2015年11月13日 18:45
全長100メートルの超巨大絵画、六本木で初公開!『村上隆の五百羅漢図展』
村上 隆 《五百羅漢図》(部分)2012年 アクリル、カンバス、板にマウント 302 x 10,000cm 個人蔵 ©2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
世界を舞台に活躍するアーティスト、村上隆(1962~)。その作品は国際的にも評価が高く、世界の名だたる美術館はもちろん、ヴェルサイユ宮殿からも展示の依頼を受けるほど人気があります。
そんな村上の日本国内では14年ぶりとなる待望の大規模展覧会『村上隆の五百羅漢図展』が東京・六本木の森美術館で開かれています。
本展の最大の見どころは、全長100メートルの超巨大絵画《五百羅漢図》。五百羅漢とは、釈迦の教えを広め、人々を救済したといわれている500人の弟子たちのこと。江戸時代の絵師たちが描いた五百羅漢図にインスパイアされた村上は、日本中の美術大学からスタッフを集め、2012年にこの大作を仕上げました。
本作品は、完成後すぐに海外へ渡ってしまったため、今回が日本ではじめての里帰り展示となります。この貴重なチャンスは見逃せませんね。
村上隆といえば、日本のアニメや漫画、オタク文化を取り入れたポップアートが有名ですが、大学時代は日本画を専攻。