2018年12月26日 20:40
OKAMOTO’Sがデビュー10周年 新作は“らしく”ないけどカッコイイ?
ドラムを一切叩いていない曲もあるし、コウキのデモをインストにアレンジし、原曲を知らないショウにメロディをつけてもらったり、自由にアレンジして。それをバンドできっちり合わせて仕上げていきました」(レイジ)
もしかしたら彼らを知るファンは、らしくない、と感じるかもしれない。しかし彼らは「“らしさ”って自分たちにはわからないし、そこにこだわりはない」と口を揃える。
「作っている自分たちの感覚としては、生身を感じるものが作れたな、という気持ちが大きい。伝え方によっては、普通にカッコいい曲だね、と言われるだけでももちろん嬉しいけど、作っている自分たちの心情や姿勢まで感じてもらえたらより嬉しいですね」(ショウ)
「音源を聴いてもらったミュージシャンの方々から連絡が来て、すごくカッコいいアルバムを作ったねと言われました。そんなふうに評価されたのは初めての経験でしたし、10年間やってきたことすべてが、このアルバムに繋がった気がして、よかったなと思いました」(ハマ)
10代でデビューした彼らも、’19年で全員が28歳になる。タイトルに『BOY』と名付けたのは、刹那的だけど、ぴったりではないだろうか。