2019年12月28日 19:00
“みんな”でアガれる曲より“私”が主役…2020年の流行りモノ予想!
LGBTQという言葉が日常的に使われるようになったように、ジェンダーの枠組みや定義はより自由なものになりつつある。
「映画やドラマ、本でもLGBTQを描くことが自然になってきています。ただ、繊細な問題でもあり、表現の仕方によっては誰かを傷つけてしまいかねない。そういった感覚の重要性はいよいよ高まります」(さかいさん)
また、国はもちろん、ライフスタイルや年齢の壁もどんどん薄く。
「カップル文化が根強く残る欧米で、最近ビッグスターからも“セルフパートナー”という在り方が支持されています。恋人がいてもいなくても、自分が幸せなら構わない、それをお互いに尊重しようという一歩進んだ個人主義の時代に入ってきているのではないでしょうか」(さかいさん)
コンテクスト
歴史や、文脈への敬意が作品の完成度に表れる。
ボーダーレス化がますます進む時代のヒット作は、さまざまな分野から生まれる。
「今はSNSで熱意や応援を可視化できる時代なので、さまざまな分野で盛り上がっている作品や人物を簡単に知ることができるし、楽しめます。
だからこそ、ニッチな分野からでもメジャーヒットが生まれる傾向も」(アニプレックス・高橋祐馬さん)