2018年8月1日 20:00
ブランド志向は弱まり…現代女子の「ときめき」の基準とは?
それは、友だちなど身近にいる大切な存在に対しても、同じことがいえるという。
「最近では、自分を豊かにするためではなく、誰かに喜んでもらったり、コミュニケーションをとるために、モノを買うなどお金を使う人が増えています。ちょっとしたギフトにぴったりの商品がよく売れているのも、そのことが一因になっているといえるでしょう」(三谷さん)
国境もデバイスもボーダーレス化するカルチャー。
様々なツールが進化することで、より広範囲のカルチャーをキャッチできるようになり、ときめく対象も豊かになっている。
「日本女性はビューティやファッション、セレブやカルチャーに関しては、海外発で話題性のあるものは“とりあえず試したい”“押さえておきたい”という欲求が強いように見受けます。インスタなどで情報がいち早く手に入るのもプラスに作用しているはず」(編集者、ライター・山縣みどりさん)
「ネットフリックスなどの配信ツールが充実し、未知のカルチャーに出合える機会も、ぐっと増えました」(「She is」編集長・野村由芽さん)
オンリーワンを発見することこそ喜びに。
「値段やブランドに惑わされず、自分にとって価値あるものを愛でる人が、昨今、多いように感じます。