くらし情報『「したあとの朝日はだるい…」 ホストクラブオーナーが選ぶ、“短歌”を味わう5冊』

2020年9月19日 21:00

「したあとの朝日はだるい…」 ホストクラブオーナーが選ぶ、“短歌”を味わう5冊

ビジネス的な言葉の表現との違いに触れることができ、短歌の世界の入り口に立てるので、これから始める人にも。それにしても、選出した歌の“したあと”って何ですかね(笑)」

『あなたと読む恋の歌百首』俵 万智/文藝春秋
「したあとの朝日はだるい…」 ホストクラブオーナーが選ぶ、“短歌”を味わう5冊


私をジャムにしたならどのような香りが立つかブラウスを脱ぐ――河野小百合
歌人の俵万智さんが選んだ恋の歌100首。幸せに満ち溢れていたり、許されない恋に悩んでいたりと、さまざまな恋模様が詠まれている。「それぞれの歌に俵さんの解説と感想が付き、短歌の自由な鑑賞の楽しみ方を教えてくれます。選出した歌を、どの立場でどう読むかは人それぞれに違うでしょうが、私はこんなにエロティックな女性を知らない。想像するだけでエロいです。
100首もの作品が読めるので、短歌を学びたい人にも」

『歌に私は泣くだらう妻・河野裕子 闘病の十年』永田和宏/新潮社
「したあとの朝日はだるい…」 ホストクラブオーナーが選ぶ、“短歌”を味わう5冊
何といふ顔してわれを見るものか私はここよ吊り橋ぢやない――河野裕子
乳がんの宣告を受けた女流歌人・河野裕子。闘病生活の中で歌を詠み続けた夫婦の物語。「病気の告知から亡くなるまでの闘病記とともに、互いの気持ちを込めた歌が連なります。死に向かう物語を背景にした短歌に触れることで、言葉の強さをあらためて知ることができる。

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