2015年12月28日 12:00
2016年は“丙申年” 3つのワードで読み解く新年の流れ
2016年はどうなるの?丙申年を知る3つのキーワード。
干支、と言われて私たちに馴染み深いのは、12年周期で毎年巡る、子、丑、寅などの12種類の動物たち。
「実は、干支はいわゆる十二支だけを指すのではなく、“十干”と“十二支”を組み合わせた、中国の“陰陽五行説”に基づく、60通りの組み合わせを指すのです」と教えてくれたのは占術家の昇龍さん。
中国四千年の歴史が育んだ“陰陽五行説”とは、私たち人間を含め、自然界の全てのものが“木、火、土、金、水”という気のエネルギー“五大元素”で構成されると考える五行説と、森羅万象を“陰”か“陽”のパワーに分類する陰陽説とを組み合わせた考え。
「60年で一巡する十干十二支は、それぞれ五行と陰陽が持つ、気のパワーを宿しています。だからこそ、時代に与える影響は強く、毎年の運気を読み解くのに適しているのです」
‘16年は丙申の年。そこで昇龍さんに、時代の運気を占ってもらった。
キーワード(1)【行動】
様々な物事の形が明らかになってくる“丙”の運気。‘15年は、なかなか自由に行動できない、閉塞感を感じる運気の乙(きのと)の年でしたが、‘16年は好転。太陽の陽気を心身ともに感じる、清々しい一年となるでしょう。