2015年12月12日 22:00
フィギュアスケートマニアが語る! 観戦前に知りたい3ポイント
平:ほんとにそう。テレビだと、そんなに違いがわからないけど、生で観ると歴然。テレビでもリンクの看板を見ていると少しわかる。
最勝:あとは、氷の音。上手い人は、滑っている時の音が静か。
平:滑っている選手の気持ちや気迫が、観客にグッと迫ってくる時もあって。そういう時は、自然と会場に一体感が生まれるんです。
最勝:ファイナルには進出できなかったけど、ブラウン選手なんかは、まさにそう。
4回転がなくても、ステップやスピンで観客を惹きつけられるので、よくスタンディングオベーションが起こります。
平:さらに難しいジャンプも決まって、ノーミスという時は、観客の歓声も作品の一部になって、テレビ越しに感動が伝わるという。
柴田:中国大会の時の、本郷選手のフリーは、まさにそうでした。終わった瞬間、周りが立ち上がって、“ブラボー”“ブラボー”で。
最勝:いい演技をした選手には、拍手をしながら“ブラボー”って声をかけるんですけど、私たちにはハードルが高いので、普通にリンクに花束を投げ込んでいます。会場で売っていますから。
平:それが習慣なんですけど、中国はぬいぐるみ。花は売ってない。
柴田:テレビをつけて氷の上が賑やかだったら、神演技の証。