くらし情報『最高裁判事、パンクの女王も…エレガントな色香漂う“闘う女性”とは?』

2020年11月22日 21:00

最高裁判事、パンクの女王も…エレガントな色香漂う“闘う女性”とは?

ファッション、話し方、仕草、内面……。スタイリストの谷崎彩さんが考える、色香漂う大人の女性とは?

柔らかく闘う女性から滲み出る、エレガントな色香。

エレガントな二人と、注目する一人の人物。
海外のファッションシーンと深く関わりを持っている、スタイリストの谷崎さん。特にヨーロッパでよく聞く女性を称賛する言葉の一つが、“エレガント”だと言います。

「日本ではコンサバな印象がありますが、ヨーロッパで“エレガント”は、最上級の褒め言葉。知性や生きる姿勢、存在全体から放たれる空気感などに対して使われる言葉です。つまり、エレガントな人には知性と色気があると思うのです。
私はスタイリングをする際色気を意識しますが、重要なのは、服よりも着る人。内面からにじみ出る色気のある女性の姿にグッとくる。同性の目から見てもカッコいいですよね」

そんなエレガンスを感じる女性の一人が、今年惜しくも87歳でこの世を去ったルース・ベイダー・ギンズバーグ。

「最高裁判事になった時、男性用に作られた法服に、レースなどの装飾を加えることで、男性のためだけのものではない、と表現した。大きなものと闘いながらも自分らしく好きに装うことを忘れず。

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