2015年6月25日 12:00
美しい日本語を身に付けると「いい出会いに恵まれる」?
正しい言葉を身に付けると自分自身、そして周囲の世界が変わります。
美しい言葉を使った方が良いことはわかっているんだけど、なかなか意欲がわかない……。そんな人に、「美しい日本語」を使うとどんな良いことが起こるのか、作詞家の吉元由美さんと、ことば研究家の高橋こうじさんに教えてもらいました。
■自分に自信がつく。
美しい日本語で話すことは相手のためだけ、とは限らない。自分の話す言葉は、常に自分の耳にも聞こえているのだから。
「自分の言葉を聞くことは、自分を鏡で見ているのと同じこと。
きれいな言葉を使っているうちに、自分を大切に思う心が自然と芽生えてきます。そして自分は美しい言葉を話すにふさわしい、価値のある人間なのだと思えるようになるのです」(高橋さん)
同じく、正しい敬語を身に付けることも大切なこと。敬語をきちんとした文法で話せるようになることで「いつ、どんな場所に招かれても大丈夫」という確かな気持ちが湧いてくる。美しい日本語を身につけることは、大人としての自信をつけることと心得て。
■人からの評価が変わる。
「使う言葉はその人そのもの。たった一言に、生きてきた道のり、価値観までもが透けて見えます」