2018年4月11日 11:30
ドキドキ新生活…悩める男子が恋して「大人になる瞬間」を覗き見!
というのも、僕も19歳から21歳くらいまでの間に反抗期のようなときがあったんだ。特に、母に対してだね。というのも、僕は母に似ているがゆえに、母のなかに自分を見いだしてしまっていて、「自分は別の人間になりたい!」という強い気持ちに駆られていたんだ。
劇中でトーマスは生まれ育ったアッパー・ウエストサイドから安アパートのあるロウアー・イーストサイドに移っているけど、実は僕も同じロンドン内で実家から一番遠いところにひとりで引っ越したことがあるんだよ。トーマスのような自己発見とは少し違うけれど、そのときにいろいろな経験を通して自分を見つけたというのはあったんじゃないかな。
本作で登場するキャラクターのなかでも注目は、人生のアドバイスをくれる隣人のW.F.ジェラルドという名の中年男性。
この出会いによってトーマスは変化していきますが、ご自身にもメンターのような存在はいますか?
カラム
この作品で描かれているような隣人というほど偶然ではないけれども、実際に僕の人生でもW.F.に相当するような年長で尊敬できる人がいるよ。まずは僕の演技のコーチで、友人としても親しい関係なんだ。
あとは、ジョージというエジプト人のご近所さん。