定。【詳細】「ハンドメイドインジャパンフェス 2022」開催日時:2022年7月23日(土)・24日(日) 11:00~19:00場所:東京ビッグサイト西 1・2 ホール住所:東京都江東区有明3-11-1入場料:前売券:1,300円(1日券)/2,000円(両日券)、当日券:1,500円(1日券)/2,500円(両日券)※小学生以下、無料。購入方法:ローソンチケット(Lコード:33598)、セブンチケット(セブンコード:094-809)、e+(イープラス)
2022年05月01日“悲しみをたべて育つバンド”あたらよが、小説紹介クリエイターのけんごとコラボレーションすることが発表された。あたらよは東京を中心に活動する4ピースバンドで、ひとみ(Vo / G)を中心に作詞作曲を行い、アートワークや映像もセルフプロデュース。グループ名の「あたらよ」は“明けるのが惜しいほど美しい夜”という意味の可惜夜(あたらよ)から由来している。けんごは自身の動画の総再生数1.1億回超えるインフルエンサーで、TikTokで薦めた作品が続々重版決定。4月28日には小説『ワカレ花』(双葉社)を発売し小説家デビューする。けんご今回のコラボは、けんごがあたらよの楽曲がお気に入りだったということ、そしてあたらよボーカルのひとみが小説が好きでけんごのTikTokをフォローしよく観ていたことがきっかけとなり生まれたもので、『ワカレ花』の作中にはあたらよの記述が登場するとのこと。また、けんごのTikTokアカウントでは、あたらよ初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」を使用した動画がアップされる予定となっている。■あたらよ ひとみ コメント皆さんこんにちは。あたらよのVo&Gのひとみです。この度、けんごさんのデビュー作となる『ワカレ花』にあたらよを登場させて頂いたということで、本当に嬉しいです。私自身、普段から本を読むことが大好きなので、いつも目にしていた本の中の世界に自分のバンドが存在していることがとても不思議な気持ちになりました。読み終えた後に心の奥がじんわりと温くなるような、こんな素敵な作品に名前を使って頂けたことを嬉しく思います。本当にありがとうございます。■けんご コメント小説紹介クリエイター・小説家のけんごです。「小説の魅力を多くの人に届けたい」僕は、この一心で活動を続けてきました。今回、小説を執筆したのも、この想いがあってのことです。正直なところ、小説は他のエンタメに比べて、作品と出会う"きっかけ"が少ないように思えます。だからこそ、あたらよさんとのコラボは大変光栄です!素敵な音楽と掛け合わさることで、小説の可能性を大きく広げることができると思いました。『ワカレ花』をきっかけに、小説にしかない魅力と、人の心を動かすほどの力がある、あたらよさんの音楽が、たくさんの方に届くことを願っています。<リリース情報>あたらよ1stアルバム『極夜において月は語らず』発売中※初回盤は「あたらよ Acoustic Session」CDを加えた2ディスク仕様配信リンク:【収録曲】01. 交差点02. 夏霞03. 極夜04. 祥月05. 「知りたくなかった、失うのなら」06. 悲しいラブソング07. 嘘つき08. outcry09. 5210. 10月無口な君を忘れる11. 差異【初回限定盤付属Disc2】■「あたらよ Acoustic Session」01. 10月無口な君を忘れる(Piano ver.)02. 夏霞03. 晴るる04. 8.805. ピアス06. 祥月07. 嘘つき08. 優しいエイプリルフール(demo)<ライブ情報>『あたらよ 1st TOUR「極夜において月は語らず」』5月5日(木・祝) 東京・WWWX5月21日(土) 大阪・シャングリラ5月22日(日) 名古屋・SPADE BOX関連リンクオフィシャルサイト
2022年04月12日架空の商品にまつわるアイディアを、Twitterに投稿している、ミチル(@mitiruxxx)さん。ユーモアセンスがあふれる、数々の作品は、見る人を楽しませています。『こたつのキーキャップ』2022年2月19日に、ネット上に公開されたのは『こたつのキーキャップ』。キーキャップとは、キーボードのキースイッチにかぶせて使うカバーのことです。ミチルさんが、キースイッチの形から着想を得て、生み出したアイディアがこちら!こたつのキーキャップを作りました。キーボードのキーをこたつにすることができます。 pic.twitter.com/XfDGwLCaNG — ミチル (@mitiruxxx) February 19, 2022 キーボードの上で、ちょこんとその場を温めているように、存在するこたつ。「布の部分をそっとめくったら、猫が出てくるんじゃないか…」なんて、想像するだけでワクワクとしませんか。アイディアは反響を呼び、10万件を超える『いいね』を獲得しました。・素敵なアイディア。キーボードを打つたびに、和みそう。・面白い!こたつにエスケープ…ってことかな。・めっちゃ欲しい。机の上にミニチュアのミカンを置きたくなる。ちなみに、ミチルさんいわく「こたつに逃げたいので、エスケープボタンに設置しました」とのこと。仕事中に、ふと見てしまったら、誘惑に負けてしまいそうです…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月20日吹き抜けから星空も楽しめる荒木敬司さんはガーデンデザイナー、幸恵さんはフラワーアーティスト。ご夫婦ともに緑に縁の深い仕事に携わっている。そして7歳の禅くんとの3人家族だ。家は「谷戸」と呼ばれる起伏のある地形の高台に建つ。家はなんと星のカタチ!俯瞰して見るとカタカナの“オ”に近い形をしている。 この星型の家には、建物と建物に挟まれた5つの三角形の庭を含む、東西南北、様々な環境の庭がある。この環境の違う庭こそ、荒木邸が星の形になったヒミツが隠されている。オーストラリア原産の植物、暖かい場所で育つディクソニアというシダの仲間、サボテンや多肉植物、保湿のためのマットと共に地植えする食虫植物などなど、庭の環境を違いを活かした植物の実験場になっている。その育成結果が敬司さんの仕事に生かされているのだ。なんといっても高台からの眺めが素晴らしい。リビングの窓の正面に緑たっぷりな公園が見える。取材に伺ったのは冬だったけれど、四季折々の緑の変化が楽しめるとのこと。高さ約5mのリビングの吹き抜けを生かしたハイサイドの窓からは、星空も楽しめるのだそう。窓の外に公園の景色が広がる。ダイニングテーブルは敬司さんが作ったもの。サペリというアフリカ産の銘木にアイアン作家の脚を組み合わせた。複雑な星のカタチの角度が豊かな奥行き感を生む。窓の内と外、遠景の公園が、三層の豊かな緑の景色を作る。テラスの外に大谷石を敷いた。ここから見える庭はアガベを中心とした植え込み。「以前は店舗を構えていたのですが、家の居心地が良すぎて、今は家でフラワーアレンジメントの制作しています。『輪(りん)』は、ワークショップやイベントを行ったり、オンラインショップで販売もしています」幸恵さんが仕事で使うドライフラワーのストックの棚も敬司さんのDIY。下の箱はキャベツボックス。約5mある吹き抜けが気持ちいい。壁に飾っているのはアガベの大きな花のドライ。ローテーブルは敬司さんのハンドメイド。庭の鉄柵は鉄の作家さんにお願いして作ってもらったもの。光あふれる明るいキッチン星型の荒木さんの住まいは、キッチンに立つと、庭をはさんでリビングが見える。リビングのテーブルにいる家族の様子を見ながら料理ができる。リビングから数段上がったところに洗面があり、その奥にバスルームがある。お風呂に入りながら庭を眺めることもできる。星型の平面図の複雑さに加え、スキップフロアの空間の変化が楽しい。正面がキッチン、左側がリビング。幅3mのステンレスの天板のゆったりとしたキッチンは、手前がキャンティレバーになっている。窓越しにリビングが見える明るいキッチン。料理道具をかけている棚板はDIYで。食器棚はオープンに。DIYで棚板を増やしている。1階と2階の間に洗面室。右側に開いた隙間からリビングが見える。玄関はガラス戸。1階の床はモルタル。サーマ・スラブ(蓄熱式暖房)で冬は優しい暖かさ。吹き抜けを囲んでひとつにまとまる家寝室や子ども部屋に扉がなく、吹き抜けを通して、ひとつの大きな空間になっている。ドアがあるのはトイレと浴室だけ。収納にもドアがなくカーテンで仕切っているので、ものの出し入れがしやすい。「設計は前田工務店にお願いしました。友人に“きっと前田工務店が好みの家を建ててくれると思う”、とご紹介いただきました」前田工務店は、建築士、そしてカメラマンという3名体制で設計を担当。「設計図ができあがるまで、念入りに打ち合わせをしました。『魔女の宅急便』の家のような、忍者屋敷のような、吹き抜けとスキップフロアのある家が希望とお伝えしました。そして様々な環境の庭で植物の生育の実験をしたい、という希望があることもお話しました。そしてできあがったのがこの星型の家です。公園を望む高台の土地も探していただきました」古材はあえて使わなかったのだそう。「住むうちに長い時間をかけて古材へと変化する楽しみを残したいと思いました」敷地は谷を見下ろす擁壁の上にある。南側は高低差があるが、北側は敷地とフラットにつながっている。外壁は「そとん壁」と呼ばれる自然素材を使っている。2階の吹き抜け下からリビングを見下ろす。2階には2箇所、1階を見下ろせる場所があり、それぞれ違った見え方を楽しめる。階段の踏み板の隙間から見える1階と2階のドア2つはトイレ。それぞれのドアにリースを飾る。階段の下を有効活用した靴入れはDIYで製作。2階は右側に寝室、左側に子ども部屋、正面にワークスペースがある。個室や収納には扉がなく、間仕切りはカーテンのみ。2階の床は杉材のフローリング。リビングの上の橋状になった場所がワークスペース。正面に薬師池公園が広がる。新緑の季節は最高の眺めになるそう。造作デスクは正面と右側にも窓がある明るい環境。
2022年01月31日ペーパークラフトの設計などが趣味の、トモヲ(@tomowo_PS2)さん。主に段ボールを使って工作する『ダンボールクラフト』が、マイブームだといいます。トモヲさんは、自身が段ボールをもとに制作したアイテムを、Twitterに複数公開。すると、「天才か!」「実用的で感動した」といったコメントが相次ぎました。多くの人が絶賛した、作品の数々をご覧ください!コスパの良いダンボールとか紙で思いついたものを勢いで作るのが好きなんです。 #フォロワー10000以下の一次創作作家発掘フェス pic.twitter.com/gEsM282wXo — トモヲ (@tomowo_PS2) January 14, 2022 ボタンのような形で収まっている錠剤を押すと飛び出す仕組みや、タスク管理がひと目で把握しやすい表など、実際に役立つアイテムばかり。作品を見て「こんなアイテムが、我が家にもあったらな…」と、思った人も多いのではないでしょうか。トモヲさんは、わき出たアイディアをもとに設計し、家庭用の低出力なレーザー加工機を使って制作しているそうです。ちなみに、静止画で分かりにくいアイテムについては、こちらの動画をチェックしてみてください。皆様たくさんのイイねありがとうございます。静止画だとわかりにくいものを動画にしてみました。良かったらご覧くださいませ(*´∀`*) pic.twitter.com/IfA6OwKFU6 — トモヲ (@tomowo_PS2) January 15, 2022 2022年1月現在、これらの作品は販売されておらず、Twitterでは商品化を望む声が相次いでいます。・すごすぎる!こういうの大好き。・見ていてワクワクする、素晴らしいアイディア。・めっちゃ欲しい。薬を常備する側として、胸熱。斬新な発想はもちろん、アイディアを形にする力も素晴らしいですよね。トモヲさんの作品は、段ボールという素材を活かすだけでなく、誰かの役に立つことを考えながら作っているからこそ、多くの人を魅了するのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年01月16日2001年に公開され、20年経った2022年1月現在でも愛され続けているアニメ映画『千と千尋の神隠し』。同月7日には、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送され、それに合わせてスタジオジブリがTwitter上で裏話などを公開し、話題となりました。『千と千尋の神隠し』カオナシの正体は…?ジブリが明かした内容に「深いな…」同日、アイシングクッキーなどでアート作品を自作しているホイップシュガー(@YuicihiroG)さんは、Twitterにシュガーアートの画像を投稿。『千と千尋の神隠し』に登場する『坊ネズミ』や『ハエドリ』『ススワタリ』を、砂糖で作製したそうです。千と千尋の神隠しの坊ネズミとハエドリ、そして大量のススワタリをお砂糖で作りました。角砂糖と比べるとこんなに小さいです pic.twitter.com/Nh6zxLogDG — ホイップシュガー2周年イベント開催中(YouTuber) (@YuicihiroG) January 7, 2022 再現度の高さもさることながら、驚くべきはその小ささ!角砂糖よりも小さなサイズで、見事に作られています。2枚目は、作中で主人公の千尋が『えんがちょ』をする様子を、坊ネズミたちが真似するシーンを再現。千尋の足跡まで再現された完成度の高さに、多くの人が驚いたようです。・信じられないくらいかわいい!・これがお砂糖…!?世の中にはすごい人がいるものだ。・昨日『金曜ロードショー』で見たばかりの、かわいいシーンがパッと頭に浮かびました。・かわいすぎてじっと見てた。また『千と千尋の神隠し』を見返したくなる。あまりにもかわいすぎて、使うことなくずっと飾っていたくなりますね!ホイップシュガーさんは、製作過程をYouTubeで公開しています。緻密な作業で作られていく過程を、ぜひご覧ください![文・構成/grape編集部]
2022年01月08日デザインや映像、写真を中心に、いろいろな作品を手がけているGO motion(@rudesign)さん。Twitterに投稿した、1本の動画に次のようなコメントが続々と寄せられています。・ただ感動して魅了された。開花の瞬間が、こんなにも美しいなんて。・すごすぎる。生命の力強さを感じた。・「瞬きをするのがもったいない」と思うほど、美しい。投稿者さんが作成したのは、さまざまな花の開花する瞬間をとらえた、約2分に及ぶ動画。早速、話題の映像をご覧ください!約2年半かけて撮影した50種類の花の生命を凝縮した映像です。 #2021年年末に今年まだ出会ってない素敵な作品に出会うタグ pic.twitter.com/PVHUehimZ4 — GO motion (Yutaka Kitamura) (@rudesign) December 28, 2021 つぼみが花開く瞬間の、優雅でダイナミックな美しさに、見惚れてしまいます。投稿者さんは、約2年半もの時間をかけて、50種類の花の開花する瞬間を撮影したそうです。多くの人が魅了された、命が美しく芽吹く瞬間。みなさんはどの花に一番心を動かされたのでしょうか。もしよければ、教えてくださいね![文・構成/grape編集部]
2021年12月31日・めっちゃ欲しい。・面白い。天才か…!・これが小学生の頃にあったら、もっと勉強をする気になったかもしれない。ミチル(@mitiruxxx)さんが作った、ある文房具のアイディア作品に、そんな声が殺到しています。その名も『お好み焼きの鉛筆削り』。2021年12月現在、Twitterで国内外から52万件を超える『いいね』を集めた、こちらの作品をご覧ください!お好み焼きの鉛筆削り鉛筆を削ると、かつお節のようになります。 pic.twitter.com/1LgHAERlfc — ミチル (@mitiruxxx) December 15, 2021 照り輝くソースとマヨネーズ、青のりが、見るからに食欲をそそるお好み焼きをモチーフにした、鉛筆削り。鉛筆を削ると、削りカスがお好み焼きの上で踊るおかかのように見えます。遊び心のある鉛筆削りは、使うたびにテンションが上がりそうですね!ミチルさんに、『お好み焼きの鉛筆削り』のアイディアが誕生したキッカケを尋ねました。――この作品が生まれたキッカケは。普段から、思いついたことをメモしているのですが、お好み焼き店を通りかかった時、鉛筆削りの削りカスがおかかに似てることをメモしていたことを思い出し、CGですが形にしてみました。普段から、アイディアが思い浮かぶたびに、こまめにメモしているというミチルさん。お好み焼き店を通りかかった時に、お好み焼きと鉛筆削りを組み合わせた文房具のアイディアが生まれたようです。『お好み焼きの鉛筆削り』以外にも、架空の文房具にまつわるアイディアが複数投稿されている、ミチルさんのTwitterアカウント。ミチルさんは、このような活動に至った経緯について「1年半ほど前からTwitterを始めたのがキッカケです」と語りました。『お好み焼きの鉛筆削り』をはじめとする、数々の作品を生み出す中で、こだわりのポイントはあるのでしょうか。――特にこだわったポイントがあれば。こちらはCGになりますが、シュールでくすっと笑えるようなものや、単純に「こんなのあったら欲しい!」と思えるようなものを創作するよう心がけてます。『お好み焼きの鉛筆削り』は架空の文房具のため、2021年12月現在、商品化はされていません。しかし、アイディアを見た多くの人が「ぜひ商品化してほしい」と熱いエールを送っています。人々の心をくすぐった『お好み焼きの鉛筆削り』。いつか実存する商品として、「私たちの手に渡る日が来たら」と願ってしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2021年12月18日タイの伝統文化であり、野菜や果物にさまざまなモチーフを彫刻する『タイカービング』で作品を制作している、gaku(@gaku_carving)さん。1本のナイフによって作り出されたgakuさんの新作は、あまりの美しさに多くの人の目を奪いました。gakuさんが作ったのは、ブロッコリーを彫って作った魚。クリエイターのこだわりと熱意を感じる作品を、ご覧ください。ブロッコリーに魚 pic.twitter.com/jKwnQYQA68 — gaku (@gaku_carving) December 12, 2021 モコモコとした形状が特徴的なブロッコリーのつぼみは、魚の立派な尾ひれに。見慣れた食材のはずなのに、gakuさんの手によって美しい形状になったブロッコリーの尾ひれは神々しさを感じます。gakuさんにお話をうかがったところ、この作品の製作時間は3時間ほど。タイカービングらしいデザインを彫刻した魚の頭部がポイントだといいます。gakuさんの右腕とナイフ1本で生み出された幻想的なブロッコリーの魚は、多くの人の心をつかみ、拡散されました。見事な造形に、作品を見た人からは「まるで幻獣のよう」「天才現る」といった声が上がっています。クリエイターによって命を吹き込まれた作品は、その言葉通り、今にも動き出しそうな気がしますね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月16日「娘に『すごーい!』といわれ、喜んでます」そんな一文とともに、gaku(@gaku_carving)さんがTwitterに公開した1枚の写真が、国内外で反響を呼んでいます。こちらをご覧ください!ブロッコリーで鷹娘に「すごーい!」言われ喜んでます pic.twitter.com/XZQZxTBmLW — gaku (@gaku_carving) November 18, 2021 gakuさんが公開したのは、ブロッコリーを使って作った鷹です。タイの伝統文化である、野菜や果物にさまざまなモチーフを彫刻する『タイカービング』をしている、gakuさん。ブロッコリーの茎部分をメインに、リアルな鷹を手がけたところ、娘さんに褒められたといいます。ネット上では、繊細かつ大胆な技巧が生み出した作品に、感動の声が相次ぎました。・すごすぎる!娘さんにとって、自慢のパパだろうなあ。・農家です。拡大して、その繊細さに驚きました。もっと作品を見たいです。・今すぐ飛び立ちそう。ブロッコリーが、こんなにかっこよくなれるなんて…。gakuさんが『タイカービング』を始めたキッカケは、「野菜や果物に彫刻された、模様の美しさに魅了されたから」だそうです。作品を手がけた背景について、話をうかがいました!――ブロッコリーで、鷹を作ろうと思った理由は。先週あった、石鹸彫刻の作品展で鷹を作ったので「次は、野菜でやってみよう」です。ちなみに、ブロッコリーで鷹を作るのにかかった時間は3時間程度とのこと。どんなところに注意を払って、手がけたのでしょうか。――特に難しかったポイントは。難しいポイントは、嘴(くちばし)が小さいので、折れないように気を付けました。羽の1枚いちまいに宿る躍動感はもちろん、本物にそっくりなくちばしの部分にも注目ですね!gakuさんの作品は、娘さんのみならず、多くの人々を魅了しました。[文・構成/grape編集部]
2021年11月20日アトリエ倉庫と音楽スタジオを希望サウンドデザイナーの甘糟亮さんと美術装飾家のユリさんが昨年新築した家は、シルバーの細長い箱型の建物から三角形に突き出たテラスが印象的。そのユニークな外観に足を止める人も多く、「何屋さんですか?」と訊かれることもあるという。お2人が求めたのは、“窓のない倉庫のような家”。映像制作の現場を中心に活躍するユリさんは、大量の物を収納できるスペースが必要不可欠だったと話す。「フリーランスで仕事をしているので、例えば、“女の子の部屋”“オフィス”“病院”といったさまざまなシチュエーションで使用する基本的なアイテムは常に用意してあり、作品によってさらに加えたりアレンジしたりしています。そのため、その膨大なアイテムたちを収納できる倉庫が必要でした。また、撮影に使用する物をトンカチやドリルを使って製作したり、塗装したりすることもあります。近所の目を気にせず、深夜でもいつでも作業ができる場が欲しかったのです」。一方、音楽や効果音を作る仕事の亮さんは、ときに大きな音を出すこともあるという。そのため、音がもれない“窓のない家”を望んだ。1階はアトリエ倉庫と音楽スタジオ、そしてバスルームを配置。バスルーム以外には窓はない。玄関も設けず、大きな扉で開閉する“搬出入口”を設置。ユリさんのもうひとつのこだわりが、「搬出入口にハイエースを横付けできること」だった。「撮影用のアイテムを搬出する際、ハイエースにスムーズに詰め込めるようにしたかったんです。軒の高さをハイエースより高くしてもらい、扉を全開にして、どんどん詰め込む。スリッパのまま動けるため、とても便利で満足しています」。都内の利便性に富んだ住宅街に建つ。シルバーのガルバリウム鋼板の建物に、レッドシダーの三角形のテラスが絶妙にマッチ。カーポートを兼ねているテラスでは、ユリさんが撮影に使用するグリーンを育成中。2台分の駐車スペースを確保し、レンタルしたハイエースを駐車することも。大きな扉をスライドすると、すぐにアトリエ倉庫に。搬出入口が玄関を兼ねる。季節に合わせたディスプレイで彩られた表札。“甘糟”の文字は、設計士の息子さんの作品。柱のみのがらんどうだったアトリエ倉庫。シチュエーションごとのアイテムをそれぞれ収納したコンテナが整然と積まれている。「キャスターを付けてもらったので奥の物もスムーズに出せます」とユリさん。天井にはライティングレールを埋め込み、電動工具がどこでも使えるようにした。『TOTO』の実験用シンクの左奥がバスルーム。アトリエ倉庫の右奥が、亮さんの音楽スタジオ。防音設備も完備。PCを載せているのは組み立て・解体自在のペケ台(簡易作業台)。1階で唯一窓があるバスルーム。坪庭はプロの方たちと相談しながらDIY。「お風呂に入っていたら、ハクビシンが窓からのぞいて行ったので、ビックリ!」とユリさん。レイアウト自在の大きな箱2階に上がると、大きな開口からたっぷりの日差しが入り、1階とのギャップが楽しい。方杖を施したスギの柱が林立し、木の存在感を目いっぱい感じられる気持ちのよい空間になっている。「手を加えすぎないものが好きなので、素材もそのままで、現しにしています。シンプルな大きな箱を作ってもらい、そのときの用途やライフステージに合わせて自分たちで好きなようにレイアウトできるようになっています。“仮設みたいな家”ですね(笑)」(亮さん)。「人を招くことが好き」というお2人。ダイニングテーブルは、脚に天板を載せただけのペケ台(簡易作業台)を連ねて使用。来客人数や使用目的によって外したり、位置を替えたりと自在に変更できるため都合がよいという。また、3階は、余った角材を並べて釘で固定しているだけの空間。現在は細長い床になっているが、2mの角材を並べれば、いつでも増床可能だ。「子どもができたら床を広げて、奥を子ども部屋にすることも考えています」とユリさん。家族の成長やそのときのライフスタイルによってフレキシブルに対応できる家である。北向きの大きな開口から安定した光が入る2階のダイニングキッチン。向かい側は学校の校庭のため視界が広がる。方杖付きの柱は免震の役割がある。階段の手すりにはブルーに塗った単管パイプを使用。撮影時に持参する“マイハコウマ”は家では椅子としても重宝。3階は角材を置いただけのスペース。細長い空間のため、現在は縦に布団を敷いて寝ているそう。亮さんがDIYした本棚。現在、壁一面を本棚にする企画もあるそう。奥行を生むウォールライトは、照明デザイナー・岡安泉氏の作品。ユリさんがクロスステッチ(刺繍)で作製した、ゴッホの『星月夜』(左)。多肉植物が置かれたベンチは亮さんが作った。奥のドアからは屋根に出ることができ、屋根掃除の際に使用。DIYで仕上げた“みんなの家”「できるだけコストを抑えるために、壁や天井は石膏ボードで引き渡してもらい、自分たちで塗りました」とはユリさん。まずは人目につきにくい天井からスタートしたそう。高所恐怖症の亮さんも「そんなことを言ってられず、必死に取り組みました」と話す。今回設計を依頼したフジワラテッペイアーキテクツラボの皆さんや友人たちにも手伝ってもらい、丸1か月かけて仕上げたという。「仲の良い大道具の友人が2週間くらい通い続け、根気強く塗ってくれました。プロの意地からか、クオリティに妥協ができなくなったようで(笑)。最も目に入る部分の壁をきれいに仕上げてくれました」(ユリさん)。カーテンレールも自分たちで買って取り付け、暮らしているうちに必要になった家具は亮さんが破材で作製。バスルームから見える坪庭は設計事務所のランドスケープ担当の方や造園家の方と一緒に作り上げていった。「DIYはこの家で初めて体験しました。新鮮で、楽しかったですね。この家は自分の家というよりも“みんなの家”という感じ。管理人みたいな気持ちなんです。みんなが来るからきれいに使おうと思いますから」と笑う亮さん。料理好きのユリさんと最近料理に凝り始めたという亮さんのお2人がもてなしてくれる、通称『アマカスハウス』は、仲間が気軽に立ち寄れるサロンのような雰囲気がある。コロナ禍が落ち着いたときには、ますます賑やかになりそうだ。手前の作業台は友人と一緒に作製。キャスターを付け、移動自在にした。ガラスのショーケースに飾られているユニークな小物たちはユリさんの作品。造作の棚。調味料のこだわりから料理好きがうかがえる。カラフルなカゴたちは、造作のカウンターにぴったり収まるようサイズを測り、ユリさんが作製した。軽やかな蛍光色のカーテンが甘糟邸のアクセントに。トイレ内のくぼんだスペースにも、亮さんが余った角材で棚を作製した。ダイニングテーブルとして使用しているペケ台は、ユリさんの作業台としても重宝。知人の装飾会社で大量に収穫してきたオリーブの渋を抜くのが最近の日課。
2021年11月15日SouMa(@SouMaNoKirie)さんがTwitterに投稿した4枚の写真に、驚きの声が寄せられています。写っているのは、グラスやペットボトル。特にグラスは、光の反射により、繊細な模様の美しさがより一層際立っています。しかし、本物のグラスやペットボトルを撮影したわけではありません。実は、写っているのはすべて『切り絵』。どんなに目を凝らしても、本物にしか見えない作品の数々に「混乱する」「どういうこと!?」と困惑の声も寄せられました。全て、切り絵作品です。。 pic.twitter.com/Ui9vJkuRDu — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) November 6, 2021 薄い和紙をカッターナイフで切って作られている、SouMaさんの作品。グラスの光沢や繊細な模様、氷や水のリアルな質感が、すべて紙だけで表現しているのだと思うと、SouMaさんの圧倒的な集中力が伝わってくるようです。切り絵と分かっていても、信じきれない…そう思わせるのも、SouMaさんの切り絵の表現力が高いからこそなのでしょう。作品には「すごすぎる」と絶賛の声も目立ちます。・写真じゃない…ならば絵かな…と思ってたら、切り絵!?ますます、すごい。・すごすぎて意味が分からない!・世の中にはすごい天才がいるもんだ。いい意味で『切り絵』のイメージをくつがえす、SouMaさんの作品の数々。多くの人が、神の技術ともいえるSouMaさんの作品作りに、度肝を抜かれました。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日土地に出会う前から仮の図面を作成バイクや釣り、キャンプ、サーフィン…と多彩な趣味を持つ、デザインユニット『トネリコ』の君塚賢さん。都内有数の広さを持つ公園を有した住宅街でありながら、幹線道路や高速道路のインターチェンジも近い利便性に富んだ世田谷の地に、昨年自邸を建てた。「十数年前からこの近くの中古マンションに住んでいました。そのときどきの生活スタイルに合わせて3回リノベーションして暮らしていましたが、子どもが大きくなったこともあり移ることに。僕は外遊びが好きなので、山や川、海へと車で出かけるのに便利なこの辺りから離れたくなかったのです。最初はマンションを探していましたが、高騰していてなかなか良い物件がなくて。むしろ土地のほうがそれほど上がっていなかったため、戸建てを考え始めたんです。希望の条件を盛り込んで戸建てを建てたらどのくらいの敷地面積が必要か、“仮の図面”を描いてみることで、30坪はないと住みたい家は厳しいということがわかりました」。偶然出会ったというこの土地は、準防火地域の角地。通常この辺りは、建蔽率50%、容積率100%だが、耐火建築物を建てることで準防火地域と角地の緩和措置を併用して建蔽率は20%プラスされた。「ここの敷地面積は25坪ほどですが、建蔽率が70%建てられることがわかり、仮の図面で考えていたことが実現できるのではないかと思ったのです。勝手に現調したもので再度図面を引いてみて、“これははまる”と確信し、購入を決めました」。東南の角地に建つ。出入口を2方向使用できることも購入の決め手に。「玄関とガレージの場所を分けられなければ、マンションのほうが良いと思っていました」(賢さん)。板塀の内側には、四季を意識できるジューンベリーの木を中心に考えられた前庭が広がる。賢さんの愛車『ゲレンデヴァーゲン』の車高に合わせてガレージを設計。ダイニング・キッチンの下に位置する。ガレージの奥は賢さんの“秘密基地”。趣味のバイクやサーフボードのお手入れ、キャンプの準備など休日はここで過ごすことが多いそう。室内から続く浮造り仕上げの天井が贅沢。空間を立体的に。巧みなフロア構成限られた敷地を有効活用するため、スキップフロアを採用。エントランスを入るとまず200mm下がり、寝室はさらに400mm下がっている。この合計600mmの段差は、寝室の上に位置する2階のリビングの天井高2800mmをキープするため。また、ガレージの上に位置するダイニングがリビングより800mm高いのは、賢さんの愛車が収まるガレージの高さから導かれたものだ。さらに、子ども部屋は、ダイニングから続く廊下から400mm下がる。下に位置する1階の洗面室やバスルームに高い天井は不要のため、その分コンパクトな子ども部屋の天井高を確保している。「空間を立体的にとらえ、面積ではなく体積で考えていきました。それぞれの空間が心地よく感じられるよう天井高や広さを設定。さらに、リビングやダイニング、子ども部屋など各部屋での行動や目線の動きを想像し、光の入り方や風の抜け、借景を取り込んでいます」。動線の先には窓を設け、目線が抜けるように設計した。また、床のフローリングに使用した浮造り仕上げの栗の木を壁や天井(1階)にも採用し、連続性をもたせた。ボリュームの異なる高低差で変化をつけ、段差を利用した開口で奥行を出すなど、細部まで計算され尽くした空間は、体感的な広さを実現している。天井高を確保するため、リビングはダイニングより低めに設定。ダイニングの下がガレージ。元気に育っている“バキラ”は、賢さんが独身時代に小さなポットで購入したもの。「人が集まるところが好きみたいなので(笑)、リビングに置いています」。板塀に囲まれた前庭に面した寝室は、玄関から600mm掘り下げた。緑に癒される落ち着いた空間に。「街と一拍置きたかった」と、板塀内に前庭やベンチを設けた。ベンチは、玄関の外部から内部へとつながり、視線も通す。寝室を掘り下げたことで生まれた上部の段差を開口にし、光と視線の抜けを取り入れた。奥のガレージに続く部分はガラスにし、奥行を演出。足触りのよい浮造り仕上げの栗の木を床だけでなく、壁や天井にも採用。経年変化が楽しめるのも魅力。前庭へと抜けを造ったバスルーム。趣のある檜の風呂蓋はふるさと納税の返礼品で、オーダーメイドしたもの。バスルームを使用していても洗面台が使えるように、トイレ側(奥)と、バスルーム側(手前)に2か所設けた。「外出時に着ていたものを一時的にかけられるオープンなクロークが欲しかった」と、玄関近くに設置。コロナ禍になり、手洗い場が重宝。人を招くことを前提に「人を招くことが好き」という君塚さん夫妻。コロナ禍による自粛生活前は、毎週末のように友人たちが集まっていたこともあり、新しい家もそれを前提に設計した。「キッチンは誰でも入りやすいよう開かれたものにしたくて、対面式を希望しました。レンジフードもあえて真ん中につけました」とは、妻の奈々子さん。キッチン側は200mm堀り下げ、カウンターに座る人と目線を合わせ、コミュニケーションを取りやすくした。また、「ビアガーデンをしたいという構想もありました」とは、賢さん。3階に広いテラスを造ることは戸建てを建てるうえで必須だったという。「この辺りは、歩いてくると家に囲まれていますが、3階のレベルになると奥の森の木へと視線が抜け、富士山も眺めることができます。この抜けの良さもこの土地を決めたポイントですね」(賢さん)。グリーンに囲まれた広々としたテラスには、飲食をする際の使い勝手を考えてシンクをつけた。板張りの塀で視線を遮っているため、周囲を気にせず楽しむことができる。「住み始めたのが昨年の4月で、最初の緊急事態宣言が出たときでした。そのため、なかなか人を呼べず、まだ本領発揮していません。楽しみは取っておこうと思います(笑)」(奈々子さん)。造作のキッチンカウンターは円形のダイニングテーブルと同様の人工大理石。「キッチンに立っていると全体が見渡せて気持ちいいです」と奈々子さん。目線の高さも合い、会話も弾む。『アルヴァ・アアルト』のスツールは奈々子さんのお気に入り。「これを置くことを前提にカウンターを造作しました」。シンクは下げて手元を隠した。『無印良品』のバスケットを入れることを想定してデザインした収納。普段は見せたくない電子レンジなどは引き戸で隠すことができる。3階へと続く、キャンチレバーのミニマルな階段。階段を昇っているとトップライトから空に視線が抜け、まるで空に向かっているよう。トップライトからたっぷりの光が降り注ぐ3階。グラフィックデザイナーの奈々子さんの仕事場所でもある。全開できる扉の奥が広々としたテラス。板塀に囲まれた、緑豊富な心地よいテラス。「ビアガーデンをする日が待ち遠しいです」と賢さん。「家族でコミュニケーションを取る場」というリビングにはテレビはなく、エタノールの暖炉がさりげなく置かれている。バックの白い壁にプロジェクターで映画を映し出し、家族で鑑賞することもある。大らかに暮らせる自在空間造作のソファが置かれたリビングから数段上がった子ども部屋の前の廊下は、通常の廊下よりも広めにとった多目的なスペース。「子ども部屋をミニマムにしているため、子どもたちにとってはここが第2の部屋です。机代わりにして本を広げたり、腰掛けて読書したり。壁にプロジェクターで映し出した映画を観る時には、ソファのクッションを取り外してゴロンと寝転がったりも。自由に過ごしていますね」(賢さん)ダイニングに置かれたアームチェアは、『トネリコ』がアーティゾン美術館(東京都中央区)のためにデザインしたもの。賢さんの師であるデザイナーの内田繁氏の椅子をオマージュしたものであり、座り心地も抜群である。ここに座って見上げると、吹き抜けを介して3階フロアのトップライトから空へと視線が抜け、開放感に包まれる。「一度、スタッフの方たちがいらしたとき、ソファや椅子だけでなく、階段や段差などいろいろなところに座っていたのが面白かったですね」と奈々子さん。思い思いに過ごせる場所がそこここにあり、それぞれ見える景色も変わる君塚邸は、自由度が高く、暮らしの楽しみを運んでくれる。「また数年経つと状況が変わるかもしれませんが、僕ら家族の今の生活では、戸建てのこの状態がベストです。今ではマンションは考えられませんね。素材の経年変化とともに生活の変化を楽しみ、そのときどきのベストを考えながら暮らしていきたいですね」(賢さん)。3階から2階を見下ろす。スキップフロアの楽しい構成がよくわかる。階段の手すりとアームチェアの脚とは同じ太さにし、統一感をもたらしている。リビングの窓からは、前庭から伸びたジューンベリーの樹が楽しめる。ユニークな掛け時計は、イタリアの巨匠・ガエタノ・ペッシェの作品。丸太のテーブルは『トネリコ』の米谷ひろし氏から譲り受けたもの。廊下より400mm下げた子ども部屋。左側が中2の娘さん、右側が小5の息子さんの部屋。それぞれ好きな色でベッドをペインティングした。真ん中の壁は簡単に外せるため、いずれは一部屋にすることも可能。『トネリコ』の代表作、フロアランプ『MEMENTO』。光を灯すと、空間全体に光のアートが拡散される。コンセントは表に出ないよう工夫して設計。ここでは造作ソファの中に設置し、右側のスピーカーともつないでいる。スマホ立ても『トネリコ』のオリジナル。調光スイッチも隠して設置。子どもたちがよく見るという給食メニューや学校行事等の書類は扉の中に貼り、表は常にすっきり。
2021年08月23日・すごすぎる。・これが写真や絵じゃないなんて、信じられない。・頭がついていかなくて、しばらく理解ができなかった。そんな声がTwitterで多数寄せられている、こちらの作品をご覧ください。シンプルに、水!の切り絵ができました。二部作になっています☀︎ pic.twitter.com/1uJZpxzzrH — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) July 15, 2021 躍動感のある、水が入った1本のペットボトル。こちらは写真や絵…ではなく、SouMa(@SouMaNoKirie)さんが手がけた切り絵です。SouMaさんは、島根県を中心に活動する立体切り絵作家。小学生の頃から切り絵を始め、独創的なセンスで多くの人を魅了しています。みずみずしいリアルさが話題を呼んだ、こちらの作品はどのようにしてできたのでしょうか。SouMaさんに制作秘話をうかがいました!立体切り絵作家・SouMaさんにインタビュー!――作品ができたキッカケとは。水の入ったペットボトルの作品は、先日私の住む地域で起こった広範囲にわたる水害での出来事から創作しました。二部作の作品になるものなので、まずはこの一作目で、1本の水から何を感じてもらえるのか、私の作品に込めた思いを感じていただけたらと思います。島根県で起きた水害をキッカケに、SouMaさんは二部作にわたる『水』をテーマにした作品を手がけることに決めたといいます。二部作の2つ目である、もう1つのペットボトルの切り絵がこちらです。流れ着いたペットボトルの切り絵。前回に続き、水とペットボトルの二部作品は私の住む地域で起こった水害でのある出来事をきっかけに創作しました。生かす水と奪う水。当たり前のように机上にあったペットボトルを眺めながら現代に生きる人間に影響を及ぼすあらゆる水について考えた日でした。 pic.twitter.com/z6PzhG8GrX — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) July 18, 2021 ちなみに、1つ目の作品を完成させるまでにかかった時間は、3~4日ほどだといいます。SouMaさんは、普段切り絵を作る時は、下絵や設計図なしで取り組むことがほとんどなのだとか。今回の作品は、実物を見て手がけたものなのでしょうか。――市販のペットボトルを見て、作成したのか。このペットボトルは、たまたま作業机に置いていたものをモデルに創作し始めました。当たり前のように身近にあるペットボトルの水を前に、人に何かを及ぼすさまざまな水と呼ばれる存在について、考え込んでしまいました。普段は抽象的な作品を創作することが多く下書きはほとんどしませんが、このペットボトルの水はポイントとなるところをある程度描いてから作っています。今回の作品は作業机に置いてあったペットボトルからヒントを得て作り始めたのですね。SouMaさんの作品は、薄い和紙をカッターナイフで切って作られています。和紙という素材を扱う際に、どんな難しさを感じているのでしょうか。――一番難しさを感じた部分はどこか。使用する和紙はとても薄いので、すべて切ってから台紙に貼るのは困難です。そのためある程度切り終えたら台紙に貼ってしまうので、その先の切る作業はカッターマットを使わずに直接台紙の上で切るのですが、その際に刃が台紙に当たらないように目視では判断できない感覚を研ぎ澄ませて削ぐように切っていくことが難しいです。淡いコントラストの部分は削いで紙が薄く残った状態で、『剥がし切り』という技法として、展覧会で実演をする際には説明をさせていただいています。私にとってカッターナイフは、例えると見た目はボールペンなのに実は筆を持っているような感覚。一見同じ太さの線しか書けそうにないのに、技量1つで薄くしたり、かすれたり予期せぬ動きを見せてくれる表現の自由度の高いものと感じています。実は、SouMaさんの作品はつながった1枚の紙でできています。並々ならぬ集中力が必要とされそうですが、切り絵をしている時には、無心なのでしょうか。――作成中は、何か考えているのか。つながっていることを意識しながら作ることに関してはリラックスして作っています。だいたいの設計が頭にできてしまえばあとは作るだけなので。それよりも常に何作品も同時に作っているので、作りながらほかの作品の設計や手順を考えていることが忙しいですね。仕事によっては何メートルもの作品をパーツに分けて創作しなければいけないことがありますが、その手順に慣れていないのでアイディアがスムーズに出てこないことがあります。鶴を折り紙で折る時、「胴体と羽を別々に作ってください」といわれたら難しいと感じませんか。私にとって立体切り絵は鶴を折ることの延長に近い感覚です。頭の中にひらめいた設計図をもとに、作成することはSouMaさんにとっては自然なことなのだそうです。複数の作品を同時進行で手がけているため、切り絵をしている間は、ほかの作品の設計や手順を考えているとのこと。大胆さの中に繊細な美しさもある、SouMaさんの作品。SouMaさんの発想力と、それを再現する高い技量によって、唯一無二の作品は生み出されているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日『食材の記憶』をテーマにした空想のアイディアを世に送り出している、クリエイターチームのスーパーマーケットカカム(@superkakamu)。2021年2月に、Twitterに公開した『白菜のおくるみ』は大反響を呼び、54万件を超える『いいね』を集めました。「見た瞬間にビビッときた」一風変わった『おくるみ』に、世界中からラブコール!同年6月に、斬新な発想で人々を魅了するスーパーマーケットカカムが、新たな作品を公開。多くの人をざわつかせた作品がこちらです!オクラの石鹸 pic.twitter.com/WNxFB0ap0N — スーパーマーケットカカム (@superkakamu) June 13, 2021 スーパーマーケットカカムが生みだしたのは、リアルなオクラの形をした石けんのアイディア。見た目はオクラなため、複雑な気分になりますが、もちろん泡の部分はネバネバしません。作品に対し、ネット上では「めっちゃ欲しい」「一瞬本物に見えた」「緑色のネットに入れて使いたい」といった声が寄せられました。同月現在、新型コロナウイルス感染症の流行にともない、石けんやハンドソープは需要が高まっています。こんな石けんがあったら、使うたびに「見た目はオクラだけどなあ…」と、混乱してしまいそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年06月19日壁紙ブランド「WhO(フー)」(野原ホールディングス株式会社本社:東京都新宿区代表取締役社長:野原弘輔)は、クリエイターからクリエイターへ紹介によって数珠のようにバトンをつなぎ、壁紙をデザイン、商品化していくリレー企画『CREATORSCIRCLE』から、第二弾となる新柄を2021年4月1日に販売開始。ファッションデザイナー雪浦聖子による、家をモチーフにした幾何学模様には、一見単調に思えるパターンの中に見る人を飽きさせない工夫がされている。CRCC006あらゆる分野のクリエイターが参加する本企画。「TAKAIYAMAinc.」を主催するグラフィックデザイナーの山野英之の紹介により、アパレルブランド「sneeuw」を展開するファッションデザイナー雪浦聖子が今回バトンを握る。本企画の柄はWhOの“CREATORS”というカテゴリ内、「CREATORSCIRCLE」にラインナップ。次なるクリエイターへのバトンタッチにより、新しい壁紙のデザインがスタートする。壁紙ブランド「WhO(フー)」¥4,500/mTITLEhousehaushuis/mintNO.CRCC007COLOR1COLORPRICE¥4,500/m[制作背景について]「家を彩るものということで、家をモチーフに選びました。子供の頃に壁や屋根の模様をじっとみつめて、想像をめぐらしていたことを思い出し、一見同じものの繰り返しのようで少しずつ変わっていくパターンにして、家でゆっくりしているときや眠る前にじっとみつめて違いを見つけて楽しんでもらえるようなデザインにしました。」雪浦聖子(ゆきうらせいこ)/ファッションデザイナー1978生まれ。東京大学工学部卒業後、住宅設備メーカーに勤務。その後、ESMODJAPONで服飾デザインとパターンを学ぶ。YEAHRIGHT!!でのアシスタントを経て2009年にアパレルブランドsneeuwを立ち上げる。sneeuwと並行してプロダクトのデザインを手がけたり、舞台、アーティストへの衣装提供も行っている。アパレルブランドsneeuw“CREATORSCIRCLE”について『CREATORSCIRCLE』と題し、クリエイターからクリエイターへ、紹介によって数珠のようにバトンをつないで壁紙をデザインしていくリレープロジェクト。平面表現に関わらず、立体表現、映像表現、プロダクトデザインなど様々な分野のクリエイターが参加することを考え、この企画を通してインテリア空間への新たな壁紙の創出を目指します。CREATORS CIRCLE「WhO(フー)」について「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランドです。2015年7月に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する「graf」プロデュースのもと、壁紙ブランド「WhO」を立ち上げました。海外ではすでにトレンドとなっている感性豊かで多様な壁紙デザイン。「WhO」は、日本における壁紙の可能性を広げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供しています。住まい手にとってより豊かな空間を提供する手段として、個性的で表情豊かなラインナップを揃え、2016年にはグッドデザイン賞を受賞しています。デザイン性と高品質にこだわった「WhO」は、今後さらに拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。壁紙ブランド「WhO(フー)」「graf」について大阪を拠点に家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、アートから食、イベントの企画運営に至るまで「暮らしのための構造」をキーワードに、暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。graf「野原ホールディングス株式会社」について野原ホールディングスを中心とする野原グループは、建設業界を中心に建材や鉄鋼関連、セメントなどの資材販売、道路交通標識などの販売・施工を通して事業を拡大してまいりました。私たちは、2020年8月より掲げる新ミッション「CHANGETHEGAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のもと、これまでの知見をさらに磨き未来へつなげて、より一層社会に貢献して参ります。野原ホールディングス株式会社企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年04月20日1歳の息子さんを育てている、イラストレーターのyukana(@yukana_scrap)さん。子供用のリュックサック(以下、リュック)を作ったところ、ネット上で「センスの塊」「この発想はなかった」「すれ違ったら二度見する!」といった反響が上がりました。多くの人の目をくぎ付けにした、手作りのリュックがこちらです!見て見てー!ついに完成した!「からし(2g)なキッズリュック」昨日完成して早く着用させたかった!思った通りの可愛さ!たまんない!フェルトで黄色いポーチ作って塩ビシートをアイロンで接着、文字は油性ペン。既存のを参考に架空のパックをデザインリアルさにこだわったよ。 pic.twitter.com/iYTuKzNG8Y — yukana(イラスト) (@yukana_scrap) April 17, 2021 yukanaさんが作ったのは、個包装の『からし』を模したリュック!息子さんの身体のサイズにピッタリですね。インパクト抜群なリュックを持ち歩いたら、周囲の視線を独り占めできそうです!ちなみに、黄色いフェルトで作ったポーチに、ポリ塩化ビニルでできたシートをアイロンで接着して作ったのだとか。文字は油性ペンで書いていて、既存のものを参考に、架空のデザインに仕上げたそうです。yukanaさんは「そのうち、納豆のタレも作ってみたい」と語っています。我が子への愛情がたっぷりつまった手作りのリュックは、多くの人の胸をときめかせました![文・構成/grape編集部]
2021年04月19日・最高すぎる!・めちゃくちゃ欲しい。・見た瞬間にハートを奪われた。赤ちゃんのかわいさが増すね。Twitter上で、そんなコメントが寄せられた1枚の写真をご紹介します。その名も『白菜のおくるみ』。クリエイターチームである、スーパーマーケットカカム(@superkakamu)が手がけた、空想上のアイテムです。話題の作品が、こちら!白菜のおくるみ pic.twitter.com/TnLYUGTQuY — スーパーマーケットカカム (@superkakamu) February 18, 2021 「採れたてだよ」といわんばかりの新鮮な白菜の葉に、包まれた赤ちゃんが愛らしくて、クスッとしますね。こちらの作品は、国内外で話題を呼び、なんと公開からわずか2日で54万件を超える『いいね』を集めるほどの人気を博しています。多くの人の心をわしづかみにした『白菜のおくるみ』を手がけた、スーパーマーケットカカムとは、どんな人たちなのでしょうか…。『白菜のおくるみ』で話題!スーパーマーケットカカムにインタビュー『食材の記憶』をテーマにした空想のアイディアを世に送り出し、アート活動を行っている、スーパーマーケットカカム。メンバーは店長のカカムマサナリさんと、副店長のカカムユウキさんで、実在する店舗はなく、オンラインで活動中です。「世界中の人が、言語を超えてワクワクするアイディアを届けること」を目指し、日々食材にまつわる作品をネット上に公開しています。『白菜のおくるみ』のほかに、反響のあった作品を例に挙げると…。『タマネギの小皿』『生姜のセーター』見ているだけでクスッとするアイテムばかりですね。「使ってみたい!」と思った人もいるのではないでしょうか。スーパーマーケットカカムを運営する方に、お話をうかがいました。――食材をモチーフにしたきっかけや、理由って?スーパーマーケットカカムは「りんごは赤い」など、人々の記憶を利用してアイディアを考えています。中でも、食材には世界中の人々の記憶がたくさん詰まっているため、アイディアを考えるのに適していると考えております。多くの人に馴染みのある食材をモチーフにすることで、世界中の人々が、見た瞬間に心を惹かれるような作品を目指しているようです。その想いが実を結び、世界各国の人から反響が寄せられた、『白菜のおくるみ』の制作秘話とは…。――ほかでもない白菜に着目した理由は?毎月1つ以上の食材アイディアを公開しており、今回、白菜を選んだ理由は特にありません。白菜の「見た目の記憶:大きさ、丸み」、「動作の記憶:重いものをかかえて・抱いてもつ」という記憶から着想して制作しました。たまたま家にあった白菜を体重計に乗せたら3.63で、本当にちょっと大きめの赤ちゃんぐらいの重さだなあと実感しました。『白菜のおくるみ』は、白菜の見た目や重みに注目し、人々が持つ野菜のイメージから着想したとのこと。白菜を体重計にのせて、赤ちゃんの重さと比較した結果、おくるみという発想が生まれたのですね!気になるのは、作品のその後です。撮影後に、どうなるのか聞いてみると…。――撮影後の作品は、実際に使っているの?ここ数年のアイディアは、基本的にCGと写真を使って制作しております。リアルなのでよく誤解されますが、ほとんどのアイディアは実物として存在しておりません。なんと、ほとんどの作品はCGや写真を使って制作しているため、現物はないとのこと。残念ながら、『白菜のおくるみ』を始め、実在していないアイテムが多く、販売はしていないようです。まさに空想上のアイディアということですね。ますます欲しくなりました…!ワクワクとする作品を世に送り出している、スーパーマーケットカカム。ほかの作品が気になった人は、こちらをぜひチェックしてください。ウェブサイト:『スーパーマーケットカカム』Twitter:@superkakamuInstagram:supermarketkakamu[文・構成/grape編集部]
2021年02月20日漫画家である荒木飛呂彦さんが描くシリーズ『岸辺露伴は動かない』。2020年に、俳優の高橋一生さんが主演でテレビドラマ化され、人気を博しました。主人公の岸辺露伴は、人の記憶などを本のような形にして読んだり、書きかえたりすることができる『ヘブンズ・ドアー』という能力を持っています。『ヘブンズ・ドアー』を使われた相手は、身体の一部がはがれて、本のページのようになるのが特徴です。テレビドラマでは、『ヘブンズ・ドアー』によって人の顔が本のページのようにはがれる様子が映像化され、インパクトのある描写が反響を呼びました。家族で流行っている『露伴ごっこ』2児の父親である、枕井 仗二(@Dad_McFly)さん。テレビドラマ『岸辺露伴は動かない』の放送を家族で見たところ、家庭内で『露伴ごっこ』が流行ったといいます。枕井さん宅で、親子そろって楽しんでいるという、『露伴ごっこ』がこちらです!ドラマ版「岸辺露伴は動かない」を家族で見てから、露伴ごっこがはやっている。「ヘブンズ・ドアーお面ーッッ」 pic.twitter.com/mC60u3Rn67 — 枕井 仗二 (@Dad_McFly) February 6, 2021 『ヘブンズ・ドアー』を使った際の様子が、忠実に再現されているではありませんか…!手作りのお面を顔にのせて、目をつぶっているのは、枕井さんの子供たちです。ページには『苦手なもの』や『自分のすごいところ』など、考え方や好みがつづられています。細かいところにまで仕掛けがあって、読んでいるだけでワクワクとしそうです!【ネットの声】・すごく楽しそうな遊び!自分も混ざりたい。・再現度の高さにビックリした。いいアイディアだなあ。・最高すぎる!子供たちのなりきった表情もかわいい。この遊びならば、お面を作る段階から親子で楽しめそうですね。ゆかいなアイディアは、多くの人の目をくぎ付けにしました![文・構成/grape編集部]
2021年02月08日世界で3億2,000万人以上のユーザーが利用するオーディオ ストリーミングサービス Spotifyは、「発掘(Discovery)」、「共有(Community)」、「育成(Incubation)」を3つの軸に次世代を担う音声コンテンツクリエイターの創作活動を支援し、国内音声市場のさらなる活性化を促す目的で、この度、「クリエイター・サポート・プログラム」をスタートいたします。「クリエイター・サポート・プログラム」は才能ある音声コンテンツクリエイターを発掘し、データやナレッジ、プロモーション機会を提供することで彼らがキャリア基盤を確立できるようにサポートしていくプログラムです。3軸のうち「発掘」では、アワードやイベントへの協賛・協力を通じて、質の高い音声コンテンツを既に制作・配信している個人クリエイターをいち早く「発掘」し、彼らがより多くのリスナーに発見されるように協力してまいります。「共有」では、専用サイトやSNSでの発信、イベントやウェビナーの定期開催などを通じて最新情報やノウハウを共有し、クリエイターの日々の創作活動を支援します。また、クリエイターへコラボレーションの機会を提供します。さらに「育成」では、制作経験の少ない一般の方が音声コンテンツの配信を始めるきっかけやツールを提供し、その才能を発揮できるよう育んでまいります。「クリエイター・サポート・プログラム」の第一弾として、日本で初めてのポッドキャスト分野の授章式として昨年スタートした「Japan Podcast Awards」の昨年の受賞作品である『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』をはじめ、『Hapa英会話 Podcast』、『墓場のラジオ』といった個人のクリエイターが制作・運営する3つの人気ポッドキャストのスピンオフや新シリーズを、1月20日よりSpotify独占配信の新番組としてお届けいたします。また、今年も「Japan Podcast Awards」とのパートナーシップのもと、次の世代を担う才能あるクリエイターたちにいち早く脚光を当てる目的で「Spotify NEXT クリエイター賞」を新たに創設し、彼らがリスナー基盤を確立できるようにサポートしてまいります。Spotifyは2019年2月に「オーディオファースト」という新たなグローバル戦略を打ち出し、個人最適化されたリスニング体験やおすすめを通じて、音楽のみならずお気に入りのポッドキャストも発見し楽しむことができる総合的なオーディオ・プラットフォームへと進化を遂げてきました。Spotifyは各地域の市場においてクリエイターやユーザーに対するサービス提供に注力することで、世界のポッドキャスト市場の成長を牽引してまいりました。一例として、2020年には世界でもまだあまり脚光を浴びていない分野のポッドキャストを初めて制作するクリエイターを発見し、教育・指導するサポートプログラム「Sound Up」を推進しました。Spotifyは「クリエイター・サポート・プログラム」のもと今後もますますクリエイターの支援に注力し、国内ポッドキャスト市場のさらなる拡大を目指してまいります。<クリエイター・サポート・プログラム 第一弾 3番組 詳細>番組名: 『コテンラジオ Spotifyオリジナル』2019年Japan Podcast Awards大賞、Spotify賞ダブル受賞。人気歴史キュレーションプログラム「コテンラジオ」から、Spotifyスピンオフ番組が登場。歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人(株式会社COTEN 代表取締役 深井龍之介と楊睿之 通称ヤンヤン)と圧倒的歴史弱者(株式会社BOOK代表取締役 樋口聖典)がお届けする歴史Podcast。このスピンオフ番組では、本編では語りきれなかった偉人のエピソードや、本編では扱えなかった歴史軸を少しライトに語っていきます。コテンラジオの導入編としても、さらに歴史を知りたい方にもぴったりなプログラムです。歴史というレンズを通して「人間とは何か」「私たち現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!? 笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム!ぜひお楽しみください。・配信日:隔週土曜日5時・初回配信日:1月23日(土)・番組URL:番組名: 『Hapa英会話 presents ENGLISH MINDSET』2020年、Spotify日本国内で最も再生されたポッドキャスト番組であり、人気の英会話学習音声コンテンツ “Hapa英会話 Podcast”から、Spotifyだけで聴くことができるスピンオフ番組がスタートします。この番組では、実際に海外で働きながら英語力を獲得した人や、ネイティブでは無いけれど努力で英語力をアップさせた方などにインタビューを行い、英語を学習するためのモチベーションの保ち方や、思考ロジック“MINDSET”を学んでいきます。英語学習のその先。人にフォーカスした新しい英語番組のスタートです。・配信日:毎週火曜日5時・初回配信日:1月26日(火)・番組URL:番組名:『墓場のラジオ - Forest Stories -』音声コンテンツの可能性と面白さをテーマに、ポッドキャスト番組の制作や、イベント企画・運営をメインに活動する徳島発のクリエイター集団、TOCINMASH。活動休止の沈黙を破り、彼らの代表作である人気Podcastプログラム「墓場のラジオ」がSpotify独占配信で復活します。今度の墓場はSpotify!? 成仏できるはずもなかった彼らが再び、墓場より蘇る!壊れたラジオのつまみを回すと、たまたま波長があったのか、何かが聞こえる夜がある…。ここは現代社会の隙間の隙間、この世のどこかにある墓場。ここに埋葬されるのは「逝き場をなくした思い」たち。誰にも言えない怒りや悲しみ、ひとり抱えた疑問や発見。それらを供養するかのようなヒソヒソ話が今日も聴こえる…。TOCINMASHが送る、全108夜1話完結型ポッドキャスト番組です。なお、今回の配信復活を記念して、墓場のラジオSeason1、Season2の厳選エピソード集もSpotifyで独占配信されます。・配信日:毎仏滅 18時・初回配信日:1月29日(金)・番組URL: については2008年のサービス開始以来、音楽の聴き方を進化させてきました。 Spotifyでは6,000万曲以上の音楽や190万番組以上のポッドキャストを無料でも発見・管理・共有いただけますが、有料のプレミアムプランである「Spotify Premium」にアップグレードいただくと、広告が入らず、より良い音質で、ダウンロードすればオフラインでもお楽しみいただけます。Spotifyは世界で最も人気のあるオーディオ ストリーミングサービスであり、世界92の国と地域で1億4,400万人以上のSpotify Premium会員を含む 3億2,000万人以上のユーザーが利用しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月21日